蟹が美味しい！大行列のグルメ回転寿司「金沢まいもん寿司」上野店

2019年7月31日

2023年6月2日

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独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業：英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
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日本各地から東京に進出 ワンランク上の「グルメ回転寿司」

東京で手頃で美味しい回転寿司と言えば真っ先に浮かぶのが美登利寿司系列の「活 美登利」。

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お値段以上で満足度が高い。えぐい行列を除けばほとんど不満はありません。

また、「活」よりも空いていて安い「もり一」も普通の回転寿司よりワンランク上の美味しさだと思っています。

しかし、最近では地方から強豪が続々と東京に進出。これらは回転寿司でありながら、普通に地元の高級魚を高い値段で出していたりします。

この高級回転寿司をひとまとめにしたような名称は定まっていないようですが、「グルメ回転寿司」と呼ばれることもあるようです。今回は一応この呼び方を使わせてもらいます。

(グルメは「美味しい」という意味でなく「美食家」という人を指す名前なので使って欲しくないけど、グルメバーガーのように広まっている様子)

特に「根室花まる」は何度か行こうと思ったことがあるのですが、銀座東急プラザの店舗も東京丸の内KITTEの店舗もとんでもない行列。結局諦めました。

そして今回行った御徒町の「金沢まいもん寿司 上野店」の大行列はもしかしたらそれ以上かも。

えーい。待つのを気にしていたら行けないとばかりとある日曜日の夜に行ってみたのですが、待ち時間に関しては意外なからくりがあって、そこまで長く並ばずにすみました。

そして金沢からわざわざ輸送してきた(と思われる)寿司はどれも高レベル。珍しい魚もあるし、蟹！がめちゃ美味かったし人気の秘密はよく分かりました。

わざわざ行く価値は大いにあり！と思います。

「金沢まいもん寿司」 上野店の外観、予約システム

御徒町にあるのに上野松坂屋。

その松坂屋の南館がいつの間にか「パルコヤ」(PARCO_ya)なる商業施設に変っていました。

パルコヤの店内はアパレルやアクセサリーが中心ですが、小さな店舗の集合体という感じ。その6階が「口福回廊」と名付けられた飲食店街。

上野藪そば、新宿つな八、銀座アスターなど偶然なのか地名がつく飲食店が多いですが、金沢まいもん寿司もその一角にありました。

うわっ、やはりすごい人がいる。

こちらは店内の前に予約用のディスプレイがあり、こちらで必要事項を記入するとレシートのような紙切れが出てきてこれが予約の証明書になります。

QRコードをスマホから読み取ると自動的に予約システムに繋がります。

げげげっ、120分以上待ち！

これは少し待つか迷います。しばらく買い物に行って様子を見ることに。

40分ほどふらついてからスマホの画面を見るとようやく105分待ちと表示されました。

とりあえず店舗の前に戻ります。正確な時間を店の人に聞いてから5階のスターバックスコーヒーで待つつもりでした。

しかし戻って店頭にあるディスプレイを見ると、なんと自分の番号が消えています。どういうこと？

店の人に聞くと、なんとすでに自分のことを1回呼んだそう。マジか？

「105分待ちだったからふらついてたんですよ！」と少し怒って言うと、最初の方の待ち行列に入れてくれたようです。ゼロからだったら帰るしかなかったですが。

そして、5分ほど待って自分の順番が呼ばれました。1人だったから？

ただ後から気づいたのですが、2人でも同じような感じだったかもしれません。特に混んでいたのは奥のテーブル席のようだったので。

例えば5人以上で一緒の席でないと嫌だ、というなら本当にそれくらい待つかもしれません。

結局自分は1時間も待たずに座れました。

ということで、金沢まいもん寿司 上野店の予約システム。ウェイティングパスと言う名前でしたが、かなりいい加減でした。

