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赤坂「珉珉」食べログ3.7超え メディアに頻繁に登場する東京の老舗で焼餃子とドラゴン炒飯炒飯

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2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)

世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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赤坂 珉珉 (みんみん)とは?

赤坂珉珉は1965年創業。食べログ3.76 (2020.11.10現在)。

テレビを初めとするメディアにも頻繁に登場する東京で最も有名な餃子店の1つです。ホームページにはこのように紹介されていました。

酢コショウ餃子発祥の地

今では定番となった餃子を酢コショウで食べるというスタイル。この酢コショウ餃子を発案して提供したのは、ここ赤坂珉珉です。お酢で余計な餃子の油が落とされ、さっぱりとダイレクトに餃子の旨味を味わっていただけます。どうぞ、お召し上がりください。

元祖日本の焼き餃子の味を継承

日本における焼き餃子の元祖である珉珉羊肉館(現在は閉店、渋谷の恋文横丁にあった)で修行して暖簾分けを許されたのが、赤坂珉珉です。1965年創業して以来、50年以上に渡り直系としてその味を守っています。

酢コショウ餃子発祥の地なんですね。自分はこの食べ方は試したことがありませんでしたが今回初体験しました。

また、焼き餃子の元祖である渋谷「珉珉羊肉館」の暖簾分け店なんですね。

そういえば「珉珉(みんみん)」という店はたくさんありますが、簡単に赤坂珉珉との関係を調べてみました。

【 餃子の珉珉 (みんみん) まとめ 】

・大阪の「珉珉」本店

50店以上の支店を抱える大規模チェーン店。こちらも「珉珉羊肉館」の暖簾分けとか。

・四谷三丁目の「珉珉」

「珉珉羊肉館」の暖簾分け店。

・吉祥寺の「みんみん」

どことも関係がないらしい。

・宇都宮の「みんみん」

名前だけパクった?らしい。以前「珉珉」と名乗るも渋谷の「珉珉」から店名を変更するように言われてて「みんみん」に変えた経緯があるとか。

ネットで断片的に拾った情報をまとめるとこんな感じ。また正確な事が分かったら追記・訂正します。

さて、赤坂の珉珉ですが夜営業のみで予約必須なためハードルが高いと思っていたのですが、これは勘違い。しっかり昼営業しています。

ということで、今回はとある平日の昼に初めて赤坂珉珉に行ってきました。

 

追記:後日吉祥寺みんみんを訪問した記事はこちら。

赤坂 珉珉の外観、店内の雰囲気

珉珉の最寄り駅は赤坂駅、乃木坂駅、青山一丁目などが記載されています。つまりどこからも近くありません。

自分は溜池山王駅から歩きました。赤坂通りをまっすぐ進んで「赤坂小前」の交差点を右折するだけなので行き方としては分かりやすいですが、溜池山王からは20分ほど歩きました。

