東京No.1定食屋「菱田屋」油淋鶏と焼売が絶品!行列すごい 駒場東大前
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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今回の内容
菱田屋 (ひしだや)とは?
明治時代に創業し100年以上の歴史があるという駒場東大前「菱田屋」。
いわゆる定食屋としては東京で1番有名な店ではないでしょうか?メディアはテレビでも雑誌でも頻繁に目にします。食べログは3.72 (2021.02.15現在)
「菱田屋」の5代目店主、菱田アキラさんは著作も出していて 行列のできる定食屋「菱田屋の男メシ!」はかなり売れたよう。Amazonのレビューでは4.6という高評価を受けています。
菱田屋の創業についてですが、日経の「グルメ倶楽部dressing」に5代目店主の菱田アキラさんのインタビュー記事があり、その中で以下のように発言されていました。
「明治時代の頃、東京大学の教授たちに向けた仕出し弁当店として営業していたのがはじまりといわれています。明治の頃というだけで詳しい資料は残っていないのですが、現在の場所で100年以上続いていると伝えられています」
なるほどそういう感じなのですね。
自分が興味を持ったのは菱田アキラさんが中華の名店「文琳」での修行経験があるということ。
もう閉店してしまいましたが一斉を風靡した店で自分も何度か訪問したことがあります。最高に美味かったな。
「菱田屋」も菱田アキラさんの代になってから中華を取り入れ現在のような定食屋のスタイルとなったとか。
メニューを見ると油淋鶏があります。これは「文琳」ですごく美味しかった記憶があります。めっちゃ食べたいなぁ。
また2019年11月2日放送の「嵐にしやがれ」の町中華デスマッチで紹介された「菱田屋」の肉焼売も気になっていました。
生姜焼きも有名だし、他にも気になるメニューは多数ありましたが、「油淋鶏」と「焼売」をがっつり頂こうと「菱田屋」を目指すことにしました。
駒場東大前 菱田屋の外観、行列の様子
井の頭線駒場東大前駅。週末の夜ということもあり駅は閑散としています。
渋谷寄りの東口を出て右折。階段を下ります。
徒歩3分くらい。線路からもさほど離れていないのでだいたいの方向は迷いませんが、最短で行くのは難しいかも?といった場所に「菱田屋」はありました。
現在のように改装したのは2002年とか。それもあって歴史の重みみたいなものは感じません。
行列は結構えげつない。
土曜日の18:28で軽く10名以上並んでいます。入店したのは19:18なのでなんと50分待ち!でした。
ただこの日は幸いにそんなに寒くない。iPhoneの天気を見ると15度もあります。5度くらいだったら日を改めたかも。
この辺は商店街ですが店はかなりまばらな感じ。少し先に「キッチン南海」がありました。
客層は若い東大生はあまり見当たりません。後でメニューを見たら学生には少し高い価格帯でした。
なお、待っている間にスタッフが行列の所に来ることはなし。不親切というより、中がすごく忙しいのでその余裕はないという感じでした。過度なサービスには期待しない方が良さそうです。
30分ちょっと待ってだいぶ前に進みましたが、それにしてもオープンな作りです。
そういえば、かつての「文林」は店の作りは違いますが、完全なオープンキッチンで調理が全て見えたを思い出します。ライブ感があって見ているだけで楽しかったな。
駒場東大前 菱田屋のメニュー、店内の雰囲気
50分経って入店。1名でしたが、2名のテーブル席に案内されます。
スペースは十分。卓上調味料は醤油のみ。
メニューは壁の黒板に書かれているだけで、他にはないようでした。
中華、刺身、サラダ、焼き魚、フライなど本当になんでもある定食屋といった感じです。
油淋鶏850円はすぐに見つかりましたが、焼売はどこかな?
