全国でココだけ！の半生アジフライが絶品！「さじるし食堂」小田原漁港 早川

2023年12月8日

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さじるし食堂とは？

小田原漁港のさじるし食堂は2020年7月オープン。ただ母体となる水産卸業はなんと430年の歴史があるとか。

食べログのお店のPRには以下のように書かれています。

創業430年の小田原魚商の味

​天正15年 水産仲卸として創業した“鮑屋”は、430年に渡り小田原の地域に根付き、鮮魚を地元はもちろん、日本各地へお届けして参りました。歴史に裏付けされた確かな目利きと知識を活かし、魚商ならではの海の幸を厳選し、小田原の地物と併せてご提供させていただきます。​

自分がさじるし食堂を知ったのはテレビのアジフライ特集。厳密にいうとテレビで使用した動画をYou Tubeで見たものですが、その中で紹介された「半生アジフライ」がすごく気になりました。

アジの鮮度が良いのはもちろんのこと、かなりの職人技らしく同様のものを提供している店はないとか。

そこまでアジには興味がなかった自分も先日トーキョーアジフライで食べたフライは今まで食べたアジとは別格の美味しさ。マグロに質の差があることはよく知っていましたが、アジも同様なんですね。

さて、当日は家から2時間くらいかけて12時くらいにさじるし食堂に到着したのですが、これは大悪手のなりかねない行為でした。

なお、さじるし食堂は2023.12.05現在食べログ3.46、Google Map4.3。この近辺の飲食店はグーグルの口コミが多い店が多いので、そちらの方が信頼できると思います。

小田原漁港 さじるし食堂の行き方、外観、メニュー、記帳制、セルフサービス

〒250-0021 神奈川県小田原市早川１丁目4−１０

JR 東海道線 早川駅より徒歩7分

閉店時間は1時間ほど短くなっているので注意が必要です。

さじるし食堂の営業時間

さて、自分は予備校講師1年目に1年間小田原に住んでいました。小田原漁港も小田原にあると思っていたのですが、勘違い。隣駅の早川駅が最寄りです。

JR東海道線 早川駅

職種を変えたばかりで猛烈に忙しく、当時は食べ歩きをする余裕など全くありませんでした。もったいない事をしたのか。

ということで、早川駅を降りるのは全くの初めて。電車の中からも海が見えていましたが、小田原に少し戻った海側に魚市場らしきものが見えます。

魚市場からほんの数分離れた通りに多数の飲食店がありました。

少し進んで左にさじるし食堂が見えています。

さじるし食堂の外観

店頭で名前を書くようになっています。待っている人もいますが、それほどではない。一安心と思ったのですが。

半生アジフライと特撰さじるし海鮮丼の写真

これを見て一瞬血の気が引きます。半生アジフライは1日たった20食の数量限定やんけ。詰んだか。

ただ、隣のさじるし海鮮丼も良さげ。まあこれでも良いか。

他にもメニューは豊富。美味しいものを食べられることは間違いなさそう。

ところでこちらかなりのセルフサービス店でした。

基本はフードコートを思い浮かべると良いと思います。席の案内以外は受け取りも片付けもセルフ。

さて、すぐには案内されないだろうと、周囲を散歩。少し気になっていた「食堂 大原」はこの日月曜日は休みでした。今度行こう。

小田原漁港 さじるし食堂 券売機と店内の雰囲気

さて、10分くらい経って戻ってくると、おばちゃんが店員と話しています。半生アジフライの有無を確認しているよう。「まだあります。今日はたくさん準備しました。今はですけど」

おおっ、半分諦めていた半生アジフライはまだあるようです。自分の直前で売り切れとかやめてよね、と思ったのですが。

さじるし食堂の券売機

ありました！ふー。食券制でしたが、左から2番目のボタンは光っています。危ねぇ。

しかし、たまたま運が良かったとはいえ12時に来ちゃ行かんですよね。半生狙いの皆さんはもっと早く到着されることをお勧めします。

食券をゲットし、案内されたカウンター席へ。食券くらいは取りに来てくれるのかと思いきやこれもセルフでした。

厨房の手前で食券を渡します。

お茶もセルフ。「温かいお茶」と書かれていますがかなり温い。まあ半生アジフライが食べられるから大目に見ましょう。

あと、食券を渡した際にアジの骨せんべいを頂きましたが、これが美味しい。ビールは飲みませんでしたが、酒のつまみに良さそうです。

10分ちょっと待ってブザーが鳴ったのでアジフライ御膳を取りに行きます。

小田原漁港 さじるし食堂で頂いた半生アジフライ御膳

なかなか豪華な陣容。

半生アジフライ御膳＠さじるし食堂 早川

漬けの刺身や付き。それに味噌汁、柴漬け。それにタレや薬味も。

映像や写真で何度も見たとはいえ半生のアジは不思議なビジュアル。

赤みの濃淡があるのが面白い。

半生アジフライ＠さじるし食堂 早川

左からごま味噌ダレ、ポン酢ダレ、薬味はしょうが、ねぎ、大葉。

まずはそのまま頂きます。

温かくも冷たくもない。まさに半生。

アジはすごく柔らかくあまり脂身があるように見えないのですがジューシーさもありすごく美味しい。これも素晴らしいアジだな。

また、肉などと違いもたれる感じがなくいくらでも食べられるというか。どんどんなくなっていきます。いくら食べても飽きません。

漬けの刺身も美味しく。大満足で完食しました。

ただ、このアジ、アジフライで食べても刺身で食べてもすごく美味しいよね？機会があったら試してみたい。海鮮丼も。

ここまで来るのは大変でしたが、再訪する日も遠くなさそうです。