1960年創業 長嶋一茂が絶賛する鰻の名店「八ツ目や にしむら」目黒不動前
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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今回の内容
長嶋一茂さんが週一で通う目黒不動前の「八ツ目や にしむら」とは?
目黒近辺で美味しいうなぎと言えば「にしむら」という噂はかなり以前から聞いていました。目黒というより、東京を代表する鰻の名店です。
また、以前から活躍しているのに最近ブレイクした感のある長嶋一茂さんも「にしむら」をテレビで紹介したのを見たことがあります。
今ネットで調べると2017年3月11日に放送された「人生最高レストラン」で長嶋一茂さんが「にしむら」を週1ペースで通う店と紹介していました。
自分はこの番組以外で一茂さんが「にしむら」を紹介していたのを見たのですが、なんていっても彼はミスターのご子息。おぼっちゃまです。
子供の頃から美味しいものを食べ尽くしてきた男が語る「にしむら」の魅力は説得力がありました。
とことで「八ツ目やにしむら」とはどういう店なのか?
「八ツ目やにしむら」のホームページから引用させて頂きます。
当店の歩み
当店は、先々代が大正年間に巣鴨のとげぬき地蔵の近くで 川魚料理の専門店を創業したのが始まりです。
その後、関東最古の霊場として多くの参拝者が訪れる目黒不動尊の門前で 昭和35年(1960年)に開店いたしました。
当店でお出ししている「うなぎ」は、千住の川魚問屋「松本」から 充分に吟味した国産の最高級品を直接仕入れております。
秘伝のたれと紀州備長炭で焼き上げた蒲焼きは、 昔ながらの店造りとともに東京の味名所として皆様に愛されております
もともとは先々代が大正年間に始めた川魚料理屋がルーツだったのですね。
それにしてもとげぬき地蔵の近くとか目黒不動の近くとか人が集まりそうな場所に店を出すとは目の付け所が良い。
ちなみに「八ツ目やにしむら」は現在もとげぬき地蔵の近くにあり、こちらが本店のようです。
また目黒は質のいい地下水が豊富だそうで、その水でうなぎを打たせ余分な脂を落としているのも美味しさの秘密という話も聞きました。水も目黒の地を選んだ理由のようです。
さて、ずっと気になってはいたものの「にしむら」に行くのを少し躊躇させていたのはやはり昨今の鰻の高騰。
最低でも3,000円くらいはかかるようです。しかしこれくらい払うつもりでないともはやまともな鰻を食べるのは不可能。腹をくくりました。
目黒不動前「八ツ目や にしむら」の外観、システム、メニュー、店内の雰囲気
東急目黒線の不動前駅を降りてかむろ坂を登っていきます。かつて武蔵小山に住んでいたことがあるので、この辺の地理はなんとなくわかります。
かむろ坂上の信号を右折。今度は少し坂を下っていくと、なにやら鰻のタレの匂いがほのかに漂ってきました。そして道を少し曲がったところに「にしむら」がありました。
ここかぁ。こちらはどうやらテイクアウトの人のようです。
見るからに立派な鰻を職人さんが炙っています。
間近に見えるのが良いですね。しかし、店内はどこだろう?
