【大井町】の大人気ビストロ 「ポアソンルージュ」 ワイルドなフレンチが美味しい!
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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今回の内容
パリのビストロ初体験の思い出話
パリを初めて訪問したのはもう10年以上前になりますがロンドンに留学していた頃。
ロンドンからパリはユーロスターを使えば2時間余りで到着します。格安のツアーも多く、近所の小さな旅行代理店で予約したパリ1泊2日のツアーは確か2万円くらい。
安いツアーなのでホテルは2つ星で、パリの中心地からメトロで20分くらい離れた落ち着いた雰囲気の町にありました。
今なら旅行で食べる店は事前に調べますが、まだ全然旅慣れていない頃でいきあたりばったり。少し観光をしたその日の夜、適当にホテル近くのローカルで賑わうレストランに入ります。
そこでの体験は今でも深く印象に残っています。
まず注文に一苦労。達筆の?筆記体で書かれたフランス語のメニューしかないのです。もちろん写真もありません。
更に運悪く店員には英語がなかなか通じません。やっとのことでチキンという単語は通じたのでチキンにすることに。
どんな料理がくるか不安でしたが、大き目のチキンをそのままオーブンで焼いたような料理が出てきました。表面の皮がパリッとしています。
またバケットもドーンといった感じで出てきます。まずはボリュームに圧倒されました。
そして食べた料理もそれまでのフランス料理の印象とはかなり違いました。
フランス料理というのは小さな技巧を凝らした繊細な料理というイメージがあったのですが、むしろ逆でワイルドな美味しさ。鶏の旨味をそのまま楽しむといった感じのものでした。
当時はかなり大食いだったのですがそれでもお腹いっぱいになります。日本のビストロとぜんぜん違うな。本当にびっくりしました。これが本場のビストロなのか。
日本に帰った後も何回かフレンチビストロに行きました。美味しいのは美味しいのですが、上品な感じで本場で食べた感じとは全然違うものでした。
しかしある日ふと訪れた地元のフレンチでびっくり。自分が体験した本場フランスのビストロに近いフレンチを出す店だったからです。
それが大井町の「ポアソンルージュ」です。
大井町 ポアソンルージュ (Poisson Rouge)とは?
フランス語の”poisson”は「魚」、”rouge”は「赤い」で直訳すると「赤い魚」ですが、つなげて書くと「金魚」の意味になります。
「金魚」は英語では”goldfish”。同じ魚でも日本やイギリスは金の魚、フランスでは赤い魚になるのが面白いですね。
さて、その「ポアソンルージュ」ですが、大井町を代表する人気店。食べログは3.66 (2020.04.13現在)。ランチタイムはほぼ満席。予約をして来る常連客が多い印象です。
自分も飛び込みで入ろうとして入れなかった経験が何度もあります。
ちなみに入れなかった場合の自分の切り札が「ポアソンルージュ」から少し坂を上がったところにある「多聞天」。
健康的な中華料理がリーゾナブルな値段で食べられるのでお勧めです。
さて、「ポアソンルージュ」はメディアに頻繁に露出するという感じではないのですが、それでも客足が途絶えないのはリピーターが多いのが一番の要因かと思います。
料理はとても丁寧なのですが、基本的には素材の良さを引き出し、ワイルドな感じがする料理で、素材が分からなくなるようなお上品なフレンチではありません。
それがピンポイントな人も多いのですね。
そんな大人気店の「ポアソンルージュ」ですが、現在は新型コロナウィルスの影響もあってテイクアウトを始めました。
作りたてのものが一番美味しいという思いで、それまではテイクアウトをやっていなかったのですが、このご時世では仕方ありません。
しかしキッチュは早くも大人気になっている模様。
今日のキッシュは、ほうれん草とベーコン・ほうれん草とブルーチーズ・新玉ネギとベーコン の3種類です。
どれか一個ずつ入ったセットになります。
ブルーチーズはクセがありそうなので選べるようにしときますね。 pic.twitter.com/etOWixsWg5— poisson-rouge (@poisson2005) April 12, 2020
めっちゃ美味しそう!
