食べログ4超え!高田馬場「とん太」職人芸が光る芸術的な旨さを堪能
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
姉妹ブログ海外旅行情報館。海外旅行再開したい。
以下のボタンクリックで応援して頂けると、メチャ嬉しいです。
(1日1回有効。1クリックして頂けると10ポイント加算されます)
東京ランキング | にほんブログ村 |
今回の内容
2019年に3月21日にとんかつ成蔵(なりくら)が閉店
あの「とんかつ成蔵」が完全に閉店?
いつもご覧いただきありがとうございます。
誠に勝手ではございますが、諸事情により3月21日をもちまして「とんかつ 成蔵」は閉店とさせていただきます。
8年半もの長い間お世話になりました。
あと1ヶ月と少しですが精一杯頑張りますので、みなさまどうぞ宜しくお願いいたします。
— とんかつ 成蔵 (@Narikura_1010) 2019年2月16日
先日の「成蔵」のツイートには驚きました。なんと、東京のとんかつ店で人気ナンバーワンの「成蔵」が閉店するというのです。
これまで何人もの人に勧められながらも行ったことのない成蔵。2時間待ちとか3時間待ちと聞いていたので半分諦めていました。
しかし、これは閉店する前にどうしても行っておかないと いう気になりました。
成蔵に行ってみると整理券は終了
いつから始まったのかは知りませんが、現在の成蔵は整理券方式だとか。
昼よりも夜の方も空いている。整理券は16時50分頃に配布とという情報があったので、16時50分ぎりぎりに行ったのですが。。
店のから下の方に伸びる坂にはとんでもない行列。
しかしここで待っているとしばらくして店員さんが来て「整理券はもう終了しました」とのこと。マジか?
仕方ないので色々と聞いてみました。
・この日は16:40頃には整理券が終了した。
・確実に整理券を取るには16時頃に来ないと無理かも。
というような事が聞き出せませした。
しかしこれは2月22日の話ですが、最近のTwitterを見ると、
とんかつ 成蔵 実食。
本来だと16時配布の夜の整理券ですが、13:40に行った時には既に40名ほど並んでました。14:40には定員に達した模様で、配布開始されました。早い人だと12:53から並んでた方も。 pic.twitter.com/FUpQYpZxSr— 馨 (@kaoru01121208) 2019年3月2日
なんと14:40で整理券終了!とのこと。ちなみに営業開始は17:30ですが。。
これはよほどの覚悟がない限り成蔵に行くのは諦めた方が良いかも。
成蔵は閉店ではなく移転するだけ?
ただ更に店員さんと会話を進めると気になることが。
成蔵は閉店するのではなく、休業して移転するとのこと。これ以上の事は教えてくれませんでしたし、場所も聞いていないし、確定情報ではないかもしれませんが、基本は移転と考えて良さそうです。
なんだ、あの成蔵店主のTwitterの書き方だと完全閉店だと思ったのですが、そうではない?ようなので、自分は諦めて新店舗になり(おそらく) 店舗が広くなってから再訪したいと思います。
追記:成蔵は2019年7月8日南阿佐ヶ谷に再オープン
どうやら完全予約制になったようです。こちらのサイトから予約できます。
ご予約受付
09月10日受付… 09月後半ご来店分
09月25日受付… 10月前半ご来店分
5日から20日前予約といった感じでしょうか?受付日ははやはり混むのでしょうね。今度実際に使ってレポートしてみたいと思います。
「成蔵」に入れないので仕方なく「とん太」に行ってみたら
ということで、この日は「とんかつ成蔵」では食べられないので予定を変更して「とん太」に向かうことにしました。
「とん太」は東京を代表する名店とう話は聞いていたものの、「成蔵」に入れないので仕方なく行ったのですが、仕方ないという表現がこれ以上なく失礼なほど、感動するとんかつでした。
今まで「とんかつ檍(あおき)」のとんかつが東京で1番美味しいと思っていたのですが、「とん太」はそれ以上?。衝撃的に美味しかった。この日「成蔵」で食べられていたとしたら「とん太」とどちらの方がより感動したのか、調べようはないのですが興味があります。
高田馬場の老舗の名店「とん太」とは?
