B級孤独のグルメ

食事も雰囲気も全てが極上。麻布十番の「カーザ ヴィニタリア」

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2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)

世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
姉妹ブログ海外旅行情報館。海外旅行再開したい。

地方在住の旧友が東京へ来ることになったので夕食をすることになった。

この方、弊ブログを愛読してくれているのは良いが、中々毒舌な方で「ランチばかりでつまらん、たまには高級店のディナーも載せよ」などとおっしゃる。

そしてリクエストはイタリアン。ディナーの記事に一役買ってあげようということらしい。

自慢ではないが若い頃はそこそこ東京の高級イタリアンに詳しかったのだが、今はまるで詳しくない。ただ何かでたまたまアンテナに引っかかっていたのが麻布十番の「カーザ ヴィニタリア」。

ミシュラン一つ星のイタリアン。食べログも4.14(2016年12月現在)と高得点で、コースも7,500円。これくらいなら何とか払えそうだ。このスペックに旧友も納得してくれたので早速予約を取り、この日が来るのを楽しみにしていた。

さて、「カーザ ヴィニタリア」はどの料理も絶品だったか、蟹のピラフ、鰻のトリュフ添え、キノコのポレンタ添えなど絶品料理のオンパレードで久しぶりの高級イタリアンを満喫した。

尚、後から分かったのだが、この店は「アロマフレスカ」の系列店らしい。

麻布十番という町、現在は地下鉄が通っているもののアクセスのよろしくない町だ。しかし元々お金持ちの住んでいる町であり、アクセスの悪さも人を選別する原因になっているのか飲食店は高級店がとても充実している。
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カーザ・ヴィニタリアは麻布十番駅の2番出口から麻布通りを白金高輪方面に5分ほど歩いた所にあった。
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洗練された店作りに少し緊張しながら入店。

ただ、店を入るとこちらの緊張をほぐすような対応を受ける。流石に一流店だ。店舗は二階なので階段を上るが、
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その途中の壁にはこのようにワインボトルが敷き詰められていた。このワイン中身が入っているのか? それとも飲んだ後の物なのか?
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素敵なテーブル席に案内される。そして、足元? には
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なんちゃって暖炉が。しかし、これがとても暖かくて気持ち良い。
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7,500円のコースはこんな感じだが、バーニャカウダ以外は基本選択が可能なようだ。

まずは、
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スパークリングワインで乾杯。

フルーティで飲みやすい。
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それからオリーブが出される。日頃はオリーブオイル以外にオリーブだけ食べることはあまりないが、こういう店で出て来るオリーブは本当に美味しい。

前菜を
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何にするかで迷う。2つ注文してシェアすることもできるらしいので、「鰻のフライパン焼き ヴィンコットソース トリュフ添え」と
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「いろいろ木の木のフリカッセ 焼きスカモルツァとポレンタ添え」を注文した。
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そしてパンの盛り合わせに続き、
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まずは「季節野菜のバーニャカウダ カーザ ヴィニタリアスタイル」が登場。

この店のスペシャリティの1つらしい。野菜が氷で冷やされている。そして、バーニャは、
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アンチョビソース。クリームのバーニャも選択できたが、友人いわくこのアンチョビの方が本格的なものらしい。

野菜が何でもうまくなるようなソースだったが、かなり複雑な味わいもある。何か秘伝があるんだろうな。
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そしてビール。実はイタリアの地ビールがあったらそれを頼もうと思っていたが残念ながらなかった。

今年のイタリア旅行はイタリアビールの美味さにびっくりしたが、日本ではイタリア料理店でもイタリアビールは置いてないことが多いんだよなぁ。

このビールは何かは忘れたがよくある国産ブランドの高級版だった。そして
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「いろいろ木の木のフリカッセ 焼きスカモルツァとポレンタ添え」

ポレンタとはコーンミールを粥状に煮たイタリア料理らしい。確かに香りがとうもこし。ただキノコのソテーが美味いな。キノコの良さをうまく引き出している感じ。イタリアンパセリとの相性も良い。
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「鰻のフライパン焼き ヴィンコットソース トリュフ添え」

うなぎをこんな感じで食べるのは初めて。蒲焼きにすると濃厚な感じもするも、白焼き風だと淡泊な味わい。トリュフは香りは良いものの、味はあまり感じなかった。
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ここで白のグラスワインを注文。そして、
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「タラバ、ズワイ、ワタリ蟹のリゾピラフ」

すごいやこれ。蟹のホワッとした食感がたまらない。蟹のピラフには生姜の風味もあり、魚の出汁も効いている。

基本、自分は蟹より海老なのだが、これだけ上手く調理されたら蟹の良さを再認識。
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水をガス入りかガスなしかと尋ねられたので、ガス入りにしてもらう。これも美味しいな。良い小休止になった。
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少し酔いが覚めてきたので、
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メインの前にシシリアの赤ワインをグラスで注文。
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濃厚だが飲みやすい。そして、
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まずローズマリーの香りに続いて、
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ココットより肉が皿に移される。
「牛ハラミの岩塩と胡椒ローズマリーのココット焼き」

シンプルながら焼肉屋で食べる肉とは違った味わい。ココットという鍋をこの店はよく使うようだが、自分も家で使ってみたくなった。
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「野菜のココット」

またまたココットで登場。野菜は人参で、グラッセというバター煮の調理法らしい。甘くてもなんとも言えない人参のまろみがある。人参が嫌いな子も好きになりそう。
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「シンプルパスタ」

ペペロンチーノ風。50g,75g,100gから選べたが、100gにしてもらう。ただ何かの出汁が入ったような味付けで普通のペペロンチーノより美味しい。

そしてデザートは、友人が食べたのは
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「林檎とクレームダンジュ シードルのジュレ」

「クレームダンジュ」とは、チーズケーキのことらしい。そして自分は
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「胡桃のクレームブリュレと木苺ソルベ」

言い方を変えると焼きプリンとクルミのシャーベットという感じだろうか。どれも美味いわ。IMG_7389
コーヒーが来てこれで終わりかと思いきや、
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更にデザートがついていた。本当にお腹がいっぱいになった。

もともと期待値が高かったが期待以上だった。イタリアンだと「自分でも作れるのでは?」 と思う料理が
出てくることもあるが、「カーザ ヴィニタリア」の料理はどれも手が込んでいてとても自分では作れそうにないものばかりだった。

食にうるさい友人も至極満足したようだった。口うるさいこの方に「つまらん」と言われないためにも、来年はもっと高級ディーナーに行く回数を増やさせたら良いなと思う。

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