渋谷・表参道「ドンチッチョ」東京を代表するシチリア料理の名店!移転情報も
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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今回の内容
渋谷・表参道の大人気イタリアン「トラットリア シチリアーナ・ドンチッチョ(Don Ciccio)」とは?
青山学院大学の近くにある「トラットリア シチリアーナ・ドンチッチョ」。そのOGから「大学の近くにものすごく美味しいイタリアンがある」という話は以前から聞いていました。
しばらくその話は忘れていたのですが、2018年にシチリアに旅行することに。旅行前に東京の代表的なシチリア料理店を調べていたら再び「ドンチッチョ」に遭遇。
なんとシチリア料理店だったのか。それは行ってみたいな。本当にすぐにでも行ってみたかったのですが、「ドンチッチョ」の営業は夜のみ。予約も取りにくくて有名なようで伸び伸びになっていました。
今回ようやく長年の宿題店に行くことができました。
なお、昨年のシチリア旅行は姉妹ブログの「海外旅行情報館」に詳しく記載していますので、ぜひこちらもご覧ください!
さて、「トラットリア シチリアーナ・ドンチッチョ」ですが、こちらの記事にシェフの石川 勉さんのことが詳しく書かれています。
特に興味深かったのは以下の一節です。
石川勉シェフがイタリア修業から持ち帰った一番の確信は、「食事は楽しく」のスピリットだった。
「楽しい食事が、いい食事。そして人との関係は”話すこと”から始まります」
お客同士はもちろんだが、シェフが客席に行って挨拶したり、お客も厨房を覗いたり、料理人でもお客と世間話をするような近い距離感。そこには必ず会話がある。だから今、この店の厨房では、黙々と仕事に打ち込むことは禁止だ。
なるほど。楽しい食事ですか。
ドンチッチョはレビューを見ても料理は高評価ばかりだし、行く前から当たりの予感でいっぱいでしたが、行った後の感想も「評判に偽りなし」でした。
ちなみにどこで読んだか忘れましたが「ドン チッチョ」の「チッチョ」とは石川さんがシチリアにいた時のあだ名だったとか。
ゴッドファーザーの映画の中でも「ドン」という敬称を使っていましたがつまりドンは親分?。つまり「ドンチッチョ」は「チッチョ親分」という感じでしょうか?
「トラットリア シチリアーナ・ドンチッチョ」の外観、メニュー、店内の雰囲気
渋谷の「ヒカリエ」から高速沿いの道をしばらく登り、左に曲がると青山学院大学が見えてきます。
その通りを少し進むと遠目にオシャレな店が見えてきました。「あれだろうな」と思い近づくとやはり「ドンチッチョ」でした。
これだけ緑に囲まれた店は日本では珍しい感じですが、シチリアでは花と緑に囲まれ入店前から心地よくなるような店に多数遭遇しました。
18時に予約しましたが、5分前だったので少し入り口から入ったところで待ちます。しばらくしてから案内されました。
店内は思ったよりも席があります。今調べると60席ほど。隣の席の間隔も広いとは言えず、混雑すると狭く感じそうです。
メニューは2枚ほど。
特に説明はありませんでしたが最初の1枚(写真は2枚)がレギュラーメニュー、次の1枚(写真は2枚)がイレギュラーなメニューという感じでしょうか。
初来店なので定番の人気メニューを中心に頼みます。
下調べした感じでは「カジキマグロの燻製カルパッチョ」と「シチリア名物 いわしとウイキョウのカサレッチェ」は外せない感じ。
最初にそれに加えてに「シチリア風仔牛トリッパと茄子・アーモンドのトマト煮込み」、そして前菜とパスタを食べ終わってから「大山地鶏(1/2)のシチリア風オーブン焼き」を頼みました。
この日は平日ですが30分くらい経ってかなり席が埋まってきました。7時を過ぎた頃には満席になったと思います。
ただこの空間にいる人は皆楽しそう。客は誰も笑顔で会話しているし、スタッフは礼儀正しくもフレンドリーで接客は笑顔。
