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【元祖羽つき餃子】蒲田三大餃子の「歓迎」田町駅前店で麻婆ナス丼ランチ

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B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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八木兄弟と蒲田3大餃子

蒲田「ニイハオ(你好)」の創業者八木功さんは満州国の旅順(大連)出身で父が日本人、母が中国人のハーフ。

終戦後ソ連の侵攻で家族が離れ離れに。1979年に残留孤児として日本に帰国にするのですが、その時すでに45歳。

元々料理人だったわけではなく、帰国後は日本語がまるで話せないために日本語学校に通っていて、その時に友人にふるまっていた大連仕込みの餃子が評判を呼び「ニイハオ」を立ち上げる。

「ニイハオ」では日本人舌に合うようにと焼き餃子を開発。今や当たり前のように存在する羽つき餃子を生み出したのですね。

さらっとまとめましたが、これだけでもすごいドラマを感じます。

ただ、話はそれで終わらず7人兄弟の長男である八木さんは他の兄弟にも次々と自分の店を開店させました。

蒲田3大餃子と言えば、「ニイハオ」「歓迎(ホアンヨン)」「金春(コンパル)」ですが、「歓迎」は妹(次女)の英理子さん、「金春」は弟(三男)の弘行さんのお店。

また大森や三田にある「大連」も弟(四男)の店。

千葉県佐倉市にある「彩雲(サイウン)」は妹(長女)の店。

他にも八木さんの親族の店はあるようで全部は把握しきれていません。

さて、今回は「歓迎」田町店に行ってきた話です。どんどん広がりを見せる「蒲田羽つき餃子」ですが、「歓迎」は「ニイハオ」の次に店舗が多いようです。

「歓迎(ホアンヨン)」の店舗と食べログの点数

食べログによると歓迎の店舗数は現在8。

【 歓迎の店舗 2020.08.05現在 】

歓迎 本店 蒲田 3.75 百名店
歓迎 西口店 蒲田 3.58 百名店
歓迎 東京スクエアガーデン店 銀座 3.58
歓迎 田町駅前店 3.49
歓迎 あやめ橋店 蒲田 3.46
歓迎 大森店 3.34
歓迎 京急川崎店 3.19
歓迎 浜松町店 3.06
歓迎 羽田空港店

羽田空港にも店舗があるのですが、現在、コロナウイルスの影響により羽田空港第二ターミナルが閉鎖されており、歓迎 羽田空港店は営業停止中のようです。

さて、歓迎ですがお膝元蒲田に3店舗ありうち2軒が百名店に選ばれています。

そして蒲田を中心に店舗が増えているようですが、我が大井町にはなぜか店舗がありません。ちなみに大井町にはニイハオも含めて一切「八木系」羽つき餃子の店はありません。

大森でさえ3軒もあるのに。何か特別な理由があるのでしょうか?

それはさておき、今回は田町駅のすぐそばにある歓迎 田町駅前店に行ってきた話です。

歓迎 田町駅前店の外観、ランチメニュー、店内の雰囲気

湾岸方面が開発されたせいもあってか少し古臭さも感じる田町駅の三田方面側。

歓迎は駅前の「森永プラザビル」の地下一階「エンゼル街」にあります。

いかにもな森永な名前ですね。

さて、ビルに入り地下に降りようとすると地下の店舗が表示されています。

あれ、歓迎ないじゃん。少し不安になりますが、階段を下って左に奥に店舗がありました。

「蒲田羽つき餃子 歓迎」と書かれた看板。やはり「蒲田羽つき餃子」というワードが差別化になるようです。

ランチメニューは4つだけかな?

