話題の「一風堂」五反田東口店でとんこつラーメン餃子ライスのランチ

2021年4月12日

WRITER

しげP

　

この記事を書いている人 - WRITER -

しげP

↑Twitterおよびインスタグラムのフォローよろしくお願いします。

2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)

世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK！
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業：英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技：将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味：旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
姉妹ブログ海外旅行情報館。海外旅行再開したい。

一風堂とは？

日本だけでなく世界的にもメジャーなブランドになった「博多一風堂」は1985年に河原成美さんが福岡に創業。

ウィキペディアによると、現在は単に「一風堂」が正式名称のようです。

博多一風堂（はかたいっぷうどう、英語：Ippudo）は、福岡発祥のラーメンのグローバルブランド。運営は、株式会社力の源カンパニー（福岡市）。なお、公式には2015年の30周年を機に、博多を外し一風堂となっている。

一風堂を運営する「株式会社力の源ホールディングス 」は東証一部(3561)。同社のホームーページによると同社の手掛ける店舗数は15カ国に281店舗。そのうち国内に157店舗。

その主力がもちろん「一風堂」です。2020年3月期の売上は291億円というから、河原さん(現「株式会社力の源ホールディングス 」代表取締役社長)は桁違いにラーメンドリームを実現した人と言って良いでしょう。

ちなみに「一風堂」という名前は80年代に「すみれ September Love」が大ヒットしたバンド「一風堂」から取ったもの。

ただそのバンドの「一風堂」は渋谷のディスカウントストア「一風堂」から取ったもの。ルーツはこちらということなります。ちなみに店は今でも営業しているようです。

さて、ラーメンの「一風堂」に対する自分の評価ですが、今ではあまり積極的に行く気がしなくなっています。

20年くらい前に東京1号店が恵比寿に開店した時は大いに話題になったもので、自分も最初に食べた時は美味しくて感動しました。

しかし店舗が急拡大するととスープは完全にセントラルキッチンに移行。明らかに味は落ちたと思います。噂によると現在東京都内の「一風堂」で店内でスープを作っている店舗は2店舗のみとか。

地元大井町のイトーヨーカ堂に「イップウドウ ラーメン エクスプレス」が2018年にオープンし、1度食べましたが「雑なもの出すんだな」と思いました。ラーメンも餃子も一風堂の看板が泣くレベル。

フードコートだから余計にそう感じたのかもしれませんが。

そんな感じで長続きする訳もなく現在は「ケンタッキーフライドチキン」と入れ替わっています。

ただ、2021年4月12日に「一風堂」が発売するという豚骨醤油ラーメンが発売前から大きな話題になっています。豚骨醤油の極太麺ということで「家系」狙い撃ち？との噂。