客と客の席の距離が近いと普通は良い感じはしませんが、プラスのエネルギーがあふれていたこの日は例外に感じました。
また、日頃あまりこのような空間に慣れていない自分には眩しくもありました。
「トラットリア シチリアーナ・ドンチッチョ」で頂いたもの
ドリンク
最初はスプマンテで乾杯。
そしてイタリアンビールといきたかったのですが、ビールはなんとプレミアモルツだけ!うーむ。「モレッティ」がないのは残念。
ちなみに自分はイタリアではビールばかり飲んでいます。
モレッティも地ビールも本格的なビールの味がします。イタリアビールはかなりレベルが高くお勧めです。(ビール党はイタリアではワインを飲まなくてはいけないという強迫観念は持たない方が良いです)
その後、勧められるがままに白と赤(おそらくシチリアワイン)をグラスで頂きましたがどちらも高レベルでした。
食事
まずはカジキマグロの燻製。カジキマグロはシチリアの特産品です。
オレンジとルッコラが添えてあり、見た目がとても爽やかで美しい。
カジキマグロの燻製は初めて食べたましたが結構レアな食感。単体で食べても美味しいですが、ある程度まとめてがぶりと食べてオレンジが混じり合う食感が素晴らしい。
上品。トリッパはかなり煮込まれていてグダグダ。微妙に胃袋のクセは残っていて美味しい。塩分は控えめ。
ちなみにトリッパは家庭で作るのがかなり難しいとか。ここまで上手に柔らかくするのはかなり手間がかかるようです。
カサレッチェ(casarecce)はシチリアで生まれたショートパスタ。2つのパスタがくっついて断面がS字形をしています。シチリアで食べ損ねたので食べるのは初めてです。
独特の形ですが、断面積が広いので味がよくパスタに染み込みます。イワシは食べやすく砕いてあり、ウイキョウは少し苦味あります。合わされると独特な風味。
何か美味しいパスタを食べつつ珍味を味わっているような感じで不思議。
そして、メインは魚にするか迷いました、結局大山地鶏のオープン焼きにしました。シチリアでは特に肉が美味しかった記憶が残っていたので。
こちらは一見これ以上なくシンプルな料理ながら凝った料理。
地鶏の美味しさが直接伝わるよう、邪魔をしないような味付けですが、ハーブや胡椒の感じやたっぷり使ったオリーブオイルが実に良い感じです。
やはりシチリア料理は肉ですね!
そしてシチリアと言えばレモン。デザートでも濃厚なレモンの美味しさが際立っていました。
「トラットリア シチリアーナ・ドンチッチョ」の行き方と営業時間
トラットリア・ドンチッチョは2023年2月13日渋谷から青山一丁目に移転しています。
〒107-0062 東京都港区南青山1丁目2−6 ラティス青山スクエア 1F
東京メトロ銀座線・半蔵門線、都営大江戸線「青山一丁目」駅 徒歩1分
【トラットリア シチリアーナ・ドンチッチョの営業時間 2023.03食べログより転載 】
月~金 18:00~23:30(L.O.22:30)
土・祝 18:00~23:30(L.O.22:30)
定休日 日曜日
「トラットリア シチリアーナ・ドンチッチョ」の感想と食べログ採点
【「トラットリア シチリアーナ・ドンチッチョ」の感想 】
・雰囲気良し・料理良し・サービス良し、ついでに客層も良しでとても楽しく過ごせた。
・シチリア料理を忠実に再現した料理が中心で好感触。これだけイタリア料理店の増えた東京では、差別化のためにイタリアのある地方に特化した料理店が増えて欲しい。
・1品当たりの量は普通か少なめ。コースはなし。ある程度の出費は必要。
・ビールがプレミアモルツだけなのは残念。(ビールを頼む客がいない?) 少なくとも「モレッティ」は置いて欲しい。
トラットリア シチリアーナ・ドンチッチョ (イタリアン / 渋谷駅、表参道駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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