「近藤家」店主は吉村家出身 吉村家創業時の味を守り続ける名店 北山田
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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今回の内容
近藤家とは?
横浜市都筑区北山田の「近藤家」は1992年にオープン。
食べログは3.60。ラーメンDBは83.541ポイント。(2021.05.10現在)
店主の近藤健一さんは家系の歴史の中でもかなりの大物。吉村家で修行後、数々の名店を立ち上げています。
ただ、基本は取材NGらしくネット上の情報が限られていますが、家系の記事ならここ!であるはまれぽの記事に詳しい記事があったので一部引用させて頂きます。
吉村家での修業時代から「いつか自分の店を持ちたい」と思っていた近藤氏は、1992(平成4)年10月に「近藤家・本店」をオープン。
もともと「吉村家」で修業しながら、間門時代の「本牧家」に携わってきた近藤氏は、吉村家退店後に「横濱家」「介一家・山手店」「介一家・うりゅう(旧・港北店)」という順に「家系ラーメン店」を次々と立ち上げてきた。
「本牧家」に携わってきた経験があるだけでなく、「六角家」を手伝ったこともあるとか。大物店の名前が次から次に出来きます。
さて、この近藤家、実は自分には昔から馴染みのある店。近藤家がある北山田は横浜の実家からそこまで遠くないため90年代に何度か通ったことがあります。
現在でこそ横浜市営地下鉄グリーンラインが開通して便利になりましたが、当時は陸の孤島のような場所でした。
当時の自分が通った家系ラーメン店は白楽にあった六角家と近藤家のみ。
文字通り横浜家系ラーメンと言える時代で、現在のようで東京でもどこでも普通に家系ラーメンが食べられるようになるとは思いもしない時代でした。
さて、久しぶりの近藤家ですが、家から遠くない友人のQちゃんはまたに通っているそう。彼がかなり評価している店なので訪問するのを楽しみにしていました。
北山田 近藤家 本店の外観とメニュー
日吉からグリーンラインで10分くらいで北山田に到着。
この辺は「やまだ」ではなく「やまた」と読むので「きたやまた」です。
駅前にポツポツ飲食店は見えるものの、のんびりした雰囲気が漂います。
駅から5分少々、横浜では良く見かけるスーパー「ビッグヨーサン」の少し先に近藤家が見えてきました。
黄色い看板は一瞬二郎を思わせますが、赤く「家系ラーメン」と書かれています。
2階にも看板がかかっています。
さて、入店。いつものように券売機の写真を撮っていると厨房から声がかかります。
なんと写真は禁止とのことです。なんてこった。食事の写真はOKの確認だけしました。よって今回は店内の写真はありません。
メニューは六角家のようにキャベチャーがあったので、ラーメンとキャベチャーのボタンをプッシュ。
空いている席に座ります。平日の14時前で先客は4名ほど。厨房にベテラン風の方と若い方が1名ずつ。接客担当の女性が2名。事実関係は一切知りませんか、なんとなく家族経営的な雰囲気を感じます。
卓上調味料は、ギャバンのブラックペッパー、豆板醤、ニンニク、生姜、すりごま、酢。特別に調味料が多い感じではありませんが、一通りのものは揃っています。
麺は家系の老舗らしく平ザルで麺の湯切りをしている様子。もちろん出汁を取るために大きな寸胴の姿もあります。
ラーメンが来る、少し前に最初にキャベチャーが運ばれてきました。
北山田 近藤家 本店で頂いたラーメンとキャベチャー
キャベチャーは「六角家」の姉妹店、川崎「雷家」で食べたことがありますが、雰囲気が大分違います。
キンキンに冷えています。そのまま食べてもキャベツのしゃっきとした食感に刻んだチャーシューが合わさって美味しい。今回はライスを頼みませんでしたが、ライスに最適化された感じ。
そしてラーメンが到着。
シンプルな青みがかった丼。
具は海苔が3枚、チャーシュー、ほうれん草、ネギといった感じ。
スープは外見はそこまで濃厚な感じはしません。
一口飲むと鷄油がかなり強めですが、一方で豚骨は弱め。バランス系のスープですが醤油はしっかり。現在の「吉村家」や人気家系ラーメン店とはかなり違う感じです。
しかし先の「はまれぽ」の記事によるとこれこそ「吉村家」創業当時の味だとか。
そして麺。懐かしい感じの麺で昔の記憶が蘇ります。明らかに同じ酒井製麺なのに麺が短め。もっちり感も強め。
噂によると俗に「杉印」という家系直系およびごく一部の店にだけ卸している特注麺。
昨年、戸塚の「六角家」で食べた時も同様の印象を持ちましたがこちらも「杉印」だったようです。
海苔はスープに浸っていないところはパリパリ。
豚肩ロースはそこまで厚みはないものの安定の美味しさ。
キャベチャーを加えつつ最後まで美味しく頂きました。
まだまだ家系初心者の自分ですが、名店と言われる店はどこも同じでないことが良く分かるようになってきました。
あと、長い間六角家、近藤家で食べた麺と、東京の例えば武蔵家で食べる麺は同じ酒井製麺でも何か違うなと長い間漠然と思っていたのですが、今回はっきりと認識できたのは良かったです。
北山田 近藤家 本店 の行き方と営業時間
〒224-0021 神奈川県横浜市都筑区北山田1丁目1−39 パークフジ小泉
横浜市営地下鉄グリーンライン「北山田駅」より6分ほど
横浜市営地下鉄ブルーライン「センター北駅」より20分ほど
【 近藤家 本店の営業時間 】
火~日 11:00~15:00
定休日 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
昼営業のみです。
北山田 近藤家 本店 の感想食べログ採点
【 近藤家 本店の感想 】
・今風の豚骨あるいは醤油のパンチの効いたスープではなく、豚骨はおとなしめだが鶏油のパンチはなかなかなもので美味しい。これが吉村家創業時代のスープだそうでルーツを知る上でも基調な体験だった。
・酒井製麺の麺は杉印と呼ばれるの直系や一部の店のみが使用している特注麺。短めだがもっちり感が良い。自分は普通で頼んだが、この麺は柔らか目の方が美味しいという意見も多いとか。
・自分がざっと見た感じでは注意書きは見つからなかったが、店内写真撮影は禁止なので要注意。
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
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独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
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