歓迎 田町駅前店の店頭にあったランチメニュー

歓迎 田町駅前店の店頭にあったランチメニュー

蒲田よりもメニューが少なくやや高い感じです。

実際の商品も飾られていていました。

さて、店内に入るとすごく広くてびっくり。今食べログで調べると70席もありました。

客はかなり入っていましたが、この座席数だと結構余裕があります。丸テーブルの一角に腰掛けます。

ランチメニューはやはり4品のよう。

歓迎 田町駅前店の店内 ランチメニュー

歓迎 田町駅前店の店内 ランチメニュー

【 歓迎 田町駅前店この日のランチメニュー 】

①餃子定食 (餃子8個) 800円
②油淋鶏定食 800円
③麻婆ナス丼+餃子4つセット 900円
④北京汁そば+餃子4つセット 900円

麻婆ナス丼を注文。店員が日本語ネイティブな発音で驚きます。三大餃子店には何度も言っていますが、これだけ普通の日本語は聞いたことがないかも。

卓上の調味料は餃子用の辣油、酢、醤油それに胡椒という感じ。XO醤のような凝ったものはありませんでした。

しかし驚いたことに注文してから1分くらいしか経っていないのに麻婆ナス丼がフルセットでやってきました

いくらなんでも早すぎ。この時点では嫌な予感しかしなかったのですが。

歓迎 田町駅前店で頂いた麻婆ナス丼+餃子4つセット

麻婆ナス丼+餃子4つセットはサラダ、スープ、ザーサイ付き。

麻婆ナス丼+餃子4つセット@歓迎 田町

麻婆ナス丼+餃子4つセット@歓迎 田町

まずまずの陣容です。

まずはスープを。

あれっ、ちゃんと熱い。ぬるいのを覚悟しましたが。トロトロのよくある卵スープですが味もまずまず。

餃子は100%作り置きのはずですが、

羽つき餃子@歓迎 田町

羽つき餃子@歓迎 田町

こちらも熱々です。ただ、1度しっかり焼いたものを注文を聞いてから焼き直した感じ。皮が見た目はパリッとしているのに結構固い。やはり2度焼きはないよなぁ。

ただ餡は安定しています。にんにくは入っておらずインパクトは弱めですが肉と野菜のバランスが良く美味しいです。

今まで言った三大餃子店は餃子だけは待たせることが多く、自分の1番好きな金春新館では料理の少し後に餃子が来ることが多いですが、ベストな状態で来ます。

多少待つのは全然構わいません。いつでも作りたて物を出して欲しいものです。

そして麻婆ナス丼。

麻婆ナス丼@歓迎 田町

麻婆ナス丼@歓迎 田町

こちらは正真正銘作りたてです。餃子のせいでやや機嫌が悪くなっていましたが麻婆ナス丼はすごく美味しい。

ニイハオでも感じたのですが、辣油が結構独特でクセがあるのですがこれが美味しい。辛すぎませんがしっかり辛さもあります。茄子の炒め具合も良くひき肉もたっぷり。

とうことで歓迎 田町駅前店ですが餃子が作り置きでなければかなり高評価になったと思います。

田町付近は忙しいサラリーマンも多いとは思いますが、外に食べに来て1分で食事を出されたら嬉しいより戸惑う人が圧倒的に多いと思います。

餃子の場合は特に。

歓迎 田町駅前店の行き方と営業時間

東京都港区芝5‐33‐1 森永プラザビル別館B1F エンゼル街

JR田町駅から徒歩1分
都営地下鉄三田駅から徒歩3分

【 歓迎 田町駅前店の営業時間 】

月〜金 11:30〜14:30(L.O 14:00)/ 17:00〜23:30 (フードL.O.22:30 ドリンクL.O.22:50)
土・日・祝 12:00~22:00 (L.O.21:00)

定休日 なし

歓迎 田町駅前店の感想と食べログ採点

【 歓迎 田町駅前店の感想 】

・ランチは麻婆ナス丼が美味しかった。独特の辣油がクセになる。ナスやたっぷり入ったひき肉も良かった。

・ただ餃子は作り置きなのががっかり。熱々なのは良いが皮が2度焼きのせいかかなり固かった。

・店内は駅前とは思えないくらい広々。駅からも近く使い勝手の良さそうな店だと思った。

 

歓迎 田町駅前店中華料理 / 田町駅三田駅芝公園駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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