「港屋」インスパイア系極太そばの大人気店 半蔵門「そばうさ」

今回の内容
港屋インスパイア系の大人気店 半蔵門「そばうさ」とは?
2019年2月4日に突如閉店した東京虎ノ門の「港屋」。それでも人気はとどまるところを知らないようで、このところ弊ブログのアクセス人気ナンバー1は大手町の「港屋2」。
また、日清食品は2019年9月9日に「島耕作も愛した幻の立ちそば 虎ノ門 港屋 辛香るラー油の鶏そば」というカップ麺を発売するそうで、島耕作とのコラボということもあり発売前から大変評判になっています。
そういえば、港屋はラーメン二郎インスパイア系のごとく、たくさんの港屋インスパイア系のそば店を生み出しているようですが、以前から気になっていた店があります。
それが今回紹介する半蔵門の「そばうさ」。
かつてブログでアンジャッシュの渡部建さんやフォーリンデブはっしーさんが絶賛していた店。
また「嵐にしやがれ」「櫻井・有吉THE夜会」「マツコ有吉かりそめ天国」「有吉くんの正直さんぽ」「シューイチ」など嵐や有吉弘行さんの番組複数回登場するなど大変話題になっているとか。
店名の「うさ」はうさぎではなく「USA」に由来。ご主人はアメリカンカルチャーが好きとのことで、アメリカンな雰囲気の店内も話題になっているそうです。
というわけで、とある週末に「そばうさ」に行ってきました。
そこで頂いたそばや店内の雰囲気は確かに港屋に影響を受けていることは分かりましたが、オリジナリティも高く人気も納得できる蕎麦でした。
半蔵門「そばうさ」の個性的な外観、メニュー、店内の雰囲気
「そばうさ」の最寄り駅は半蔵門線の半蔵門駅のようですが、有楽町線の麹町駅からも近いようで自分はそちらから行きました。
大通りから一本入った路地。この辺りのはずですが。


一瞬通り過ぎそうになりましたが、この白い看板の店のようです。
これだ間違いない。港屋にはこのような看板はありませんから、港屋ほどではありませんが分かりにくい場所にあるところはその雰囲気があります。
おおっ、この横幅のでかいクラシックな車はアメ車なんでしょうね。


店の外観もなんとなくアメリカンな雰囲気が漂います。
そして中を見て少し驚きます。土曜日の13時半頃。オフィス街で少し不便なところにあるのでこの時間は空いていると思ったのですが、客がたくさんいます。
それどころか、自分が入店した後も人は入り続け、しばらくするとほぼ満員になりました。
【 半蔵門 そばうさの主なメニュー 】
スタミナ冷そば 750円
スタミナ牛すじ冷そば 900円
スタミナ温そば 750円
スタミナ牛すじ温そば 900円
バジル冷そば・温そば 850円
スタミナ担々冷そば・温そば 850円
海苔胡麻冷そば 600円
スタミナ冷まぜそば 850円
そばうさはバジルそばも人気だそうで、何を選ぶか少し迷いますが、港屋と比較するためにも一番港屋に近いメニューを探します。結局スタミナ牛すじ冷そばに落ち着きました


食券を出すと「5番でお待ち下さい」と言われます。これがご主人でしょうか?渡部さんの情報だと夫婦と二人三脚で頑張れられているということなので、隣の女性は奥様かな?
「そばうさ」のシステムをまとめるとこんな感じです。
【 半蔵門 そばうさのシステム 】
・完全立ち食いで席なし。
・水はセフルサービス。
・料理を運ぶのも返却するのもセフルサービス
要は普通の立ち食いそば店と同じというイメージです。
さて、港屋はそこまで待たないのですぐに順番を呼ばれるかと思いきや、結構待ちます。おそらく港屋よりは全然メニューが多いので準備に時間がかかるせいだと思います。
店内に飾られているものを見ると、こちらもアメリカンな感じ。照明が薄暗いのも港屋チックです。しかし食事も含めて港屋を参考にしているのは分かるものの、丸パクリな感じはないのが好印象。
結局10分くらい待って自分の順番が呼ばれました。
半蔵門「そばうさ」で頂いたスタミナ牛すじ冷そば

スタミナ牛すじ冷そば@そばうさ 半蔵門
少し暗いので写真が撮りづらい感じでしたが、最近のiPhoneはなんとか写りますね。


牛すじの色が蕎麦の色と同じで見分けにくい。
そばつゆは今見るとカラフルですが、食べている時はあまり色が分かりませんでした。
さて、そばを入れて頂きます。
おおっ、美味しい!
そばは極太麺。固めですが、港屋ほどではありません。ただたくさん噛まねばという固さなので、何度も噛むことにより食感が良くなりますね。
そしてつけ汁がかなり甘いです。辣油は入っておらず、唐辛子は入っているそうですが辛さは感じません。
港屋は色々と「攻めている」感じがしますが、こちらはもう少しおっとりした?感じで全体的にマイルドです。
ただ何かクセになる感じで箸が止まりません。
牛すじも甘い味付けで柔らかくマイルド。
美味しいですが、何か味変調味料はないかと思っていると2人隣の人が何やら赤いもの使っています。
何だろこれ?福神漬をすり潰したような感じのものですが。
あまり辛そうに見えなかったのでたくさん入れてみたら結構辛い。少し港屋に近づいたかな?
そば湯は目の前にポットがおかれていたので、どかっといれてみましたが、そこまで蕎麦の風味はしません。
さて、「そばうさ」のスタミナ牛すじ冷そば。
そこまで港屋を真似たものではなくオリジナリティも高い。ただ部分的に見るとそこまで完成度が高い感じではないが何かクセになる要素がある感じは似ているかも。
正直万人受けするものとは思いませんが、好きな人は大好き。また港屋好きな人でも好き嫌いが分かれそうに思いました。
自分?結構好きな味でしたね。
半蔵門「そばうさ」の行き方と営業時間
〒102-0083 東京都千代田区麹町2丁目5−2 金森共同ビル
東京メトロ半蔵門線 半蔵門駅1番2番出口より徒歩1分
東京メトロ有楽町線 麹町駅1番出口より徒歩3分
【 半蔵門 そばうさの営業時間 (食べログより) 】
月~金 11:00~15:00 17:00~21:00
土 11:00~15:00
定休日 日曜・祝日・ほか不定休
半蔵門「そばうさ」の感想と食べログ採点
【 半蔵門 そばうさの感想 】
・そばは極太も港屋ほど固めの茹で具合ではなく、そばつゆに辣油は入っておらずかなり甘め。港屋とはかなり違うそばだが、何かクセになる感じは似ているかも。
・個人的には美味しく感じたが、万人受けするものではなさそう。また港屋好きな人でも意見が分かれそう。
・バジルそばは是非とも食べてみたい。
そばうさ (立ち食いそば / 半蔵門駅、麹町駅、永田町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5