B級孤独のグルメ

「野田岩」麻布飯倉本店 200年以上の歴史 ミシュラン一つ星の老舗にB級グルメが潜入してきた

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2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)

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B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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野田岩 (のだいわ)とは?

野田岩は江戸末期の寛政年間(1789年-1801年)に創業。軽く200年以上の歴史がある本当の老舗です。

ウィキペディアより一部引用させて頂きます。

初代岩次郎が麻布田島町にあった当時の有名鰻店狐鰻で修行し、寛政年間現在地の飯倉四丁目に独立して野田屋を立ち上げた。周辺の武家地を商圏として仕出しを行い、また赤羽橋を隔てて赤羽にあった水天宮の参拝客でも賑わった。

なんと創業当初から飯倉にあったのですね。

昭和32年(1957年)、長男兼次郎が五代目を継いだ。戦後天然鰻の入手が困難になり、店を度々閉めざるを得なくなったため、養殖鰻の導入を決断した。更に下北沢、銀座や百貨店に進出して多店舗展開を進め、真空パックによる市販、ワインやキャビアとの食べ合わせを勧めるなど、新しい試みを次々と打ち出した。80歳を過ぎた現在でも現役で調理場に立ち、平成19年(2007年)厚生労働省より現代の名工に認定され、平成25年(2013年)にはNHKプロフェッショナル仕事の流儀に取り上げられるなど、メディアへの露出が増えた。

六代目は婿の昇が継ぐ予定である。

現在は「五代目 野田岩」と名乗っていますが、五代目の金本兼次郎さんはもう90歳を超えているとか。生きる伝説なんですね。書籍も出版されています。

六代目も決まっているようで、今後も野田岩の技が継承されていきそうですね。

現在野田岩は麻布飯倉本店の他、銀座店、下北沢店、日本橋高島屋店そしてパリ店!。

また親族創業の横浜野田岩、大森野田岩、うなぎ処おお葉(旧店名 かね本 野田岩)があります。

なお、五代目 野田岩 麻布飯倉本店は2023.07.25現在食べログ3.73、Google Map4.3。ミシュランガイド東京には10年以上連続で一つ星に選出されています

五代目 野田岩 麻布飯倉本店の行き方、外観、営業時間

〒106-0044 東京都港区東麻布1丁目5−4

地下鉄大江戸線赤羽橋駅、又は日比谷線神谷町駅より東京タワー方面へ徒歩5分

六本木駅からの行き方はなんとなく分かっていましたが、赤羽橋が最寄りのようなのでこちらから歩くことに。

五代目 野田岩 麻布飯倉本店の外観 その1

五代目 野田岩 麻布飯倉本店の外観 その1

店頭の坂をもう少し上ると飯倉交差点があります。ちなみに帰りは六本木駅まで歩きましたが徒歩15分くらいでした。

五代目 野田岩 麻布飯倉本店の外観 その2

五代目 野田岩 麻布飯倉本店の外観 その2

それにしても渋い店構え。1975年に飛騨高山の古民家を移築し、土蔵造風の店舗となったようです。

「蒲焼 創業江戸末期 野田岩 狐うなぎ 芝麻布飯倉」とあります。狐うなぎって何?と調べると天然うなぎの事でした。

【 五代目 野田岩 麻布飯倉本店の営業時間 】

11:00~13:30 / 17:00~20:00
※終了時間は、最終入店時間。

定休日 日曜日(月曜日は不定休。その他、7.8月の土用の丑の日、夏期休暇、年末年始休暇あり)

なんと土用の丑の日、野田岩は営業しません。通常の3倍以上も注文が殺到することで、 提供するうなぎの質を落としかねないというのが理由だそう。

五代目 野田岩 麻布飯倉本店 のメニュー、店内の雰囲気

ずっと行きたいと思っていましたが野田岩ですがB級グルメには敷居が高い。ただこの日は午後から六本木で用事がありました。これは野田岩に行けということだなと勝手に解釈。

混雑具合や予約が必要かなど、何も分かっていませんでしたが、突撃することにしました。土用の丑の日の数日前で行列覚悟でしたが、12時半に到着すると、すんなり中に入れてびっくり。

一階で少し待ちます。重厚というか歴史のある高級な作りに圧倒されます。接客も老舗だけあってとても丁寧。一見客のおじさん一人客も丁寧にもてなしてくれます。

メニューは直前に口コミを読んで煮こごり、鰻巻き、鰻重にしようと思っていました。

野田岩 麻布飯倉本店のメニューその1

野田岩 麻布飯倉本店のメニューその1

鰻の煮こごりは700円、鰻巻きは620円という手頃な価格です。

野田岩 麻布飯倉本店のメニューその2

野田岩 麻布飯倉本店のメニューその2

野田岩 麻布飯倉本店の鰻重・蒲焼メニュー

野田岩 麻布飯倉本店の鰻重・蒲焼メニュー

鰻重は山吹5,000円にしました。ちなみに違いは量だけそう。全体的に安くはありませんが、一般的な高級店と比べて高い感じはありません。

天然鰻は時価ということで見向きもしませんでしたが、後から近くに座っていた人が注文していました。養殖より1,500円ほど高くなるそう。

ただ、店の人の説明だと白焼きにしないと違いは分かりにくいとか。自分もいつか天然の白焼きと養殖の白焼きを並べて比べてみたいですね。

五代目 野田岩 麻布飯倉本店で頂いたもの

お茶は蓋付き。

雰囲気良いなぁ。

もちろん味も良く。

鰻の煮こごり@野田岩 麻布飯倉本店

鰻の煮こごり@野田岩 麻布飯倉本店

鰻の煮こごり

これは美味しかった。少しひんやりした感じは今の季節にぴったり。ゼリー状の部分も旨味がしっかりあります。

鰻巻きはなんと重箱で登場。

大根おろし付き。

鰻巻き@野田岩 麻布飯倉本店

鰻巻き@野田岩 麻布飯倉本店

卵焼きの味付けはうなぎの邪魔をしないように甘味などは控えめですが出汁が効いています。なんとも贅沢な卵焼きです。

そして鰻重。

蓋にはかわいい人形のようなイラスト付き。

鰻重 山吹 @野田岩 麻布飯倉本店

鰻重 山吹 @野田岩 麻布飯倉本店

この鰻重は茨城産との説明がありました。

柔らかい鰻。見た目はあまり焼きを感じませんがしっかり焼きを感じます。

厚さはあまりなく、脂身も少なめ。タレの甘味も控え。全体的に上品で鰻の持つ旨味を邪魔しないようにしているのでしょうか?

いやぁ、美味しかったです。うなぎは鰻重だけでなく、他のうなぎ料理も同時に楽しむもの、また雰囲気を含めて味わうものだと改めて認識しました。

あまり値段を気にすると味がしなくなるので、1万円くらいあれば足りるだろうという気持ちで訪問したのですが、7,000円でお釣りがきます。

しょっちゅうは無理ですが、たまになら大丈夫そう。心の中で再訪を誓って店を後にしました。

 

五代目 野田岩 麻布飯倉本店うなぎ / 赤羽橋駅神谷町駅麻布十番駅
昼総合点★★★★ 4.1

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