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【キッチン南海】神保町店 愛され続けた60年 感動の最終日詳細レポ

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2020年6月26日 「キッチン南海」神保町店が惜しまれつつ閉店

2020年6月26日に神保町の「キッチン南海」が閉店しました。

この件に関しては多くのメディアが取り上げ、当日はテレビのニュースでも大々的に報じられたほどです。

創業は1960年というから実に60年もの長い歴史に幕を閉じました。

自分がすごいなと思うのは「キッチン南海」が常に行列店だったこと。自分が初めて行ったのは20年くらい前でそれからはたまに行くくらいでしたがいつも行列。

また店に入らずとも「キッチン南海」の前を通りかかるといつも行列がありました。

飲食店は一時的に流行することはあるものの、継続するのは本当に難しいと思います。一時期行列だった店は現在は閑古鳥が泣いているというのも珍しい話ではない。

「キッチン南海」がこれだけ長く人気を保ち続けたのは「顧客に愛されている」という要素も大きいと思います。

「キッチン南海」じゃなきゃ、「キッチン南海」の代わりはない、という人が多いのですよね。なのでわざわざ遠くからでも足を運ぶ常連客が多かったとか。

そして「キッチン南海」の代名詞とも言える黒いカレー。今ではたまに見かけますが60年前からあったというのが驚きです。それが病みつきになる美味しさでしかも安い。

「キッチン南海」のカツカレーは消費税が10%になった今でも税込み750円。安く提供するのは社長の信念だそうです。B級グルメな自分にはこの上なくありがたい。

なお、今回閉店した理由はコロナではありません。

神保町キッチン南海 閉店の理由

神保町キッチン南海 店頭に貼られた閉店の理由

 

店頭に貼られた貼り紙に書かれたように建物の老朽化が原因です。

ちなみに「キッチン南海」の斜向いにある有名餃子店「スヰートポーヅ」は既に閉店しています。

スヰートポーヅ@神保町

スヰートポーヅ@神保町

 

ただ閉店したと書かれただけで理由は分かりませんが、こちらはコロナの影響も無関係ではないような気もしますが。いずれどこかのメディアが真相を明らかにしてくれるかもしれません。

なお、弊ブログはこちらにも「キッチン南海」神保町店の詳しい記事がありますので、よろしくお願いします。

 

 

2020年6月26日 「キッチン南海」神保町店の行列の様子

さて、「キッチン南海」神保町店の最終日。閉店が告知されてからはとんでもない行列で2時間は待つという話を聞いていました。

「キッチン南海」の営業時間は11時15分~15時00分および17時00分~19時30分。

1番空いていそうと思った16時半くいらいに現地に到着します。

やはりすごい列です。

結局「揚子江菜館」の後ろ、「ココカラファイン」の横という位置で待つことに。

後で紹介しますが、食べ終わった後の行列はこの2倍くらいになっていました。

Wi-Fiが使えるので何のWi-Fiか確認するとココカラファインのものでした。ずっとこの付近にいたので助かりました。

暑い日でしたが、激暑でもありません。また予報では夕方から雷雨の可能性もあったのですが、結局雨は降らず助かりました。

さて、「夕焼け小焼け」が流れてきたなと思ったらこれが5時の合図だったようで、行列が一気に前に進みます。

テレビクルーの姿は見えませんでしたが、写真を撮っている人が多数。スマホがメインですが一眼レフを持ってきている人の姿も。

また動画を撮っているのかずっと店にスマホを向けている人もいました。

さてしばらく待って17時50分頃、店に近づいた頃に店内から女性スタッフが注文を取りに来ます。超混雑店のスタッフ常で無駄なことは一切話さないテキパキとした対応。

カツカレーとクリームコロッケを注文。カレー以外は食べたことがないので注文したい気もしましたが、やはり最後はカレーは外せないという結論に。

ちなみにキッチン南海の南海は今はなき南海ホークスから取ったもの。南海ホークスのチームカラーが緑だったのでキッチン南海の看板も緑なんですね。

名物の木彫りの象。

元祖カツカレーと書かれた木彫りの象

元祖カツカレーと書かれた木彫りの象

 

元祖カツカレーと書かれています。なぜ象なのか理由は分かりませんが、インド→カレー、インド→象の連想だと思うのですがどうでしょうか?

ただのショーウィンドウの写真ですが、列に並んでない人でも写真だけ撮る人が多くて撮るのに一苦労。人がいないわずかのタイミングで撮った貴重な?写真です。

ちなみに帰る時(18時20分くらい)に撮影した行列の写真はこちら。

この行列どこまで続いているのだろう?