通りの更に路地に珉珉を発見。黄色い看板が目立ちます。

正面から見ると店名には彫刻が施されており、なんとも重厚で歴史的建造物のような雰囲気を醸し出しています。

赤坂 珉珉の外観

赤坂 珉珉の外観

左の方に入り口がありました。時刻は平日の13時10分。並ぶことも覚悟しましたが、店内には空きがありました。

とはいってもほぼ満席。40席ほどある店内は活気にあふれています。

自分は奥の座敷席に案内されました。

ザーサイがあるのは嬉しいですが、思いっきり陽の光を浴びています。小型の液晶テレビもあって町中華な雰囲気。

さて、メニューを見てみます。

赤坂 珉珉のメニュー

赤坂珉珉にはランチメニューがありません。もちろんGo To EatもGo To Travelも非対応。本当に流行っている店は皆そうです。

メニューは昼・夜同一。焼き餃子はなんと600円。

赤坂 珉珉の前菜・点心メニュー

赤坂 珉珉の前菜・点心メニュー

高いなと感じます。支払い時に判明したのですが、さらに税別でした。うーん。

餃子だけでは足りないのでご飯物も頼むことに。ドラゴン炒飯が名物という話だったのでそれをを選択。

赤坂 珉珉の飯類メニュー

赤坂 珉珉の飯類メニュー

後は中華なら一通り揃っていましたのでこちらに掲載しておきます。

赤坂 珉珉の麺類メニュー

赤坂 珉珉の麺類メニュー

赤坂 珉珉の炒物メニュー

赤坂 珉珉の炒物メニュー

赤坂 珉珉の一品料理・えび料理メニュー

赤坂 珉珉の一品料理・えび料理メニュー

赤坂 珉珉の揚物・豆腐(炒め)・スープ類メニュー

赤坂 珉珉の揚物・豆腐(炒め)・スープ類メニュー

店内には鍋を振る音が永遠と響き渡っています。

客はグループ客が多く1名客はびっくりするほど少ない。これは数名でシェアすればそんなに高くならないものの、1人だと高くつくメニュー構成のせいだと思います。

店員は日本人がメインでよく気がつく女性スタッフがいます。流行っている店ではよく見かけるタイプですね。

料理は結構待ちます。餃子は着席してから15分後、ドラゴン炒飯は着席してから25分に到着しました。

赤坂 珉珉で頂いた焼餃子とドラゴン炒飯

焼き餃子は大ぶりのものが6個。

焼餃子@珉珉 赤坂

焼餃子@珉珉 赤坂

形は見事なくらいどれも違い、手作り感にあふれています。持ってきてくれた時に酢と胡椒をたっぷり入れてくださいとの言われました。

初の酢胡椒。

食べると肉汁がどばっと出ます。そして酢の爽やかな感じが口にあふれます。なるほどこんな感じなのか。悪くないな。

ただ皮が少し気になります。パリパリに焼いたようですが、結構厚みがあって固くて噛みにくい。

餡は挽き肉が大きめ。後はニラとにんにくもしっかり。ルーツの「珉珉羊肉館」はにんにく入り餃子を発明をした店らしいので当然ですね。

普通に美味しいですが、同時にこんなものかという気も。飯田橋「おけ以」や浅草「餃子の王様」で感じたような感動はありません。

そしてザーサイ。

コリコリ食感ですがかなりしょっぱいです。白飯と食べるなら良さそうですが、餃子と食べるとしつこい感じに。

餃子を食べ終わってからしばらくして先にスープが到着。

炒飯とセットのスープ@珉珉 赤坂

炒飯とセットのスープ@珉珉 赤坂

鶏ガラ豚ガラ?が効いたスープですが、醤油のかえしが強め。なんとなく珉珉の味付けが分かってきます。

そしてドラゴン炒飯。

これだけざっくりした盛り付けの炒飯は家庭以外で見たことがない。

ドラゴン炒飯@赤坂 珉珉

ドラゴン炒飯@赤坂 珉珉

ボリューム満点ですごい迫力です。

パンチのある炒飯です。有無を言わさず旨いというか。箸ならぬスプーンがが進みます。

米が小さめで結構パラパラ。ニンニクがたっぷり。

ちなみにニンニク、ニラ、チャーシューのスタミナ系のチャーハンだからドラゴン炒飯と名付けたとか。

ただこれも少ししょっぱいです。どれも味が濃いめですね。

煮豚は少し甘い感じなので合わさると悪くないですが、単独だと塩分多め。

また、自分は家で良く炒飯を作るのですが、これは真似しやすいというか家でも似たものを作れると思います。

ということで、赤坂珉珉では名店ならではの雰囲気を堪能できたのは良かったですが、料理に関してはそこまでスペシャルな感じがしなかったというのが正直な感想です。

赤坂 珉珉の行き方と営業時間

〒107-0052 東京都港区赤坂8丁目7−4

東京メトロ千代田線 赤坂駅より徒歩15分
東京メトロ千代田線 乃木坂駅より徒歩8分
東京メトロ銀座線・半蔵門線 青山一丁目駅より徒歩10分
都営大江戸線 青山一丁目駅より徒歩10分

どの駅からもまあまあ歩きます。

【 赤坂 珉珉の営業時間 2022.12現在 】

11:30~14:30 (L.O.13:55) / 17:30~21:30 (L.O.21:00)

定休日 日曜日、祝日

赤坂 珉珉の感想と食べログ採点

【 赤坂 珉珉の感想 】

・名物の焼き餃子は酢と胡椒で食べるスタイルが面白い。手作りで大きめなのも良い。ただ、皮は厚めでパリパリに焼いているようで結構固く食べにくかったのは原点。

・ドラゴン炒飯はニンニクのパンチが効いた食欲をそそる美味しい炒飯。ただ家庭でも真似できそうな気も。

・重厚感のある建物の雰囲気が良い。よく気づく接客はさすが繁盛店。

・昼夜同一価格でしかも税別。大人数で行くとコスパはまあまあかもしれないが、1人で行くと品数も食べられないし割高に。1人グルメには向いていないと思う。(自分も次回行くなら友人を誘う)

 

珉珉中華料理 / 乃木坂駅青山一丁目駅赤坂駅
昼総合点★★★☆☆ 3.4

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