「土手の伊勢屋」130年以上の歴史 今も大行列の天丼屋は味も最高!風情のある店舗は必見
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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今回の内容
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土手の伊勢屋とは?
土手の伊勢屋は100年以上の歴史がある天ぷら屋。Wikipediaには以下のように記載されています。
土手の伊勢屋(どてのいせや、Tempura DOTENOISEYA)は、東京都台東区日本堤にある天ぷら屋。天丼を主商品にしている。1889年(明治22年)創業と伝えられる老舗で、基本的に創業家が経営を続け現当主は四代目を称する。昭和初期に建てられた木造の2階建ての店舗は登録有形文化財に登録されている。
2024年には創業135年になるのですね。
初代の出身地が伊勢でそこから屋号は「伊勢屋」。また店の前に土手があったことから「土手の伊勢屋」と呼ばれるようになったそう。
こちらの店は以前から名前はよく知っていましたが、あの「吉原」にあり交通の便が悪いという印象を勝手にもっていました。ただ改めて調べると日比谷線の三ノ輪駅から徒歩10分とあります。
ありゃ、全然たいしたことないな。実は今年の夏にも行こうとしたのですが、猛暑の中1時間待ちは当たり前とか。それは秋に行ったほうが良いな。
ということで、未だに夏の暑さを残しつつもだいぶ落ち着いてきた11月初旬に土手の伊勢屋を目指します。
三ノ輪 土手の伊勢屋の行き方、営業時間、外観、行列の様子
〒111-0021 東京都台東区日本堤1丁目9−2
地下鉄日比谷線:三ノ輪駅から徒歩10分
JR常磐線:南千住駅から徒歩15分
【 土手の伊勢屋の営業時間 】
午前11時~午後2時
定休日 毎週火曜日・水曜日
これは2時までに行けば良いという意味ではなく売切れ仕舞いです。1時に入店した頃は大丈夫でしたが1時半に店を出る頃には売切れになっていましたね。
三ノ輪駅からほぼまっすぐで迷わずに到着。
少し遠目からも店頭に並んでいる様子が見えました。
店を取り囲むように行列があります。ただ丸椅子も多数ありました。
それにしてもこの登録有形文化財の店舗は風情があります。
1923年9月1日の関東大震災で全壊、1927年に再建。1945年3月10日の東京大空襲で奇跡的に焼け残ったそう。
ちなみに左隣の「桜なべ中江」も同様に風情がありますが、こちらも100年以上の歴史があるとか。気になります。
袖看板には「天麩羅 土手の伊勢屋」とありますが、鍋もやれば、うなぎやドジョウも扱った食堂だったとか。店内には「ふぐ取扱責任者免許証」らしきものも貼られていました。
到着したのは12時5分で入店したのとは13時5分。入る20分くらい前に注文を取りに来ました。
なお、この日は20度くらいでしたが、店頭は直射日光がきつかった。
自分は日光を浴びる=ビタミンDを生成=免疫力が上がると考えているので基本的に無問題ですが、女性は日傘を使っている人が多かったですね。
三ノ輪 土手の伊勢屋のメニュー、店内の雰囲気
天丼は3種類。
【 土手の伊勢屋の天丼メニューと内訳 】
天丼(イ)2,100円 キス、イカのかき揚げ、海老二本、獅子唐
天丼(ロ)2,600円 穴子、イカのかき揚げ、海老一本、野菜二種
天丼(ハ)3,100円 穴子、小海老のかき揚げ、海老一本、旬の魚、野菜三種
注文の際に名物の穴子が付くのはロとハという説明がありました。自分はロを注文。お安くはないですが、真っ当な価格であることが後から分かります。
なめこ椀を注文しましたがこれも300円。
こちらはドリンクメニュー。
入口近くのテーブル席に案内されました。
自分は一人でしたが、他の一人客とテーブルを1つ使う感じ。
ただこの光の差し方ではベストな写真は撮れないな。
右手に厨房が見えます。4代目という店主らしき方の姿が見えます。すごく高齢という訳ではありませんが、後を継ぐ人がいるのか少し気になる所。
店内の反対側も風情があります。奥の方の席はどうなっているのか良く分かりません。食べログには28席とありましたが、そんなには使っていなさそう。
待ち時間が長いのは一品一品丁寧に揚げているからで人を詰め込んでできるだけ儲けようという雰囲気は全く感じませんでした。
三ノ輪 土手の伊勢屋 で頂いた天丼 ロ
着席してからも10分以上待って天丼が到着。
堂々たる天丼ですが、やはり写真がベストな感じではないですね。
こぼれんばかりの穴子は江戸前天丼ならでは。
少し遅れて蓋付きのなめこ椀が到着。
熱々なのでお気をつけ下さいとありましたが、その通り。
しかもこぼれんばかりに入っているので江戸の粋なんでしょうか?熱々大好きな自分も少し間を置いて頂きますが、すごく美味しい。
あっさりした感じなので旨味がしっかりで、よくある味噌汁という感じではありません。
さて、天丼はししとう、かぼちゃ、海老、穴子、イカという感じ。
最初に食べたかぼちゃがホクホクで美味しい。海老も厚みがあり文字通りプリプリ。どのネタも熱々で、衣はサクッと。ほんのり甘い江戸前のタレが良い感じ。
店の名物という穴子にも驚き。
柔らかく、臭みはなく、もちろん小骨もなく、タレが主張しないので穴子自体の旨味もしっかりと味わえます。これは本当に美味しいな。
さらに最後に食べたイカ。
刻んだイカをかき揚げのようにまとめたものですが、イカがふっくらしていてほんのり甘みも感じます。これも素晴らしいね。
こんな感じで全部すごく美味しかった。行く前は歴史のある名店に行くというのが訪問の眼目でそこまで味には期待していなかったのですが。
行列は覚悟する必要がありますが、行く価値大いにあると思います。
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
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独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
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