「蕎麦処 大戸屋」大戸屋の新業態 Google2.4！の低評価は妥当か？立食いそばの2倍の価格帯

2023年7月15日

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蕎麦処 大戸屋 オープン

2023年6月23日に大戸屋の新業態、「蕎麦処大戸屋」がオープンしました。

PR TIMESの記事より一部引用させて頂きます。

大戸屋の“新業態”「蕎麦処 大戸屋」６月23日（金）開業。花小金井駅より徒歩10分、青梅街道沿いにOPEN！

お蕎麦がもっと好きになる。好きなお蕎麦がきっとみつかる。本格「蕎麦」も手作り。

株式会社大戸屋は、2023年6月23日、大戸屋の“ごはん処”、“おかず処”に続く“処”事業第三の柱として、新しく店舗型の蕎麦業態「蕎麦処 大戸屋」を東京都西東京市に開業します。

驚きました。元々大戸屋でも蕎麦メニューを提供していますが、大戸屋が本格的な蕎麦事業に新規参入です。

気になるのはクオリティと価格ですが。店内製麺、かえし、素材などに関する記述はありますが、どれも少し抽象的というか。

店内製麺

食材や料理との相性を研究し、絶妙な配合を追求したそば粉。最も美味しい状態で蕎麦を召し上がっていただきたく、毎日店内で製麺し、ご注文をいただいてから茹で上げます。打ちたて・茹でたての喉越しと歯応え、香りを存分にお楽しみください。

たとえば高品質を示すのに分かりやすい「二八そば」「国産のそば粉」などの記述はありません。価格も決して安くない模様。

ちなみに「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」は大手立食いそばチェーン「ゆで太郎」も看板に掲げています。

ただ、天ぷらについてはニューヨークでミシュランを獲得している店舗が監修しているそうです。

2015年7月、アメリカ大戸屋がニューヨークの中心部マンハッタンに「天婦羅まつ井」をオープンしました。日本で40年の経験を積んだ職人故松井雅夫氏を迎え、日本から仕入れた魚や現地で調達する貝類や野菜などを使い、四季折々の味を大切にし、お客様の目の前で揚げ出来立てを召し上がっていただく本格天ぷら専門店です。

食材を活かすため衣を極限まで薄く仕上げる軽やかで繊細な天ぷらを提供しており、オープン翌年2016年よりミシュランガイド一つ星を7年連続で獲得。ニューヨークの一角に佇む情緒ある店舗は、常に高評価をいただく店として現在もニューヨーク市民に愛され営業しています。

「天婦羅まつ井」。初めて聞く名前ですが、2016年よりミシュランガイド一つ星を7年連続で獲得しているのですね。

蕎麦処 大戸屋 田無店 Google Mapでは低評価

数日前に場所を確認しようと蕎麦処 大戸屋をGoogle Mapで調べると、

マジか？まさかの2.4。まだ開店から1ヶ月経っておらず口コミも50ほどですが。

読んでみるとそばに対する厳しい評価と値段の高さを指摘している声が多いようです。反面、天ぷらは美味しいというコメントも。

家から自転車で行ける距離だったので平日の昼間に訪問することにしました。

蕎麦処 大戸屋 田無店の行き方、外観

〒188-0014 東京都西東京市芝久保町４丁目１５−２４

田無店をうたっていますが、Google Mapで調べると最寄り駅は西武新宿線の花小金井駅で徒歩14分。田無駅からは徒歩19分です。

蕎麦処 大戸屋 田無店の外観 その1

青梅街道沿い。国分寺からは自転車で迷わずに到着しました。

蕎麦処 大戸屋 田無店の外観 その2

駐車場はありましたがそこまで大きくない？自転車で来ている人が多いように見えました。

蕎麦処 大戸屋 田無店のメニュー、店内の雰囲気

店頭にお品書きがありました。

蕎麦処 大戸屋のおしながき

なんとつけ蕎麦がメインなの？鳥つけ蕎麦は980円。

「定番」と書かれたのまつ井の天ぷらせいろそばは1,450円！高いと聞いていたので心構えはできていたはずですが、普通の良い蕎麦屋と変わらない値段。立食いそばの2倍の価格帯です。

平日の13時ころで少し待たされました。一人客はカウンター席に案内されるよう。

眼の前のスペースが狭くてびっくり。しかも両隣がすぐに埋まったので窮屈な感じです。立食いそば風な店ならともかく、「高級」な蕎麦屋にしては狭いなぁ。

メニューの最初にページにはこだわりが書かれていました。

予習済でしたが、2種のつゆそばが出るんですね。

最初のページがつけ蕎麦で、

次のページがまぜ蕎麦です。どちらも普通の蕎麦屋で見かけません。なるほどメニューの種類で差別化しているのか。

定番メニューは写真もなし。

ざる蕎麦650円、かけ蕎麦680円。いや、すごいね。

ただ、「まつ井」の天ぷらが食べたかったので「まつ井」天ぷら蕎麦を注文。1,480円。ざる蕎麦が650円だから天ぷらだけでなんと830円です。ふー。

帰り際店内の写真を撮りました。2名で4名席を使うならまだしもカウンター席は満席だと狭い感じがおわかりでしょうか？

蕎麦処 大戸屋 田無店で頂いた「まつ井」天ぷら蕎麦

店員が配膳に来たのですが、なかなか置こうとしません。スペースがないの？水を少し左にずらしましたが。

「まつ井」天ぷら蕎麦@蕎麦処 大戸屋 田無店

蕎麦の15%くらいがが宙に浮いています。少なくとも「定番」の天ぷら蕎麦を頼んだだけで、テーブルからはみ出る構造はなんとかして欲しかったな。

「まつ井」の天ぷら@蕎麦処 大戸屋 田無店

最初に熱々好きな自分は天ぷらの熱々度チェック。超熱々ではないですが合格レベル。

焼き塩でなすを頂きますが衣が薄くてサクッとします。

ざる蕎麦@蕎麦処 大戸屋 田無店

ざる蕎麦の色合いは白い感じが強い。鼻を近づけても蕎麦の香りはしません。

そばはほんのりコシがありつゆは甘めで出汁が効いています。普通に美味しいレベルですがゆで太郎が美味しいというの同じ。

チェーン店レベルを超えている感じはしません。そば粉も50%くらい？

ただ黄色い「ゆず塩かえし」。これは出汁が効いていてさっぱりした感じで美味しい。普通にこれでそばを食べて良い感じです。

天ぷらはかぼちゃが極薄というのが謎でしたが、

舞茸などふっくらした旨味を感じられなかなかです。ただ単品で830円の価値あるかな？当たり前ですが、ミシュラン店監修というだけで技までは感ぜず。

こんな感じで微妙な感じ満載でした。この天ぷら蕎麦は980円くらいならリピするかな？

ただ、つけ蕎麦やまぜ蕎麦はあまり食べたことがないので、また蕎麦処大戸屋で食べる機会があったらこちらを食べようと思います。