名物ハヤシライスが旨い!五反田「グリルエフ」1950年創業の老舗洋食店
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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今回の内容
五反田 グリルエフ (Grill F)とは?
五反田駅前の路地にある「グリルエフ」は1950年 (昭和25年) 開業。なんと2020年で創業70周年になる老舗です。
食べログは3.77 (2021.02.01現在)で洋食百名店にも選ばれています。
かつて洋食=西洋料理はフランス料理と同義でした。「グリルエフ」も以前は「フランス料理 グリルエフ」という名称だったそうです。
まだ戦後復興も十分でなかった頃から東京でフランス料理を提供していた「グリルエフ」は町で1番の高級店だったとか。多くの財界人、文化人に愛されたことでも知られています。
五反田というと歓楽街のイメージから誤解する人が多いですが、池田山、島津山という超高級住宅地があり白金も遠くありません。元々は地元の富裕層がメインの客層であったはず。
さて、「グリルエフ」は超有名店なのに自分は未訪問。その格式を考えるとリーゾナブルなのかもしれませんが、B級グルメな視点からみると高い部類に入ります。
ただ、以前グルメな知人が「グリルエフ」を絶賛していた記憶にあります。その人は何を食べても美味しいとかなりのメニューを制覇したとか。
最近五反田に立ち寄った際にたまたま「グリルエフ」の店頭を通りかかり、やはり行かねばという気持ちになります。
ネットで調べると「グリルエフ」はハヤシライスが1番人気とか。
その「グリルエフ」のハヤシライスですが、ソースが極めて少ない個性的なものらしく絶賛する人が多い反面、辛口のコメントをする人も多数見受けられました。どっちなんだろう?
また前述の知人はグリルエフではハヤシライス以外の物を食べろと言っていた気がするのですが、それだけ話題になるハヤシライスがどんなものか気になり、今回五反田へ向かうことにしました。
なお、五反田の洋食は外見から想像できないような洗練された洋食を提供してくれる「スワチカ」がB級グルメ派にはお勧めです。
五反田 グリルエフの外観、メニュー、店内の雰囲気
めちゃくちゃ渋い外観。店に蔦がからまっています。
使い古した店舗テントに達筆書かれた筆記体の文字。大文字の「F」には見えないのですが、なんの文字だろう?「GF」と書かれているのかな?
側面から見ると蔦の絡まる趣のある外観が顕著に見えます。奥には裏口があって食べ終わった後はそこから出ることも可能。
週末の12時20分頃。並んでいたのは1名ですが、20分ほど待ちました。しばらくすると5名くらいの若い男女のグループが後に続きます。
グリルエフを知っている男性が女性たちを連れてきたという図式のよう。
入口前にメニューがあります。
ハヤシライスの写真はメニュー冊子でした。またTEKE OUTの文字も見えます。もしかしたらコロナ禍でテイクアウトを始めたのかな?また「Instagram はじめました」とも。
後から分かるのでが厨房のシェフを始めスタッフはかなり高齢。インスタ世代ではなさそうでしたが、SNSを始めたのは老舗があぐらをかいていてはいけないという危機意識からでしょうか?
ハヤシライスは店内のメニューにはなく、ここに書かれているいう噂。
ありました。
1番下の真ん中辺りにハヤシライスの写真と1,400円の文字が見えます。
またそれとは別にメニューがありました。
達筆の筆記体で書かれています。ナポリタンやサンドイッチもあるのか。種類が豊富。
一部、グラタンやオードブルなど17:00 ~と書かれたメニューがあるので注意が必要です。
ビフテキは高価。4,600円と6,200円 ですがどんなものが出てくるのか少し気になります。
なお、料金は税込。ご飯かパンを頼むと+200円。クレジットカード等は使えません。
ハンバーグやポークカツレツ、
かきフライなど気になるメニューがたくさん。
待っている間に「グリルエフ」ではハヤシライス以外を食べるべしという書き込みを見たこともあり、少し迷います。ただ「グリルエフ」は数回通わないと良さがわからないという書き込みもありました。
確かにこれだけメニューがあるのなら1品だけで決めつけるのは早計かも。まだ何も食べていないのに心のなかで数回通うことに決定。
今回はやはり看板メニューのハヤシライスを頼むことにしました。
ところでハヤシライスは人生を振り返ってもほとんど食べたことがありません。それも少し不安材料ではありました。
さて、20分ほど待ってようやく入店。店内も油絵が飾ってあったりと趣があります。
カウンター席に案内されましたが、木のテーブルや椅子も渋い。
卓上調味料はこんな感じ。
辛子、胡椒、塩、醤油、ソースといった感じでしょうか?
目の前には大きな鍋があってドロッとした感じのハヤシライスが入っています。
ただ、ハヤシライスはそのまま提供するのではなく、一旦黒い鉄板で炒めてから提供されるようです。
注文を見ていると半数くらいのは人はハヤシライスを注文していました。それもあってか着席してから5分少々でハヤシライスがやってきました。
五反田 グリルエフで頂いたハヤシライス
ご飯は結構な盛り。
薬味もついてきました。
薬味はらっきょう、福神漬け、紅生姜。らっきょうがあるのは嬉しいな。
そして、グレイビーボートに入ったハヤシライスもといハヤシ?が登場。
具は牛肉、玉ねぎ、グリーンピース。あと薄切りのマッシュルームが少々。良い香りも漂います。
さて、まずはご飯によそおうとしますが、
玉ねぎが大きくてこぼれそうになり一苦労。
噂通りかなりスープは少なめでした。
さて、頂きます。
おおっ、美味しいじゃん。
ソースが少ないのは懸念材料でしたが、牛肉や玉ねぎに良い感じにデミグラスソースが染み込んでいて旨味はしっかり。結構しっかりとワインの香りがします。
牛肉はそこまで柔らかくないですが、輪切りの玉ねぎが甘くて美味しい。
ライスが進みます。ライスは多めですが、らっきょうや福神漬も美味しく何の不安もなく食べ終えました。
このデミグラスソースならビーフシチューも美味しそうだな。カニコロッケも評判だし、冬のうちにグラタンも食べてみたいな。
こんな感じで食べ終わった後にすぐに次回を想像していまいました。
スタッフはやや高齢でオペレーションが迅速という感じではないですが丁寧な接客が感じ良かった。
ということで、少し不安もあったハヤシライスですが、個人的には十分に「あり」と思います。
五反田 グリルエフの行き方と営業時間
〒141-0022 東京都品川区東五反田1丁目13−9
山手線五反田駅東口より徒歩1分
【 五反田 グリルエフの営業時間 2023.01食べログより転載 】
月~土 11:00~14:00 / 17:00~20:00
定休日 日曜日、祝日
なお、2階は座敷のみで20人まで予約可とのことです。
五反田 グリルエフの感想と食べログ採点
【 グリルエフの感想 】
・名物のハヤシライスはソースが少なめで焼肉炒めのような不思議な食べ物だがソースが肉と玉ねぎに濃厚に染み込んでいて美味しい。ただ、口コミに見られるようにこれをハヤシライスと思えないというも納得。万人受けはしなそうだが、個人的には「あり」。
・店が渋い。内観もだが蔦が絡まる外観が良い。ただ厨房のシェフはかなり高齢。跡継ぎがいるのか気になる所。今のうちに行っておくべきか。
・格式から考えるとリーゾナブルだが、B級グルメ的には高く感じる。ただそれでも試してみたいメニューがたくさんあるので今後も訪問予定。ビーフシチュー、カニコロッケ、グラタンが気になる。
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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