「まこと家」青物横丁 熱狂的ファンの多い東京家系の老舗 ルーツは「本牧家」
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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今回の内容
青物横丁「まこと家」とは?
青物横丁の「まこと家」は1996年創業。
都内の家系ラーメンが増え始めたのは21世紀に入ってからという印象があるので、都内の家系の中ではかなりの老舗。かつてはわざわざここに食べに来る人も多かったとか。
現在の「まこと家」の食べログは3.68、ラーメンDBは92.821、とかなりの高評価です。(2020.10.20現在)
はまれぽの家系ラーメン家系図によると「まこと家」のルーツは「本牧家」。
「本牧家」は「吉村家」「六角家」とともに家系御三家と言われた店で、「本牧家」の初代店長は神藤 隆さん。そう後に最近破産手続きに入った事が報じられた「六角家」を立ち上げた人です。
「六角家」の歴史についてはこちらにまとめましたが興味がある方は是非どうぞ。現在でも営業している「六角家」戸塚店の実食レポもあります。
「まこと家」は「本牧家」-「川崎家」-「まこと家」という流れで、「まこと家」の店主は「川崎家」出身。
似たような?店も多い家系ラーメン店ですが、「まこと家」はかなりクセの強い店。
そのせいか熱狂的なファンも多く週に何回も通う「まこと家」信者も存在するという噂です。万人受けする店では決してありませんが。
また「まこと家」は取材拒否の店としても有名で実際に「寺門ジモンの取材拒否の店2020新春SP」ジモンさんが紹介しようとするもできなかったとか。
ただロバートの秋山竜次さんは若手時代大井町に住んでおり「まこと家」は何度も通った店。2020年8月24日に放送されたヒルナンデスで相方の馬場裕之さんと共に「まこと家」を紹介したそうです。
秋山さんは今でもたまに「まこと家」に顔を出すそうでそんな縁もあって特別に取材許可が下りたのかもしれません。
またサンドイッチマンの伊達みきおさんは「バナナサンド」で行きつけの店として「まこと家」を紹介したことがあります。
青物横丁「まこと家」の外観、メニュー、店内の雰囲気
京浜急行の青物横丁駅からほんの数分の第一京浜(国道15号店沿い)に「まこと家」はあります。
自分が行くのはかなり久しぶりでおそらく3回目。
まず家系なのに黄色い看板に驚かされます。ラーメン業界では黄色は二郎系を象徴する色と言われているのですが。
久しぶりに来た自分はもう1つ驚きが。以前は店舗用テントがかなり使い込んだものだったのが新しいものに変わっています。
さて入店。店舗用テントは新しくなったものの中は変わっていないよう。かなり古びた感じ。
店に入ると着席する前に「いらっしゃい、何にします?」といきなり尋ねられ少し驚き。そういえばこちらは券売機制ではなかったんだ。
予習してあったので「ラーメンとほうれん草で」と注文。お好み指定はしませんでした。
着席してからメニューを眺めます。壁に飾ってあるものだけで卓上メニューはありません。
【 青物横丁 まこと家の主なメニュー 】
ラーメン 750円
チャーシューメン 950円
ネギラーメン 950円
ネギ味噌ラーメン 950円
ネギチャーシューメン 1150円
ネギ味噌チャーシューメン 1150円
麺類の中盛 100円増し
麺類の大盛 200円増し
小ライス 100円
ライス 200円
チャーシュー丼 400円
チャーシュー・くきわかめ・国産ほうれん草 各200円
コーン・のり増し・味付玉子・メンマ・バター 各100円
追記:2022年11月現在、ラーメンは800円からです。
少し予習はしてあったのですが、ラーメンとほうれん草の注文は後から考えるとイマイチでした。
ラーメンは750円から。値段は平均的なようですが一般的にな家系ラーメンに比べると麺はかなり少なめ。中盛にする必要がありました。
また「まこと家」のラーメンは家系では珍しくほうれん草はデフォルトではありません。別料金(200円)です。この点は予習してありましたが。
メニューの右横には家系標準のお好み指定、麺の固さ・味の濃さ・油の量などが指定できる事が書かれています。
その右横には麺は蒲田「酒井製麺 特製真宏麺」を採用している事が書かれていました。(後で正面から写真を撮るつもりが忘れました)
家系と言えば酒井製麺ですが、先日戸塚の六角家で食べた麺は通常の酒井製麺の麺より更に短い感じでした。(短尺麺という言うらしい) 今回の「まこと家」の麺も同様な感じでびっくり。
特製真宏麺なるものがどういうものかは分かりませんが、酒井製麺の麺の中でも短尺麺を指すのかもしれません。
卓上の調味料はお酢、おろしにんにく、豆板醤、故障、生姜という感じでしょうか?
そこまで待たないでラーメンが到着しました。
青物横丁「まこと家」で頂いたラーメン+国産ほうれん草
うわっ、少し寂しいな。
具は、海苔3枚、チャーシュー1枚、ネギ少々に+200円で追加したほうれん草。
いくら国産とはいえ+200円にしてはほうれん草はほんの一口です。麺の姿はまばら。
ただスープ表面には鶏油がしっかり浮かんいて、少し膜のようになっています。
まずスープを一口。
うめぇ。美味しいです。分かりやすく美味しい。
豚骨が濃厚で鶏油とのからみも最高。醤油のかえしはそこまできつくなく飲みやすい。先日六角家でも感じたのですが、本牧家の系統は醤油が控えめでシンプルに豚骨が強いんですね。
その点で醤油が強めの吉村家や直系店などとはだいぶ違います。
そして先程も書きましたが麺は酒井製麺の特製真宏麺。中太ストレート麺なのは普通ですが、麺の1本1本が短い短尺麺。独特のもっちり食感もあってスープとの絡みも最高です。
「まこと家」は家系トップクラスと評価する人がいますが、スープと麺だけなら自分も同意できます。
ただその他はイマイチ。チャーシューは大きさも厚みもそれほどでない肩ロースが1枚のみ。
国産ほうれん草は一口。
麺は普通の0.7掛けな量なのですぐに食べ終わります。
うーん。大井町の家系ラーメン、「武蔵家」や「武術家」は一日中ご飯無料だし、900円くらい出すと具材もてんこ盛りな感じなので、比べると物足りなく感じます。
さて、口頭注文なのでお金を払って店を出ますが、お金を払った店員からも、他の店員からも「ありがとうございました」はなし。接客も微妙でした。
ただコスパ、雰囲気、サービスは別にして美味しいラーメンであることは間違いないと思います。
青物横丁「まこと家」の行き方と営業時間
〒140-0004 東京都品川区南品川3丁目1−10
京急本線「青物横丁駅」から徒歩1分。第一京浜沿いに店舗があります。
【 青物横丁「まこと家」の営業時間 】
9:30~翌5:00
定休日 無休
やっていない時間が朝4時間半だけ。毎日20時間以上営業しています。自分の知る限りでは緊急事態宣言中も通常営業でした。
青物横丁「まこと家」の特徴と食べログ採点
【 青物横丁「まこと家」の特徴 】
○味について
・鶏油の効いた豚骨スープが最高に美味い。バランス良し。酒井製麺特製真宏麺も美味。
○家系らしくない点
・券売機はなく口頭で注文
・ほうれん草は別料金 (200円)
・ラーメンの量が少ない (普通の家系ラーメンの0.7掛けくらい?)
○その他
・店内汚なめ、接客微妙 (帰りがけの挨拶なし)
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
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B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
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