路地裏の名店 大井町「ビストロ モザール」ランチメニューを詳しく解説
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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今回の内容
路地裏なのに人が集まる大井町の「ビストロ モザール」
飲食店をやるにあたっては場所が良いに越したことはありません。しかし、人気駅の近く人通りも多いとのなると高い賃料を払わねばならなりません。
独立していきなり、駅の一等地に店を構えることは経済的に不可能。不便な場所で足場を固め、ある程度お金を蓄えてから何れは良い場所で、というのが多くの飲食店経営者の描く未来像でしょう。
ただ、食べる側からすると不便な場所で混んでいる店を見つけたら、掘り出し物である可能性が高い。
あまり人が寄り付かないような場所までわざわざ人が足を運ぶ訳ですから。
さて、今回紹介する大井町の「ビストロ モザール」は2017年9月オープン。大井町駅からは5分以内とはいえ、人通りの少ない路地裏にあります。
しかしランチ時はいつも大変な賑わいよう。
この事実だけでも良店であることが分かります。そして、今までに何回もランチを食べましたが、それを証明するようにどれも水準以上。
お値段以上でわざわざ裏路地まで足を運ぶ価値があります!。
ところでモザール”Mozart”とはあのアマデウス・モーツァルトのことです。英語だと「モザート」のようにtを発音するのですが、フランス語は発音しないということでしょうね。
大井町 「ビストロ モザール」の行き方
東京都 品川区 東大井 5-6-14
こうやって地図を貼ると簡単に行けそうな感じですが、狭い道が多いので地元の人でも少し迷うかもしれません。
大井町駅東口からだと、ゼームス坂信号を左に曲がり、道路の右側を歩いて数十メートル先にある赤い店構えを探す感じで見つかると思います。
【 ビストロモザールの営業時間 2023.05食べログより転載 】
11:30~14:00(L.O.13:30) 18:00~22:30(L.O.21:30)
定休日 月曜日・火曜日
「ビストロ モザール」のメニュー
後の方が新しいものです。一番上にあるあらびきハンバーグ デミグラソースがエースですね。
こちらは後の方が最新のもの。今回最後に紹介するスパイスカレーが登場しています。
メニューからは典型的なフレンチビストロという感じはあまりしません。
ご主人はフランス料理店で20年ほど修行された方らしく、料理の技術はなるほどフレンチ畑出身の方という感じは随所にありますが、フレンチにこだわるよりも自分が美味しいと思うものを提供するという方針かな?と思います。
「ビストロ モザール」で頂いたもの
あらびきハンバーグ デミグラソース
美しい。ハンバーグだけでなく、付け合わせとの色彩な調和が美しいですね。
ハンバーグはあらびきでごろっとした食感の肉の集合体という感じで噛みごたえがあります。くせになる食感ですね。
デミはさすがの職人芸という感じで絶品です。
ポークソテー
ポークソテーもレベルが高くて驚きました。
言っては何ですが、ポークソテー自体は自分でも (もちろん家庭の主婦も) 作れるようなものです。
しかし、これだけシンプルで比較されやすい物を出すという事は自信があるのだろうと思ったのですが、図星でした。
レモンバターソースなる上品なソースがめちゃくちゃ美味いです。(絶対自分では作れないレベル)
控えめに柔らかジューシーなポークを引き立てている。このポークも良い下ごしらえがなされていると思います。
スパイスカレー
そして、今や専門店でなくても美味しいのが当たり前なカレーですが、このスパイスカレーは本格的。超それも本格的でした。
シナモンなど癖の強いスパイスが多く複雑な辛さ。唐辛子だけのような単調な感じではありません。専門店に引けを取らない旨さだと思いました。
気持ち良い汗をたくさんかきました。美味しいカレーは季節を選びませんね。
さて、このカレー、当時は12時すぎに行ったのでが自分が注文した後ですぐに売り切れになっていました。
今後もレギューラーメニューとして定着させるつもりかは分かりませんが、自分の予感だとハンバーグにならぶエースメニューになるような予感がします。
前菜とスープ
スープと前菜は全体に薬膳を感じます。フレンチビストロなのに驚きです。
前菜(付け合せ)は定番ものではなくかなり独特です。煮込んであるものが中心ですが、カレー風味のものがあったり、酸っぱいものがあったりと味付けも独特です。
スープも分かりやすいコンソメ風ではなく、野菜スープですが薬膳の香りが漂っています。
今回のカレーもそうですが食事全体に薬膳を感じます。
この前菜やスープは喩えると子供が大好きな味ではないと思います。しかし、食べるのが好きな人は間違いなく好みそうな味と言いますか。癖があるけど病みつきになります。
このあたりもシェフの顧客に身体に良いものを食べてもらいたいという信念を感じます。近頃は大衆に迎合した味付けよりも、通を満足させるものの方が人を引き付けるのですね。
さて、ビストロモザール。夫婦経営のようでサービスも温かみがあります。開店からさほど経っていませんが、今や地域に根ざした良店であると思います。
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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