食べログで「東京✕とんかつ」で1位は先の成蔵で4.13ですが、2位はとん太で4.09。
これは地域名を入れない場合でも同じで、すなわちとん太は日本のとんかつ屋の中で2番目に評価されている店ということになります。
高田馬場はとんかつの名店が集う街ですがこの2店舗は突出しています。
高田馬場のとんかつ屋はいつかは行かない思いつつも、自分の行きやすい街のとんかつ屋から攻めていました。
そこまで遠くないわけでもないのに、これまで自分が「とん太」を軽視していた事に深く反省した次第です。
夜の「とん太」の行列
事前情報では昼のとん太は行列があるものの、夜はそこまででもないと聞いていたのですがとんでもありません。
18時開店で17時40分の少し前にとん太に到着したのですが、店の前の行列はもちろん、店の脇を入った路地にも行列がありました。
数えると自分は12番目でした。食べログ情報だとカウンター席は10席、座敷テーブル2卓8席との事ですが一巡目で座れるか少し不安になります。
ただ幸運にも何とか18時の開店時の1巡目で座ることができました。
ただ店の方が1巡目に座れなかった方に「30分ほどお待ち下さい」と言っていましたが、実際に最初に食べた集団(4人組)が店を出たのは18時40分すぎ。
12番目の自分が食べ終わったのは19時を過ぎていました。低温調理ということで、揚げるのに時間がかかるため、とん太で待つには成蔵ほどでないにせよ時間の余裕が必要かと思います。
ちなみに自分が帰る際には行列は更に大きくなっていました。
「とん太」のメニュー
店の外に貼られたニュー。
こちらは中にあったもの。
お昼は1,020円の安いロースかつ定食とヒレかつ定食があるようですが、夜は上と特上のみ。
自分は特上ロースかつ定食2,160円を頼みましました。自分の周りに座っていた方々もロースとヒレの違いこそあれ全員特上を注文していました。
なお、とんかつ屋に何軒も行くようになって始めてわかったのですが、このような場合特上にすることをお勧めします。とんかつ屋は量もですが、上と特上で質が全然違うことがあるからです。
何度も行ける店なら比べてみるのもありですが、今回のように滅多に行けないような店の場合は何も考えずに特上を注文するのが正解と思います。
2,000円を超えるとんかつが安いとは思いませんが、飲みに行くことを考えたら安いかと。
とん太の雰囲気
食べログによるととん太の創業は1976年。店の外観も年季が入っていますが内観も年季が入っています。
そして厨房に立つのも老大将とでもいうのにふさわしいご高齢の方。その横には奥様と思しき同年代の方。そして、給仕の女性も若い方ではありません。
長年同じメンバーでやってきたのでは?と感じます。
また、皆さん結構固い表情で仕事をされています。最近の若者では出そうとしても出せないような雰囲気ですが、単純に真剣に仕事に向き合っているためと思います。
開店当初、最初に並んでいるものたちが席についていきます。普通は順番をわかりやすくするために順番に座らせるものですが、その辺の指示は出しません。皆適当に座っていきます。
しかし、給仕の女性はメモも取らずにしっかりと順番を覚えていて、きっちりと順番通り食事を提供していきます。
ちなみに味噌汁もしじみ、豚汁 わかめの3つから選べます。18席もあり選択肢もかなり複雑なはずですが。
全員が真剣に仕事に取り組んでいるため笑顔は少ないけど、嫌な思いをするようなことは全然なく、漬物や豚汁などメイン以外の食事が提供されるタイミングも最適で、むしろ真面目な仕事ぶりにプロ意識を感じました。
ソースの説明があります。
塩は2種類、ドレッシングにケチャップまで用意されています。気配りが良いですね。
卓上にもごまのミルがありましたが、それとは別に個々人にすりばちが出されます。
一度にとんかつが提供される数は5人分くらいでしょうか?とにかく低温調理というのは時間がかかるようです。自分も目の前の可愛いブタさんを見ながら気長に待ちます。
そして18時40分すぎにようやく自分の席にも食事が運ばれてきます。
とん太で頂いた特上ロースかつ定食
最初に豚汁と漬物がきます。
豚汁は根菜類がたくさん入っている模様。漬物は注文しないでついてくるものとしては内容も量も充実しています。
そして、ついにお待ちかねの特上ロースかつ定食。
少しピンクのかつが見えています。
この時点では特に美味しそうには見えなかったのですが。
見た感じはかなりレアです。じっくりと揚げていたので火はしっかり通っているはずですが。
まずは一口何もつけないで食べてみます。
うわっ。なんですかね。この食感。めちゃくちゃ柔らかくジューシーでもあるのですが、ジューシーさがすごく上品です。
林SPFのとんかつ店のようには肉厚ではありません。そして見た目と違いレアな食感でもありません。未知の味に狐につままれたような感じになりますが、すごく美味しいです。
そしてふと揚げ手の方を見て心の中で「職人芸ってこういうものだな」とつぶやきます。言葉で表現できない凄さを感じたというか。
ちなみに「とん太」がどの銘柄豚を使っているかは調べたものの分かりませんでした。もちろん良い豚を使っていると思いますが、揚げる前の工程でも職人芸があるのでは?と推測します。
そこからご飯や豚汁、漬物の一つ一つをじっくりと頂きますがどれも繊細な仕事であることが分かります。どれも文句のつけようがありません。
豚汁は豚以外の出汁が効いていて野菜もたっぷりで美味しい。
豚の脂を大量に摂取したはずですが胃にもたれるような感じもなく食後感はスッキリ。外でも店の中でもずいぶんと待ちましたが、満足感たっぷりで店を後にしました。
とん太の行き方と営業時間
〒171-0033 東京都豊島区高田3丁目17−8
高田馬場駅の早稲田口を出て大通りを少し真っ直ぐに進みすぐに左折。そのまま通りをしばらく真っ直ぐに進み新目白通りとの信号を右折するとすぐに「とん太」が見えてきます。
高田馬場から5分少々。
【 とん太の営業時間 2023.03食べログより転載 】
火.水.金.土 17:30~20:20(L.O.)
定休日 月曜・木曜・日曜・祝日
営業日はわずか週4日のみなのでご注意下さい。
また、大将は高齢のため今後長く続いていく店とは限らないように感じます。
とん太の感想と食べログ採点
【 とん太の感想 】
・The 職人芸! 写真や自分の文章力では伝えきれない美味しさがつまっている。
・ロースかつは柔らか、ジューシー。それだけならいくらでもあるが、ここまで上品に仕上がっているとんかつは初体験。
・サービスも笑顔満開ではないが、万事きちっとしていて素晴らしいと思った。
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
姉妹ブログ海外旅行情報館。海外旅行再開したい。