こちらにTwitterの載せておきますので興味ある方はどうぞ。すぐに売り切れてしまうようなので事前に電話して確認することをお勧めします。
大井町 ポアソンルージュの外観、ランチメニュー、店内の雰囲気
大井町駅から阪急の左側をしばらく歩くと右側に緩い坂が見えます。飲食店の途切れないここは大井三叉商店街。この商店街を少し上ったところに「ポアソンルージュ」はあります。
店頭に置かれたグリーンが良い感じ。
数年前はランチが1,100円の時代がありましたが数回の値上げを経て現在は1,400円から。
ただバケットは食べ放題だし、1,400円のスープ1品+メイン1品で十分にお腹いっぱいなります。
【 大井町 ポアソンルージュのランチの価格(税込み) 】
スープ1品+メイン1品 1,400円
前菜1品+メイン1品 1,500円
前菜1品+スープ1品+メイン1品 2,000円
追加 スープ 500円、前菜 600円、メイン 900円
中に入ると1人なのに奥の部屋に通されます。
さりげなく雰囲気がオシャレで心地の良い部屋です。
店内には手前にカウンター席が4席あって、1人だとたいていここなのですが、カウンター席には既に2名座っています。
今は客が隣り合わないようにしているためで、このような配慮はありがたいですが、同時に店も大変だなぁという気になります。
テーブルの上に置いてくれた黒板は店頭にあるのと同じもの。
メニューはレギュラーメンバーあり、季節によって変わるものありという感じ。今回は前菜に豚スネとパセリのテリーヌ、メインにカジキのソテー タプナードソースを注文しました。
厨房は見えませんが、おそらく店主の男性が1人で調理されているのでは?と思います。なぜなら待ち時間が結構あるので。
今回は着席してから前菜が来るまで15分、メインが来るまで30分待ちました。会社の昼休みにくるのはきついかもしれません。
スタッフの女性は数名いますが、自然な感じなのにすごく気が利いて感じが良い。これは自分が最初に店を訪問した数年前から変わりません。
バケットは2切れづつ来ます。こちらはお代わりできますが、なくなるとこちらが言わなくても大抵は気を利かせて「お代わりいたしますか?」と声をかけてくれます。
大井町 ポアソンルージュで頂いたもの
今回頂いた 豚スネとパセリのテリーヌ・カジキのソテー タプナードソース
テリーヌもこのボリューム。
とても前菜とは思えません。
表面もパセリの緑色がよい感じに肉と混じり合っていて食欲をそそります。
口にするとと力強くワイルド!豚肉のクセというからしさを存分に感じます。何か生のコンビーフ?といった感じ。
脂身もうまい具合に混合していて、さらにゼリーが重なり口の中が驚いています。
美味しいのですが、既製品の分かりやすい美味しさとは対極にある感じ。慣れていないせいか一口目ですごい美味しいとはならないのですが、少しずつ美味しさが浸透します。
2つのバケットはあっという間になくなります。これさえあればバケットはいくらでも食べられそう。
そして、カジキのソテー。
こちらもでかいです。厚みもあります。
カジキはじわっと火を通したような焼け具合。すごく柔らかいわけではないですが、こちらも力強い!噛みごたえがあって、ダイレクトにカジキの旨さが伝わってきます。
タプナードソースは美味しいのですが、全面的についているわけではなく、一部はそのままソースをつけないで食べて欲しいという意味合いもあると思います。
また付け合せのキャベツの甘みが素晴らしい。これもいくらでもバケットが食べられそうな料理でした。
かつて頂いた レンズ豆のサラダ・牡蠣とカブのポタージュ・牛肉ハンバーグ網脂包み焼き
レンズ豆のサラダも定番の1つ。
レンズ豆の量が半端ないでしょ!
自分はレンズ豆が好きでカレー用に買うのですが良い値段がします。結構原価率高そうで贅沢なサラダ。
レンズ豆はもちろん、ドレッシングも美味しい。
牡蠣とカブのポタージュはまろやかなスープで、カブのクセを良い感じに弱めて引き出した感じ。そこまでカブは好きではないのですが、こちらはしみじみ旨さを感じました。
牡蠣はほんのり、身を細かく刻んだものがのっていいます。牡蠣とカブを上手くマッチさせるものですね。
そしてファンも多い定番の牛肉ハンバーグ網脂包み焼き。
これはインスタ映えしますねぇ。
バンバーグはじんわり美味いです。高温で炒めてさっと調理するものとは全然違いじわーと旨さがしみてきます。
ちなみにハンバーグの下のマッシュポテトも付け合せというレベルではなく、とても美味いのでお勧めです。
大井町 ポアソンルージュの行き方と営業時間
〒140-0014 東京都品川区大井1丁目53−8
大井町駅から徒歩3分くらいです。
【 大井町 ポアソンルージュの営業時間 2023.01 食べログより転載 】
火~金 11:30~14:30 (LO 13:30) / 17:30~22:30 (LO 20:30)
土 11:30~14:30 (LO 13:30) / 17:30~22:30 (LO20:30)
祝日 17:30~22:30 (LO 20:30)
※祝日はディナーのみの営業。
※ランチは不定期に休みあり。当面の間木曜ランチは休み
定休日 日、月曜日、木曜ランチ
大井町 ポアソンルージュの感想と食べログ採点
【 大井町 ポアソンルージュの感想 】
・自分がパリのビストロで味わったワイルドなフレンチのイメージに近い店。お上品なフレンチも良いが、この店のがっつり食べるという感覚も魅力的。
・店内の雰囲気良く、また大げさな感じではなく自然に感じの良い接客も素晴らしいと思う。
・ランチは1,400円からで安いとは言えないが内容を考えると十分にリーゾナブルと言えると思う。
・調理はすごく丁寧なため待ち時間があるので、急ぎで食べたい人には向かいと思う。
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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