蒲田「鳥久」楽屋弁当1番人気！行列の絶えない老舗弁当屋の訪問記+実食レポ

2020年12月25日

2023年1月19日

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蒲田 鳥久とは？

蒲田の鳥久は昭和3年(1928年)創業の老舗の弁当屋。現在蒲田近辺に3店舗あります。

イートインスペースのないお弁当屋で食べログ3.5超えというのもすごいですが、Google Mapの数字もかなり高い。客観的データからもかなりの人気店であることが分かります。

ちなみに、大森にも「鳥久」という同名の人気の弁当屋があります。こちらは蒲田「鳥久」のご兄弟が始められた店らしいのですが、資本関係はないようです。

「鳥久」の名を最初に知ったのはどこだったか？「鳥久」は長い間テレビ局の楽屋やロケ用にお弁当を提供しているらしく、「鳥久」の弁当が美味しいというコメントは過去にも聞いたことがありました。

それを思い出させてくれたのが最近見た「かまいたち」さんのYou Tube番組の「かまいたちチャンネル」の「【楽屋弁当】かまいたちがTV局楽屋で一番食べたい弁当の一品を選んでみた」。

この中で9個ほどお勧めお弁当を紹介しているのですが、鳥久は2番目に登場。特に濱家隆一さんが「これが美味い」「全部美味い」「センスを感じる」とべた褒め。

そんなに美味いんか。気になるな。

それいえば、弊ブログにちょくちょく登場する親友のQちゃんも一時期蒲田勤務だったな。尋ねてみるとやはり「鳥久」のことは知っていてこんなコメントを貰いました。

コンビニ弁当やホカ弁はあまり好きでないが弁当を食べたい同僚に人気。
特に、キジ焼きとのり弁は評判良い。
大食いは、のり弁にプラスして唐揚げやつくねを食べてる。
地元のおばあさんおじいさんも多くて常連が多い。
蒲田時代は月に2、3回は食べてたかな。
ふと思いついたように食べたくなる。

おおっ、やはりこれは間違いないやつじゃないか。

ということで今回は蒲田駅に東口にある「鳥久 東口店」と梅屋敷寄りにある「鳥久 本店」と「鳥久惣菜 からたつ」に行ってきました。後半に実食レポがあります。

蒲田 鳥久の行き方と営業時間

①蒲田 鳥久 東口店
②蒲田 鳥久 本店
③蒲田 鳥久 惣菜からたつ

東口店は蒲田駅前のローターリーを渡ってすぐ。

本店とからたつは隣同士。蒲田駅から10分少々。京浜急行梅屋敷駅から5分くらい。

営業時間は少しずつ違いますね。

蒲田 鳥久のメニューと配達のルール

ホームページにお品書きがありました。

蒲田 鳥久のメニューその1

お弁当は500円から1,200円。種類はすごく豊富。ただし500円の「のり弁当」と「ご飯とからあげ弁当」は東口店のみのようです。

蒲田 鳥久のメニューその2

配達不可と書かれていないものは配達可能なんですね。これらがテレビ局にも配達され楽屋弁当になっているのか。

蒲田鳥久の配達のルールもホームページに記載されていました。

配達本数：30本以上（大田区内は20本以上）

配達区域：片道1時間範囲 （約20ｋｍ圏～遠方はご相談下さい）

配達時間：９：００～１７：００　（大田区外は１０：００）
お約束時間は、前後20分程度の余裕をもってご指定下さい。
都内の交通事情から時間厳守のお約束はできません。