肉焼売は手前の黒板にありました。650円。ご飯セット(ご飯、みそ汁、おしんこ)は300円。なるほど別料金なのか。
当初の予定通り油淋鶏と焼売を注文。ご飯セットも付けてもらいます。「焼売は時間がかかりますけど良いですか?」と言われますが、ここまで来ていただかないわけにも行かないのでお願いしました。
会計は後で分かりますが税別でした。油淋鶏だけでもセットなら1,150円×1.1=1,265円。学生が気軽に食べられる価格帯ではないですね。
さて、気になるのが周囲を見ると海鮮丼みたいなものを食べている人が多いこと。そんなメニューあるかな?先程のメニューを何周か見ましたが見つかりません。そしてようやく発見します。
ライスセットは+350円で寒ブリ丼に、+250円でサーモンねぎとろ丼にできるようです。気づきにくいな。
とはいえ、自分は油淋鶏と焼売だけでも十分。お楽しみは次回に取っておこう。
入店してから20分後、並び始めてから70分後に油淋鶏が到着しました。
駒場東大前 菱田屋で頂いたもの
油淋鶏
噂には聞いていましたが油淋鶏がでかい!
お箸は落花生の上に載っています。オシャレだな。
最初にみそ汁を飲んでビビります。
すごい美味しい。和出汁が濃厚。しかも熱々大好きな自分が嬉しくなるくらい熱々。この季節はどの店も運ぶ途中で温くなっていることが多いので一層素晴らしく感じます。
ご飯は十分な盛りですが、あまりにご飯が進むおかずだったため途中で足りなくなりました。
漬物愛はあまりない自分ですが、おしんこもいちいち美味しい。
油淋鶏。
どでかいのが3つも入っています。細かく刻まれたネギも良い感じ。
味も最高。鶏肉が柔らかジューシーですごく美味しい!
気に入ったのは基本旨味のベースは塩であること。もちろんソースも甘酸っぱい感じですが控えめで鶏の旨さを打ち消していません。
美味しい油淋鶏でもソースの方が美味しいと思うことがありますが、これは鶏の旨さを最大限に活かしています。薬味もそこまで主張せずにほどよく旨味を加えている感じ。
最適な温度で出されましたが、この量なので途中から冷めてきます。冷めてもすごく旨いな。
高級中華店の味ですね。定食屋とは思えません。行列ができるわけです。
そして、油淋鶏がなくなろうかというタイミングで肉焼売が到着。
肉焼売
これもすごい迫力。
1個がすごくでかい!
2つに切ってみてもこれ。
挽き肉を使わず、肩ロース肉を塊から捌くそうですが肉感が強い。歯ごたえがあります。今まで経験したことのない焼売ですが、すごく美味しかった。
お腹がパンパンになります。翌朝の朝食は不要でした。
会計は油淋鶏850円、ライスセット300円、肉焼売650円で1,800円。税込で1,980円でしたが、リーゾナブルに感じられるくらいの内容でした。
食べ終わった頃には店は閉店準備に入っていて、会計は厨房の目の前。4名くらい男性がいて2名くらいと目が合いましたが挨拶はなし。こちらは「ごちそうさまでした」と大声で言ったつもりですが。
先程も書きましたが、接客には期待しない方が良さそうです。食事が美味すぎだったので個人的には問題なし。(Google Mapには結構辛口の書き込みがありました)
駒場東大前 菱田屋の行き方、営業時間、テイクアウト情報
〒153-0041 東京都目黒区駒場1丁目27−12
駒場東大前駅東口から徒歩3分。
【 駒場東大前 菱田屋の営業時間 2023.02食べログより転載 】
11:30~13:45 (L.O.) / 17:30~21:30 (L.O.)
土 17:30~21:30(L.O.)
定休日 日曜・祝日
駒場東大前 菱田屋の感想と食べログ採点
【 駒場東大前 菱田屋の感想 】
・入店まで50分待ち。着丼まで70分待ちだが待った甲斐があると思われる大変美味しい料理だった。油淋鶏も肉焼売も高級店のクオリティ。みそ汁もびっくりするほど美味しかった。
・特に嫌な思いをしたわけではないが、店員さんの対応はずっと流行っている店特有の匂いも。挨拶くらいした方が店の雰囲気も良くなると思うのだけ。
・定食屋で考えると高い価格帯だが、高級店のクオリティと考えるとリーゾナブル。量も多い。大勢で行ってシェアして食べるのも良さそう。
菱田屋 (定食・食堂 / 駒場東大前駅、神泉駅、池尻大橋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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