「一風堂」から新発売！家系？で話題の極太麺の醤油豚骨ラーメン実食詳細レポ

2021年4月13日

2023年2月21日

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2021年4月12日全国の「一風堂」で販売開始！期間限定の「醤油豚骨」は家系ラーメン？

あの豚骨ラーメンの雄「一風堂」が2021年4月12日から期間限定で発売する極太麺の「醤油醤油」ラーメンが大変な話題になっています。

「豚骨醤油」+「極太麺」と言えば「家系ラーメン」ですね。ついに「一風堂」が「家系」に進出？

ところで「家系ラーメン」のルーツは「九州豚骨ラーメン」にあると言われています。

家系ラーメンを立ち上げた「吉村家」の吉村実さんは元々は長距離トラックのドライバー。

全国のラーメン店を訪ねている中「九州のとんこつラーメンと東京の醤油ラーメンを融合させたら美味しいラーメンができるのでは？」とひらめいて運転手を辞め「吉村家」を立ち上げたという有名な話があります。

そのインスパイアされた方が逆に家系ライクなラーメンを出すというのが面白いですね。

ホームーページには以下のように書かれていました。

「醤油豚骨」は、インパクト大のガッツリ系ラーメンです。かつて一風堂の夏の定番の太つけ麺に使用していた麺よりも更に太い、太さ3 ㎜の極太麺を採用し、茹で上げた重量はずっしり260g。スープは一風堂の豚骨スープにニンニクを漬けた醤油を合わせ、まろやかでありながらもパンチの効いた味わいに。特別に無料でご提供する「白ごはん」は、濃厚スープと相性抜群。スープに浸した海苔でごはんを包んで食べるなどのアレンジもお楽しみいただけます。麺の大盛や追加のトッピング等、お好みに合わせてボリュームを調整しながら、おなかいっぱいお召し上がりください。

一風堂の看板商品の博多ラーメンといえば細麺ですが、今回異例の極太麺に挑戦しました。一風堂初めてのガッツリ系「醤油豚骨」を、ぜひご堪能くださいませ。

よく読むと「豚骨スープにニンニクを漬けた醤油を合わせ」という部分は家系と違いますね。家系のスープとにんにくは相性良しですが、にんにくは卓上に置かれたものであくまで客が好みで足すもの。

デフォルトではにんにくは入っていません。

価格は920円。やや高いですがライス無料なのでこんな感じでしょうか？

全国の「醤油豚骨」販売店舗92店舗

醤油豚骨を発売する国内の「一風堂」および 「IPPUDO RAMEN EXPRESS」92 店舗は以下のとおりです。

自分は今回一風堂銀座店に行ってきました。

一風堂 銀座店の外観、メニュー、店内の雰囲気

一風堂銀座店は銀座というより東銀座駅の近くにあります。

途中、「ナイルレストラン」の前を通るとカラフルなシャツを着たナイルさんが顧客と話をしていました。ここも行かないとな。

おしゃれなつけ麺がすごく美味しい「銀座 魄瑛」の近く、車通りの少ない通りに一風堂はありました。

絵のように美しいつけ麺とトリュフ卵ご飯「 銀座 魄瑛」閉店情報も

2018-10-29

最近行った五反田店は「IPPUDO」と書かれていましたがやはり漢字の方が個人的には好きですね。

話題の「一風堂」五反田東口店でとんこつラーメン餃子ライスのランチ

2021-04-12

暖簾のオレンジ、緑、黒が歌舞伎の垂れ幕を思わせます。そういえば歌舞伎座はほんのすぐそば。

店頭でポスターを確認。

ホームーページにあったものと同じですね。

五反田で食べた「得 博多とんこつ定食」がありましたが、こちらの店舗では平日の11時から15時までのみ。

さて、入店。店内もおしゃれな感じです。

スタッフは応対がしっかりしていて感じが良い。

時刻は12時50分。半分弱の入りでしたがカウンター席は2席使って良いようです。

一風堂 銀座店 醤油豚骨のメニュー

今日はメニューで迷いません。厨房に直接「醤油豚骨」を注文しました。「普通盛りで良いですか？」と聞かれましたが麺が260gもある上にご飯付きなので十分です。

お茶はルイボスティー。

ルイボスティー＠一風堂 銀座店

消化を促進してくれるというお茶でですね。自分も家でもたまに飲みます。これが無料なのは良いですね。

卓上には付け合せも豊富。

辛子高菜、紅生姜、ホットもやし＠一風堂 銀座店

撮影のために蓋を取りましたが、左から辛子高菜、紅生姜、ホットもやしです。

ホットもやしは「一風堂」定番のようで五反田店にもありましたが、他の2つはありませんでした。

また卓上調味料も豊富。

ミル付きのブラックペッパー、餃子のたれ、替え玉用のたれ、ミル付きのごま、酢です。

壁はなんとレンゲを使ったアートがあります。

五反田店もそうでしたが、女性客が目立ちました。女性を集めるにはやはりおしゃれな空間というのは必須要件のようです。

さて、厨房はかなり広くて店内でも作ろうと思えばスープは作れそうですが、やはり作っていない様子。寸胴はありますがかなり小型で豚骨を煮込むのは向かなそう。

その分、店内は綺麗で清潔ではありますが。

麺が極太麺ということで結構待つかと思いきや5分くらいで醤油豚骨が到着。一風堂は何でも提供されるのが早いですね。

一風堂 銀座店で頂いた醤油豚骨

ご飯は一口サイズですが、「お代わり出来ます」と言われます。

海苔やほうれん草は家系を意識していますが、それほどビジュアルが似ている訳ではありません。

具は海苔が2枚、豚バラロールチャーシュー2枚、ほうれん草、ネギ。

醤油豚骨＠一風堂 銀座店

ほうれん草が少し引くほど少なめです。

さて、まずはスープを。

おおっ、すげーにんにく。スープににんにくが染み込んでいます。

そして思っていたよりも醤油が強い。バランスは良く美味しいです。

家系でも本家吉村家など醤油がかなり強めの店と、九州豚骨に寄せたような醤油控えめな店がありますが、その中間くらいでしょうか？

甘い一風堂独特のスープの感じが出ています。

ただ、あまり家系スープとは似ていません。鶏油も使っているそうですが控えめ。また、鶏ガラが家系の隠れた味の決めてと言われていますが、そこまで鶏ガラの感じもありません。

一風堂のスープに醤油をうまく合せたという感じ。

そして、麺。これはやわだなぁ。何かうどんのような軽い食感でスープに負けてしまいます。

酒井製麺のようなもちっとした感じはありません。

食べている時に、元直系の「王道家」が直系を離れた際に自家製麺を始めた苦労話を思い出しました。今は酒井製麺と遜色のない王道家の麺ですが、何年も改良に改良を重ねようやくたどり着いたそう。

いくら一風堂とはいえ、限定で初めて即素晴らしい麺を作ることは無理だったのかもしれません。

豚バラロールのチャーシューも柔らかく美味しいのですが、薄さが気になります。通常の博多ラーメンならともかく、「家系」用にはもう少し厚めに切って欲しいところ。

まあそれでもスープとご飯の相性は良く、まずまず美味しく頂けました。

一風堂 銀座店の行き方と営業時間

〒104-0061 東京都中央区銀座４丁目１０−３ セントラルビル 1F

都営浅草線「東銀座」駅 A7出口徒歩2秒