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【デリー上野店】日本初の本格的なインドカレー店で人気No.1のカシミールカレー

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デリー上野店のカシミールカレーの写真
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2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)

世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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デリーとは?

デリー(DELHI)は説明の必要がないかもしれないほど有名なカレー店。ウィキペディアから引用させて頂きます。

デリー(DELHI)は、日本人の手による初の本格的なインドカレー店で、1956年に東京の湯島で創業した。

創業者の田中敏夫は、戦前スリランカやインドに駐在した経験があり、現地のカレーを日本に紹介したいと思っていた。1956年、カレー店「デリー」を開店。レシピの開発には知り合いの洋食コックのアドバイスを受けた。

常連客から「もっと辛いカレーを」と要望され、1960年頃に「カシミールカレー」を出したところ、その黒さと辛さと旨さで評判となった。

そう、日本におけるインドカレーのルーツとも呼べる店なんですね。しかし戦前!にスリランカやインドに駐在していた方が始められたとは知りませんでした。

そしてデリーと言えばカシミールカレー。自分も名前だけは聞いたことがありました。

この名前はもちろんインドのカシミール地方から取ったものと思いますが、カシミールと言えばカシミアヤギから取れた毛であるカシミアが有名。

カシミアのセーターと言えば今でも高級衣料の代名詞ですね。

また、インド、パキスタン、中国が領有権を主張しているカシミール紛争という言葉も良く耳にします。

ただ一部のカレーファンにはそれらの事は関係なく、カシミールと言えばデリーのカレーというくらい愛されているものらしい。

いつか食べたいとは思っていましたが、今回たまたま食べることができました。

なお、現在のデリーは本店である湯島の上野店の他、銀座と東京ミッドタウンに店舗があります。

デリー上野店の外観、メニュー、店内の雰囲気

この日はドンキホーテ湯島店に行く用事があって特にどこで食べるか決めていなかったのですが、デリーの前を通るといつもの行列がありません。

時刻は18時半くらいでいつも結構な行列があるのですが。新型コロナウィルスのせいか最近は明かに行列が短くなる店が増えています。

急遽入ってみることにしました。実は全くの初入店。

看板も歴史があって?値段の一部を紙で補正しています。

そして「昭和31年創業 デリー発祥の地」とあります。

何か歴史的建造物のような趣。実際もそうなんでしょう。

中に入るとカウンター席に案内されます。

消毒用エタノールがあるのも今だけでしょうか?

店内は結構狭いです。荷物かごのようなものはなし。上着をかける所はあるにはありますが、席から離れたところに少しだけ。結局荷物と上着はなんとか膝に載せました。

さて、メニュー。ずいぶん多い印象。カシミールカレーには星が5つもあります。実際はこれだけが突出して辛いようでマルイドや星1つのカレーもあるんですね。

【 デリー上野店の主なメニュー 】

デリーカレー 980円
インドカレー 980円
カシミールカレー 1,020円
コルマカレー 1,020円
ベンガルカレー 1,020円
シャーヒーカレー 1,020円
チキンバリカレー 1,170円
コンチネンタルカレー 980円
バターチキン 1,170円
ドライカレー 1,020円
ストロングドライカレー 1,070円

一瞬怯みますがやはりカシミールカレーを注文。

後から気づいたのですが、セットは生ビールもついていてお得だったんですね。タンドリーチキンセットにしても良かったかな?と思いました。

日替わりプレミアムメニューなるものもあります。

席はほぼ埋まっていましたが客層は常連客が多いようでした。毎日日替わりを用意して常連客を飽きさせないようにしているのでしょう。

厨房にはインド・パキスタン系と思しきシェフが2名ほどいます。全員現地風かと思いきや日本人のシェフもいました。

スプーンは2種類。1つは横長で魔法のランプのようなグレイビーボートで出てくるのかと思いましたが違いました。

デリー上野店で頂いたカシミールカレー

カレーはサーフボード型の器で登場。

ライスが結構な量です。

これがかのカシミールカレーか。黒いシャバシャバ系です。

デリー上野店のカシミールカレーの写真

カシミールカレー@デリー 上野店

スパイスの香りが漂います。シンプルですが歴史の重みも感じます。店の雰囲気のせいかもしれませんが。

少しカレーだけ食べてみます。

おおっ、刺激的な辛さ。キレのある辛さです。それなりにコクもありますが辛さが勝ります。自分的にはギリギリOKな辛さでした。

さて、ライスにかけて食べます。ライスはやや固めの茹で加減。カレーとのコントラストでとご飯の糖質を感じます。

チキンは大ききなもも肉。松屋で言うところのゴロゴロチキンです。良い感じに柔らかく煮込んであり美味しいです。

もう1つは、これなに?と思ったらジャガイモでした。これはカレーに合いますね。

当初は、漬物の類は置いていないと思ったのですが隣の人が何やら入れています。

自分の席からは遠いのでこの方が頼んだもの?と最初は思っていましたが、キョロキョロ見渡すと食べている人が数名。

この方の専有物ではなさそうなので手を伸ばして取ります。

辛タマネギときゅうりの漬物のようです。

ただ少し口に入れましたがあまり口に合わないので元に戻しました。

さて、美味しいカレーだったのですが、何か食べ慣れているカレーのような安心感がないというか、やや辛さが突き抜けすぎという気もしました。

あくまで好みの問題ですが、自分は例えば辛い坦々麺ならゴマが下支えしているなど、辛いものとそうでないものがコントラストになっている物の方が好きかもしれません。

次回は辛さ星3つくらいの方が自分には良さそうと思いました。

デリー上野店の行き方と営業時間

〒113-0034 東京都文京区湯島3丁目42−2

上野店となっていますが、1番近いのは大江戸線の上野広小路駅。次に千代田線の湯島駅。次にJRの御徒町駅。そして上野駅からは徒歩10分くらいと思います。

【 デリー上野店の営業時間 2023.03食べログより転載 】

11:50~21:30 (L.O)

定休日 無休 (年末年始 12/31~1/1 は休業)

デリー上野店の感想と食べログ採点

【 デリー上野店の感想 】

・歴史の重みを感じる黒いカシミールカレーを食べられたのは良い経験になった。ただ味は良いのが分かるものの自分には少し辛過ぎ。もう少し辛くないものの方が合っていたかも。

・値段はカレーが約1,000円からとリーゾナブルに抑えられている。ただ店内は狭い。

・常連客が多いためか一見客にはやや不親切。漬物は隣客の目も前にあり、完全に1人で占拠している感じだったので自分が食べて良いものかしらばく分からず。

 

デリー 上野店インドカレー / 上野広小路駅湯島駅上野御徒町駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

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