こちらは左の方にあったメニュー。システムがよく分からないので調理場にいた1人に声をかけます。そして、別の場所へ案内してくれることになりました。
後で確認して分かったのですが、「にしむら」で食べることのできる場所は2箇所。
1つはこの調理場の2階。
もうつは道路を渡った右側にありました。
自分が初めてなのが分かったのか、さきほどの店員さんがわざわざ案内してくれました。
食後に確認したのですが「八ツ目やにしむら」の店内で食べる場合のシステムは、今回のように調理場で声をかけるのが正解のようです。
声をかけた後で、空きを見てその2階か、今回行ったこの新しい建物の1階か2階に案内されるシステムのようでした。
結局自分はこの新しい建物の2階に案内されました。
新しい建物の二階は残念ながら老舗の風情はありません。しかし、こちらの建物がなかった頃は行列だったのでは?と思うと全然ありがたいです。
【 不動前「八つ目や にしむら」目黒店のメニュー 】
鰻重定食 (中) 中串 3,350円 2時以降は 3,550円
鰻重定食(上)大串 3,900円 2時以降は 4,100円
鰻重定食(特上)中串2枚 5,800円 2時以降 6,000円
白焼き(中)2,500円 2時以降 2,600円
白焼き(上)3,000円 2時以降 3,200円
肝焼き 一本 500円 2時以降 600円
追記:2022.10現在、中3,500円、上4,000円、特上6,000円。
長嶋一茂さんはいつも特上しか頼まないと言っていましたが、流石に5,800円は出せません。
それでも頑張って 鰻重定食 (上)を注文。3,900円は高いですが結果的に正解だったと思います。上でかなりボリュームがありました。
また肝吸い付きもありがたいですね。昨今では別料金の店も多いので。
例によっていうかこの手の老舗は緑茶が本当に美味しいです。
調味料は一通り揃っていますが、もちろん山椒もあります。これがあとで感動するような山椒だったのですが。
鰻屋は待つ時間が長いことがありますが、先程大量に焼いていたの見る限りそこまでは待たないかな?と思っていたのですが、予想通り15分弱で、肝吸いと漬物に引き続いて鰻重(上)がやってまいりました。
目黒不動前の「八ツ目や にしむら」で頂いた鰻重定食(上)
まず、肝吸いを一口。ほっとします。
ただあとからよく見ると肝が大きい。最後に食べると独特の苦味がありました。
漬物は種類が豊富。
そしてうな重の重箱の蓋が良い感じ。
目黒不動が描かています。
そしてうな重。いやぁ美しい。香りも良い感じ。
そして口に入れるふわっとした食感で旨味が口の中に伝わります。タレは上品で主張は強くなくうなぎの美味しさを十分に味わえます。
そして、このうな重は十分な厚みがあります。薄いものとは文字通り旨味の厚みが違います。
最近の鰻は薄いことが多く、美味しいけど少しがっかりな感想になることが多いのですが、奮発して上にした甲斐がありました。
そして、子供の頃を思い出します。父の兄弟が静岡で鰻屋をやっていたのでよく食べさせてもらったのですが、なぜか食べていた光景まで蘇ります。
大人になってから何度も鰻を食べているのにこんなことは初めて。不思議な気分になります。
後半は山椒をかけます。これが鼻につーんとくるくらい香りが良い。味はもちろんですが、これだけ香り高い山椒は初めてでした。
短い時間でしたがゆっくり味わうように食べたので満足感で満ち足りた気分になります。お店の人も感じよく、わざわざ来てよかったと思いました。
おまけ 目黒不動の写真
食後に目黒不動に寄ったので写真を載せておきます。「八ツ目やにしむら」のほんの目と鼻の先にありました。
目黒不動前の「八ツ目や にしむら」の行き方と営業時間
〒153-0064 東京都目黒区下目黒3丁目13−10
東急目黒線の不動前駅から10分くらい。アップダウンがあるので結構キツイです。帰りは目黒駅まで歩きましたが20分くらい。
目黒不動の前のバス停があったのでバスを使うのもありと思います。
【 不動前「八つ目や にしむら」目黒店の営業時間 2023.01食べログより転載 】
お持ち帰り 通常通り営業 (午前10時半より午後6時半まで)
店内でのお食事は 緊急事態宣言解除後も 当面お休みいたします
定休日 水曜日
なんと、23年1月現在はお持ち帰りだけのようです。
目黒不動前の「八ツ目や にしむら」の感想と食べログ採点
【 不動前「八つ目や にしむら」目黒店の感想 】
・今まで自分が食べてきたうなぎよりワンランク上の印象。鰻の質、焼き加減などの調理が素晴らしい。上品なタレや香り高い山椒なども絶品。
・調理場で実際にうなぎを焼いているのを目にできるのは良い。迫力があった。
・老舗の鰻屋らしくサービスはきめ細かく素晴らしい。
・次回は風情があると思われる調理場の二階で食べてみたい。
八ツ目や にしむら 目黒店 (うなぎ / 不動前駅、武蔵小山駅、目黒駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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