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【上海発 生煎】焼小籠包の大人気店「大山生煎店」自由が丘 本場とは違うな

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2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)

世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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生煎 (しぇんじぇん) とは?

まず「生煎」と言われても何のことか分からない人もいると思うのでウィキペディアから引用させて頂きます。

生煎饅頭(シェンジェンマントー、なまやきまんじゅう、やきしょうろんぽう)とは、挽き肉の具を小麦粉の皮で包んだ包子を、鉄板で蒸し焼きにした点心。中国の上海料理である。

日本ではあまり知名度が高くない料理であるため、日本での料理名は定まっていない。上海(スープ入り)焼きまんじゅう、煎り焼きパオズ、上海焼き豚まん、焼き小籠包など、さまざまな呼び方で紹介されている。生煎饅頭と小籠包は、本来調理法の異なる別の料理であるため、中国や台湾で、焼き小籠包のような呼び方はされない。

自分は生煎の詳しい正体を知らない頃に上海で食べたハマったことがあります。超アツアツの生煎は抜群に美味しかった。

しかもコスパが抜群。有名チェーン「小楊生煎」の生煎は4つ6元くらいで、100円もしない。物価の高い上海でこのコスパは神だと思ったものです。

なお、ガイドブックには「焼き小龍包」と紹介されていたのでこれが1番普通の名前だとずっと思っていたのですが、中国ではそうは呼ばれていないというのはウィキペディアを見て初めて知りました。

さて日本に帰ってから日本でも「生煎」を食べてみたいと思いましたが、「生煎」の店は極端に少ないんですね。

しかし、調べてみると自宅からさほど遠くない自由が丘に「大山生煎店」という人気店があることが分かり早速行ってみました。

しかし大山生煎店で食べた生煎は上海で食べたものとはかなり違うもの。値段も自由が丘価格だし、店内に少しある席は満席で結局立ち食い。店員の態度も感じが良いものではありませんでした。

ということでしらばく足が遠のいていたのですが、店の前を通ると相変わらず混んでいます。

また吉田羊さんは何かの番組で「大山生煎店」絶賛していたし、数年も経てば味も良い方に変わっていると期待して久しぶりに行ってみることにしました。

自由が丘「大山生煎店 (たいざんしぇんじぇんてん)」

レシピに関してホームページに説明があったので引用させてもらいます。

生煎は上海を代表するローカルフードです。老上海時代に、ある一族がお茶屋の点心としてはじめ、1930年代に専門店が生まれました。大きな鉄鍋で焼きあげた生煎はモチモチ&カリッとした皮、アツアツのスープ、ジューシーな肉あんが特徴です。大山生煎店の生煎は、ルーツの一族の味をいまに受け継ぐ上海の老舗人気店「阿三生煎館」の貴重な門外不出の秘伝のレシピを日本人としては初めて伝授してもらい現地の美味しさを提供しています。

「阿三生煎館」という人気店の秘伝のレシピを使っているとのことです。これが売りなんですね。

店内にも同様のことが書かれた貼り紙がありました。

ただ実際に食べてみると特に「カリッとした皮」の部分には大いに疑問を感じました。

自由が丘「大山生煎店」の外観、メニュー、店内の雰囲気

自由が丘駅から数分。車通りも人通りも多い交差点を渡ったところに「大山生煎店」はあります。

入ったことがない人でも存在を知っている人は多そう。商売的にはこの上ない立地です。

メインは焼き小龍包ですが麺のメニューもあります。

中に入るとほぼ満席。8席ほどあるカウンター席は満席でした。

タイミングが悪かったのか「焼き小龍包6個」を注文すると 「今から作るので10分ほど待ちます」と言われます。

メニューはこんな感じ。

【 自由が丘 大山生煎店の主なメニュー 】

焼き小龍包 (3個) 360円
焼き小龍包 (6個) 720円
スーラータン麺 670円
汁なし担々麺 670円
鶏と干しエビの中華粥 600円
スーラータン 500円
中華そば 670円
素粥セット 650円

安そうに見えてそうでもありません。麺はスモールサイズ。

それにしても壁には一面に芸能人のサイン。テレビ局というのは新たな店を開拓するより同じ店を何度も何度も使う傾向があると思いますが、まさにそんな感じ。

まあそれだけ話題性はあるのでしょうね。

手前では手作りで餡を皮に包んでいるのが見えます。

そして店の手前では大鍋で餃子を炒めているのが見えます。

最初は水分で温めている感じですが途中で油を投入。しっかり炒めている感じになります。

結局10分ならぬ15分くらい待ってようやく完成フェーズ。

胡麻やらネギならをふりかけています。

気がつくとカウンター席も空きがあったので席を確保。自分の順番が呼ばれたので取りに行きます。

なお、店内はセフルサービスです。

自由が丘「大山生煎店」で頂いた焼き小龍包 (6個)

生煎(焼き小龍包)@大山生煎店 自由が丘

正面から見ると皮がぷりっとした感じで美味しそうです。

ただ焼きは甘い感じ。上海で食べたものは焦げ目がずっと強かったと思います。

やけどに注意ということで指示通り小籠包のように食べます。

しかし中のスープは温い。そのまま食べても火傷することはなさそうです。上海のものは猫舌でない自分でもヤバいと感じるくらいの熱さでしたが。

またこのスープがやや甘ったるい感じで口の中がベタつく感じ。これも秘伝の味なのかな?

また「カリカリ」をうたっている底の部分もカリカリには程遠くボソボソしていて、食感があまりよくありません。

皮の表の方はもっちりして美味しいのですが、餡はほぼひき肉のみ。これは上海も同じだったと思いますが、やや単調な感じにはなります。

うーん。前回こちらで食べた時よりも劣化しているのではないでしょうか?

また、こちらの店員さん、おそらく日本人だと思いますが、セフルサービスで片付けて視線を合わせても一言もありがとうもありません。

その辺だけ中国人ぽくて、何だろうな?と思います。

まあ、上海は飛行機で2時間ちょいで行けるので、生煎は無理に日本で食べようとしなくて現地に行ったほうが良いかもしれません。

自由が丘「大山生煎店」の行き方と営業時間

〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1丁目4−6

【 自由が丘 大山生煎店の営業時間 2023.04食べログより転載 】

12:00~20:00
※売り切れ次第終了

定休日 火曜日

自由が丘「大山生煎店」の感想と食べログ採点

【 自由が丘 大山生煎店の感想 】

・上海の老舗の秘伝のレシピとのことだが上海で食べる生煎とは別物に思える。

・焼きが甘く、下の部分がカリカリどころかボソボソしていて食感がイマイチ。そのまま食べると火傷するとのことだったが、中のスープは温めでとても火傷するような熱さではなかった。

・混んでいるせいか店員の接客はイマイチ。この点は本場中国のような感じがあるが。

 

大山生煎店肉まん・中華まん / 自由が丘駅奥沢駅緑が丘駅
昼総合点★★☆☆☆ 2.7

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