「T.Y.HARBOR」天王洲の運河沿い 水上ラウンジが浮かぶアメリカンレストラン

2020年11月5日

2023年3月26日

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B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK！
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「T.Y.HARBOR」(T.Y. ハーバー)とは？

品川駅からはなんとか徒歩圏内の天王洲運河。かつては陸の孤島のような場所であったはずですが、東京モレール、更にはりんかい線にも天王洲アイル駅ができすっかりアクセスが良くなりました。

周辺には近代的なオフィスビルも林立しています。今やおしゃれタウンに変身したその天王洲アイルを代表する醸造所付きのレストランが「T.Y.HARBOR」です。

TYSONS & COMPANYのホームページには以下のように「T.Y.HARBOR」を紹介しています。

醸造所を併設したブルワリーレストラン。約350席を有するダイニングは、クラフトビアバー、個室、2階席、そして運河をのぞめるテラス席からなり、さらに目の前には都内唯一の水上ラウンジRiver Lounge。飲食を思う存分楽しむ水辺の空間は天王洲地域のランドマーク

よくこんな最高の立地にレストランができたなと思ったのですが、元々ここは寺田倉庫の倉庫があった場所。天王洲一帯がかつては倉庫街だったんですね。

「T.Y.HARBOR」を運営する「TYSONS & COMPANY」の寺田心平代表は寺田倉庫創業者のお孫さん。最初はかなり苦戦したという「T.Y.ハーバー」を見事に立て直したことでも有名です。

今や「TYSONS & COMPANY (タイソンズアンドカンパニー)」は東京オシャレレストランの一大勢力になっています。

例えば、表参道、天王洲、エキュート品川にあるベーカリー「breadworks」表参道のカフェ「crisscross」、表参道の地中海料理「CICADA」、原宿のハンバーガー「SMOKEHOUSE」、代官山のカフェ「IVY PLACE」など。

弊ブログで紹介した市ヶ谷の「No.4 (ナンバーフォー)」も「TYSONS & COMPANY」の系列です。

市ヶ谷の人気カフェ「No.4 (ナンバーフォー)」広いスペースが超快適！

2019-01-31

さて、今回の「T.Y.HARBOR」。おっさんの1人飯にはそぐわない場所のようですが、きっかけは「Go To Eat」キャンペーン。

東京の「Go To Eat」キャンペーン対象のハンバーガー店を調べていて偶然ひっかかりました。

「T.Y.HARBOR」にハンバーガーがあるのが意外でしたが、現在東京の有名ハンバーガー店を重点的に訪問しています。これは良しと以前から気になっていた「T.Y.HARBOR」に行くことにしました。

「T.Y.HARBOR」の外観

運河にかかるこちらの橋は夜はライトアップされてとても美しい橋。左側に「T.Y.HARBOR」の文字が見えます。

正面入口から少し進むと

ランチや、

イートイン＆テイクアウトの文字が見えます。

ここは「T.Y.ハーバー」ではなく系列の「ブレッドワークス」と「リリーケイクス」。

同じ建物内にあります。もう少し進んだところが「T.Y.HARBOR」の敷地です。

受付は左奥にあります。

「T.Y.HARBOR」の内観、メニュー

受付の前に自動検温器がありました。そして食べログで予約した事を告げしばらく待ちます。

手前にはバースペース(クラフトビアバー)。

近くに大きなビール醸造用の発酵槽があります。

こちらの地ビールは瓶ビールでも販売されていました。

しばらくして広大なスペースの一角にあるテーブル席に案内されました。

天井が高くて最高に雰囲気が良いです。

そしてすごく混んでいてびっくり。数日前の銀座など最近はどこのランチも空いている印象があったのですが、ここは例外のようです。

自分と入れ違いに会社員の集団が大挙して帰っていきましたが、予約した13時以降は主婦がメイン顧客な感じ。また外人客も数組見かけました。

隣がリバーラウンジで運河も見えます。

開放感があって最高です。夜も良さそうだな。

そしてすぐにアイスティーがやってきてびっくり。

オーガニックフレーバーアイスティーだそうです。アイスティーにジャスミンティーの香を足したような味ですっきり爽やかですごく美味しい。

メニューを見ると、このように書かれています。

全てのランチにブレッドワークス焼き立てのパン、自家焙煎コーヒーとオーガニックフレーバーアイスティーが付きます。

これ良いサービスですね。無料で飲めるお茶がこれだけ美味しいとポイント高し。

ランチは日替わり。スープ、サラダ、サンドイッチ、パスタ、スペシャルがそれぞれ日替わりのようです。スープは1,000円ですが、後はそれなりのお値段ですね。

ここにも「京都禅バーガー」なるハンバーガーが記載されていましたが、自分の狙いはこれではありません。

あった。

こちらの上に記載されている、「T.Y.ハーバー バーガー」です。少し舌を噛みそうな名前ですが、今日はこれを食べに来ました。

「T.Y.ハーバー バーガー」は170gで1,800円。なかなか強気な価格です。

こちらを注文すると「トッピングは何になさいますか？」と聞かれましたが、冷静に「なし」でお願いしまいした。

厨房の作業が遠目に見えますが、全員が黒いハンチング、白いコックコートという出で立ち。雰囲気にあっています。

注文が来るまで多少待ちましたが残念だったのはWi-Fiがなかったこと。いかにもWi-Fiがありそうな感じなのにね。

「T.Y.HARBOR」で頂いた T.Y.ハーバーバーガー

最初に「ブレッドワークス」のパンが来ました。

ハンバーガーにも付いているのか。

そして10分少々待ってハンバーガーのポテトが大皿で登場します。

T.Y.ハーバーバーガー＠T.Y.HARBOR

最初にナイフとフォークもあるしこれはナイフで切って食べるやつだな。

ポテトは多め。一口食べると塩だけのシンプルな味付け。熱々感はそれほどでもありません。

こちらはピクルス、トマト、紫玉ねぎ、レタス。

そして表面を網で焼いた感があるハンバーガーは170gでボリュームがあります。

実際はこのまま食べましたが、一応ハンバーガーらしい写真も撮っておきました。

さて肝心のハンバーガーですが一口食べてあれっ？

旨味がありません。少しぱさつく感じで肉汁もほぼ出ません。熱々でもありません。美味しいものを想像していたのでびっくり。

ハンバーグソースなどはかかっておらず塩味。それ自体は良いのですが、あまりにも全体が淡白な感じ。チーズやベーコンをトッピングした方が良かったな。

ビーフ100％の手ごねパティとのことですが、パティは正直美味しさを感じませんでした。バンズは美味しかったと思いますが。

食後にはコーヒーが提供されます。

酸味がキツめですが美味しいコーヒー。これがランチでついてくるのは良いですね。

店員さんはよく教育されていて感じも良いし、アイスティーは少なくなったらすぐに注いでくれるしで接客は素晴らしく、店内の雰囲気は最高。ただ、ハンバーガーは残念。

そしてお会計。

税込だったのか！高いとはいえ、常々消費税別表記はセコいと思っているので好印象。

ということで、ハンバーガーはイマイチだったにも関わらず加点できるポイントがたくさんあったので気持ち良く店を後にしました。

「T.Y.HARBOR」の行き方と営業時間

〒140-0002 東京都品川区東品川２丁目１−３

りんかい線 天王洲アイル駅 B出口より 徒歩約5分
JR 品川駅港南口より 徒歩約20分

「T.Y.HARBOR」の感想と食べログ採点

T.Y.HARBOR （アメリカ料理 / 天王洲アイル駅、北品川駅、新馬場駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.6