今回、それを頂く前に普通の「一風堂」を現状を知るべく、家から遠くない「一風堂 五反田東口店」に行ってきました。

これは大井町の店舗で食べたものより遥かに美味しく、久しぶりに「一風堂」の良さを再確認。新発売の家系ライクなラーメンも期待できそうだと思いました。

一風堂 五反田東口店の外観、メニュー、店内の雰囲気

五反田駅東口のローターリー。

歩道橋の先に「IPPUDO 2F」という看板が見えます。

日本人なら「一風堂」と書いた方が間違いなく目につくはずで、外国人客を意識した店作りなんでしょうか？何せグローバルブランドですからね。

3階は焼肉の「大山飯店」。以前五反田に勤務していた友人から勧められたのですが未訪問。今度行かないとな。

さて、一風堂の店頭。

「2つのほろ酔いセット 新登場！」とあります。サワー、ハイボールに餃子ですか。

店頭がいかにもチェーン店でラーメンは期待できるのかな？という気に少しなります。

入口の前にたくさんのステッカーが貼ってあり、VISA、スイカなどその他各種電子マネーに対応しているのが分かります。

この辺は一部上場企業の感じが出ています。またUber Eatsにも対応している模様。

中は思ったより広いです。

空間デザイナーが設計したと思しきおしゃれな空間。ラーメン屋とは思えません。白い椅子の下には荷物を置けるのが機能的。

女性の一人客も結構多かったのでこの戦略はうまくいっていると言えそう。

ここで30秒ほど待って厨房前のカウンター席に案内されます。

メニューの作りはまさにチェーン店という感じ。

一風堂 五反田東口店のメニュー

お得な定食がありました。

一風堂 五反田東口店の博多とんこつ定食メニュー

ランチだけかと思いきや終日やっているようです。

A定食960円は博多とんこつラーメンに白ごはん、博多ひとくち餃子(ハーフ)付き。お得そうなのでこれにします。麺は固めでお願いしました。

そういえば注文する際には「クーポンはお持ちですか？」と言われてびっくり。ラーメン屋ではすごく珍しい。もちろん持っていなかったのですが、何かお得なクーポンがあるのかな？

卓上調味料は醤油、酢、ラーメン専用ペッパー、ごますり器に入ったごま。

そして少し赤みがかったもやしがありますが、これは「ホットもやし」と呼ばれる一風堂の名物とか。

さて、麺の茹で時間が短いためとにかく来るのが早い博多豚骨ラーメン。今回も座って3分経たないくらいで、先にラーメンがやってきました。

一風堂 五反田東口店で頂いた博多とんこつラーメンと餃子ライスのセットランチ

赤い文字で一風堂と書かれた白い丼。

定食のラーメンは白丸元味というスタンダードな豚骨ラーメン。本当に白いですね。

白丸元味＠一風堂 五反田東口店

具は青ネギ、豚バラロールチャーシュー、ごまという感じでしょうか？

かなり油がしっかり表面に浮かんでいるのが分かります。さて、まずはスープから。

おおっ、美味い！甘いです。クリーミーでマイルド。かなり濃厚です。

博多現地でラーメンを食べた際には意外とあっさりで驚きましたが、これは東京人が考える典型的な博多ラーメンという感じで安心感があります。

最初だけでなく旨味はしっかりキープされています。この店舗のスープもおそらくセントラルキッチンのものを使っているはずですが、悪くないですね。

麺は最近になってようやく普通の茹で加減だと博多ラーメンでは柔すぎと思い固めを注文するようになりましたが、この方が歯ごたえがあって良いですね。

チャーシューは博多ラーメンでは珍しい豚バラロール。

かなり柔らかくホロホロ食感で脂身もたっぷり。良いですね。

そしてホットもやしを一口。

ホットもやし＠一風堂 五反田東口店

シャキシャキで美味しいですが、かなり辛いです。今はなんとなく辛いよりはっきり辛い方が受ける時代なんですね。

そろそろ食べ終わる段階でご飯と餃子が到着。

博多ひとくち餃子(ハーフ)と白ごはん＠一風堂 五反田東口店

自分は大食いでないのでちょうど良いですが、ご飯の盛りは控えめです。

ひとくち餃子は普通かな？

表面はカリッとしているのですが、中がややぐちゃっとしています。もう少し中を焼いてくれた方が好み。味付けはバランス型。スープ同様甘い感じがします。

今回は一部のメニューを食べただけで多くを語るのは早計ですが、一風堂の基本はマイルドな味付けで辛いものはしっかり辛いという感じなのでしょうか？メリハリが効いていますね。

一風堂 五反田東口店の行き方、営業時間、テイクアウト・デリバリー情報

〒141-0022 東京都品川区東五反田１丁目１４−１４

五反田駅東口からすぐですが本文にも書いた通り、歩道橋を上っての2階にあります。

現在は21時閉店。ラストオーダー20時半です。

ラーメンはテイクアウトできます。餃子やチャーハンも。

また、デリバリーはUber Eatsの他に出前館にも対応しているようです。

一風堂 五反田東口店の感想と食べログ採点

一風堂 五反田東口店 （ラーメン / 五反田駅、大崎広小路駅、高輪台駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.6