30個以上なら利用できるのか。このくらいならいの数なら会社で利用しているところも多そうですね。

蒲田 鳥久 東口店の外観

12時前に蒲田駅に到着。

ロータリーの先にある「蒲田東口 中央通り」。少し入ったところに「鳥久」の看板が小さく見えます。

実はQちゃんにメールした時に「早く行かないとすぐ売り切れるよ」と言われていたのですがその通りでした。

蒲田 鳥久東口店の外観

「のり弁当」と「つくね」などが12時前ですでにが売り切れ。

店頭では5名くらい並んでいましたが、自分の後にもすぐに行列が続きます。ディスプレイ全体の写真を撮りたかったのですが状況的に無理でした。

「特製そぼろ弁当」600円を購入。こちらも売り切れることが多い人気メニューのようです。

購入後はそのまま鳥久本店を目指しました。

蒲田 鳥久 本店と鳥久惣菜 からたつの外観と行列の様子

蒲田駅東口からバス通りを京急蒲田方面にまっすぐ。あやめ橋を渡った付近にある交差点を左折して東邦医大通りをしばらく歩いたところに「鳥久」はありました。

遠目にも行列が見えたので「あそこが鳥久だろう」と予測がついていました。

手前が「惣菜からたつ」のようです。

こちらもローストチキンの丸焼きやローストチキンのもも焼きは売り切れていました。

焼き鳥や唐揚げだけでなく、じゃが煮やシュウマイもあります。

お隣が本店。

蒲田 鳥久本店の外観

この「鳥久」の書体からして只者ではありません。

行列に加わります。ただ全員がテイクアウトなのですぐに順番は来ました。

ここも売り切れだらけ。まだ12時半前なんですが。

結局「特製弁当」800円を購入。

「惣菜からたつ」で焼鳥を買おうかと思っていたのですが、特製弁当の中にに入っているようなので今回はパスしました。

蒲田 鳥久 の弁当を食べてみた

特製そぼろ弁当は赤い紙の箱に入っています。

東口店で購入した 特製そぼろ弁当を頂く

開けてみるとこんな感じ。

蒲田 鳥久の特製そぼろ弁当

中身はから揚げ・そぼろ仕立て・筍・じゃが芋揚げ・さつま揚げ・おしんこ。600円でも充実した内容。

そぼろが少し甘めの濃厚な味付けでご飯とベストマッチ。これさえあればいくらでもご飯が食べられそう。

蒲田鳥久の唐揚げ

そして鳥久名物の白い唐揚げ。白いのは片栗粉だそう。油の吸収を抑えたりするのかな？これのせいか見た目よりもさっぱりした仕上がり。

何気の驚いたが柴漬け。すごく美味しい。

自分はそこまで漬物が好きではなく、食べるけどあまり何も感じない方なのですが、これは味付けも硬さetc.最高でした。濱家さんの言うところの「センスがある」がこういう所にも現れています。

さつま揚げやじゃが芋揚げも普通に美味しい。これが600円は良いな。弁当を1つ食べただけで鳥久の素晴らしさが分かります。

本店で購入した 特製弁当を頂く

特製弁当は紫の紙の箱に入っていました。

これを食べたのは夜。鳥久の弁当は冷めても美味しいと言われているそうなので迷ったのですが、結局電子レンジで少し温めました。

蒲田 鳥久の特製弁当

そぼろがないのが残念ですが、から揚げ・チキンカツ・焼鳥・じゃが芋・つくね・蒲鉾と豪華な陣容。

さきほどはあまり意識しなかったのですが、お米がもちっとしていて美味しい。美味しいと言われる店は当然かもしれませんがお米に力をいれていますね。

少し濃厚なタレがついたつくねも美味しい。

焼鳥も普通にクオリティが高い。良い鳥を使っています。

そして唐揚げがさきほど食べたものよりジューシー。こちらの方が美味いなあ。このベタつかない唐揚げクセになりそうです。

更に下にも遠慮がちにカツが隠れていました。

何かつ？と思いましたがやはりチキンカツ。鳥が4種類も入っていて全て違う調理。特製なのもうなづけます。

ということで、今回は自分として珍しく弁当に記事になりましたが、「蒲田 鳥久」良かったです。人気なのも納得。味も良いし、弁当としてのおかずの構成も良いし、コスパも良い。

今度は姉妹店という「大森 鳥久」に行ってみたいと思っています。