もちろん保証はできませんが、少人数なら表示されたよりも早く順番が来る可能性大だと思います。

「金沢まいもん寿司」上野店の店内の様子、注文方法

店頭ではのど黒推しのようでひときわでかいポスターがあります。

のど黒の美味しさはよく分かっていないのですが、前回「活美登利」目黒店で食べたものがそれほどではなかったので今回はパスすることに。

それでもせっかくだから北陸日本海の新鮮なネタが食べたいなぁ。

さて、カウンター席。まあ普通の回転寿司と言いたいところですが。

醤油が数種類。どれも凝っていてワンランク上の感じでした。特にまいもん醤油は美味しかった。口当たりが全然違います。

創業400年、金沢大野の直源醤油と寿司を食べるための醤油を開発したそうです。

抹茶もなかなか美味しかった。給湯器のレバーはどちらを回しても同じところから出てくる少し不思議な作り。

注文ディスプレイから。このあたりはやはり回転寿司。

実際に回っているものは少なく、結局ほとんどディスプレイから注文しました。

「金沢まいもん寿司」上野店で頂いたもの

サッポロ黒ラベル 樽生(中) 590円

サッポロ黒ラベル 樽生(中)＠金沢まいもん寿司 上野店

まずはビールで喉を潤してから、最初は無難なものにします。こちらの見えでは◯◯三昧というセット物が充実していてそちらから選びました。

人気もん三昧 サーモン えんがわ はまち (390円)

人気もん三昧 サーモン えんがわ はまち＠金沢まいもん寿司 上野店

どれも美味しかったのですが、サーモンは流石にノルウェー産？かな。

他のものも産地どこだろう？とふと思います。最近野菜の産地が書いてある店がありますが、書いていてほしいなぁ。

あぶり三昧 サーモンあぶり えんがわあぶり はまちあぶり 390円

あぶり三昧 サーモンあぶり えんがわあぶり はまちあぶり＠金沢まいもん寿司 上野店

同じものの炙りバージョン。はまちやサーモンは脂身が好きなんですが、炙られて良い感じに脂身がそがれても美味しい。なんか不思議ですね。えんがわが半端なくコリコリして美味しいです。

真あじ 290円

真あじ＠金沢まいもん寿司 上野店

回転していたのもで唯一手にしたのがこちら。こちらは北陸産かな？

なんか上品なアジです。脂身が程よく、しっかり歯ごたえがあって、もちろん臭みもありません。見た目は派手でないですが、すごく美味しかった。

そして、今度は確実に北陸なものを選びました。

富山白えび軍艦 660円

富山白えび軍艦＠金沢まいもん寿司 上野店

おおっ、金箔が載っている。白えびは富山湾の宝石と呼ばれているそうですが食べるのは初めてかも。

独特の甘みがあります。甘海老よりも甘い。なんか見た目の通り味も上品です。もちろん海老なので良い感じに歯ごたえもあります。これは美味しいなぁ。

そして、最後に蟹を選択します。

かにがんこ盛り 780円

かにがんこ盛り＠金沢まいもん寿司 上野店

なんでがんこ盛りという名前がついたのかは知りませんが、蟹がどーんと載っています。こりゃすげー。緑のものはカニ味噌。

食べてみるとすごい新鮮です。普通蟹は冷凍したのものを解凍しているせいか、余分が水分があったりしますが、それが全くありません。(冷凍じゃないということ？)

最初はちびちび1つづつの蟹をつまんで食べていたのですが、少しでもしっかり蟹の味がします。

そして、途中でがぶりと一気にシャリまで含めて頂きました。口の中がかに三昧。うめぇー。感動！

お腹いっぱいになったので締めにします。

あれっ、ビールがあるから5皿しか食べていないのか？それでもゆっくり、じっくり味わったせいかしっかり満腹です。

値段は回転寿司のそれとは思えませんが、満足度からすると決して高くは感じませんでした。

「金沢まいもん寿司」上野店の行き方と営業時間

〒110-0005 東京都台東区上野３丁目２４−６ パルコヤ6階

上野駅からも10分くらいですが、JRの方は御徒町駅を利用した方が良いかと。ほんの数分です。上野店という言い方が松坂屋もそうですが紛らわしいですね。

「金沢まいもん寿司」上野店の感想と食べログ採点

金沢まいもん寿司 上野店 （寿司 / 上野広小路駅、上野御徒町駅、御徒町駅）
夜総合点★★★☆☆ 3.7