なんと神保町の交差点手前!まで続いていました。3時間待ちだな。これは。

この辺にテレビクルーがいて、「見て下さい、この行列!」のようなセリフで始まる映像を撮っていました。

 

 

2020年6月26日 「キッチン南海」神保町店で頂いたカツカレーとクリームコロッケ 隣の席はインタビューを受けている南山茂社長だった

18:05頃にカウンター席に案内されます。結局並び始めてから95分待ちで入店できました。

テーブル席だとぎゅうぎゅう詰めになるのでラッキーと思ったのですが、この日はそこま詰めている感じはありませんでした。これもコロナの影響でしょうか?

卓上にはごまドレッシング、福神漬、ごま塩他、調理料が充実しています。

しばらくして隣の席にスーツ姿の男性とともに「キッチン南海」の南山茂社長が登場。どうやらこの席でインタビューをするようです。

お近くで拝見する南山社長は大袈裟ではなく90歳とは思えないような若さ。特に滑舌がはっきりしていて早口ですらあります。

名刺が置かれていたので見ると「スポニチ」でした。

先程、調べると本日付でスポニチのキッチン南海の記事があったのでリンクを貼っておきます。

聞こえてくる話はほぼメディアで既に報じられているものでしたが、カレー屋を始めたのは神保町は学生街で当時の学生は皆麻雀をやった。(今はゲームとかあるからあまり流行らないけどね)

雀荘で麻雀をしながら食べやすいものはカレーと考えたのだそう。なるほどですね。目の付け所が素晴らしい。当時は出前もしていたようです。

さて、インタビューを聞いていてるだけでも楽しかったのですが、カツカレーが到着。

カツカレー@キッチン南海

 

何度も見ていますが、「これだよ、これ!」と心の中でつぶやきます。

風味が良いのですよね。スパイスもしっかりでコクのある洋風なカレー。

カツは衣がサクサクで濃厚なカレーと実に合います。

自分にも思い出があり、社長の話が間近で聞けたせいもあって、いつもより更に美味しく感じます。

そしてクリームコロッケ。

クリームコロッケ@キッチン南海

クリームコロッケ@キッチン南海

 

こちらも最高にサクサクな食感。

クリームがとろとろで最高に美味しい!

さて、余韻に浸りたかったのですが、後に続く長い行列を考えると長居する訳にはいきません。

「ごちそうさまでした」と大声で言うと厨房のスタッフはいつものように感じよく「ありがとうございました」と応えてくれて気持ち良く店を後にしました。

 

 

「キッチン南海」の今後は?

神保町に新店舗

さきほど貼り紙の写真を再掲します。

下の方に

なお、7月中に神保町花月の向かいに のれん分け独立店 キッチン南海を開店予定です。宜しくお願い致します。

とありました。

補足すると神保町店で20年以上修業した料理長がのれん分けの形新店舗を出すそうで、現在の味はしっかり継承されますね。

また「神保町花月」はリニューアルして「神保町よしもと漫才劇場」になったようです。

神保町の新「キッチン南海」は開店したら早速レポートしたいと思っています。

キッチン南海の店舗

また、キッチン南海はすでにのれん分けした店が多数存在します。この他にものれん分けした店の更にのれん分けした店もあるようです。

【 キッチン南海の店舗 2019年10月時点 】

神保町店 – 総本店。東京都千代田区神田神保町1丁目
東池袋店 – 豊島区東池袋4丁目
南池袋店 – 豊島区南池袋1丁目
両国店 – 墨田区両国2丁目
駒場店 – 目黒区駒場1丁目
梅ヶ丘店 – 世田谷区梅丘1丁目
下北沢店 – 世田谷区北沢2丁目
高円寺店 – 杉並区高円寺南4丁目(高円寺北2丁目から移転)
上井草店 – 杉並区井草5丁目
早稲田店 – 新宿区戸塚町1丁目
馬場南海 – 新宿区下落合1丁目。下井草店から移転
向ヶ丘遊園店 – 神奈川県川崎市多摩区登戸
キッチンニュー南海 – 埼玉県川口市西川口4丁目。過去には都区内にも「ニュー南海」の店舗が存在した
つくば店 – 茨城県つくば市吾妻1丁目。カレー専門店。つくばクレオスクエアQ’tフードコート内店舗
松本店 – 長野県松本市中央4丁目。本店の親族が経営
カレーの南海 – 世田谷区祖師谷1丁目。カレー専門店

南山茂 社長の今後

これで引退ではなくあと5年は働きたいと明言されています。

スポニチの記者もその辺を尋ねていましたが、まだ誰にも話していないそう。何かを始めた際にはこれも話題になりそうですが楽しみですね。

 

 

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