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「二郎系」をよく食べるブロガーが「豚園 背脂醤油豚ニンニク」を食べた正直な感想

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2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)

世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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巣ごもりは不可避?これからは自宅飯の記事が増えるかも

最近は「巣ごもり」あるいは「巣ごもり消費」なる言葉流行っています。

この今まで聞き慣れなかった言葉も現在の新型コロナウィルスのせいで家にこもる人が多い現状を考えれば意味は容易に想像がつきます。

自宅で食べるよりも外食の方が好きな自分、というかグルメブログをやっている必要上外食は必須なのですが、首都封鎖が噂されている現状では外食が無理になる日が来るかもしれません。

今やロックダウン中に出歩いただけで逮捕される国もあるとか。。

という事で今後の進展によってはカップラーメンのレビューやコンビニ飯あるいは宅配利用記など今まで手を出したことがなかった分野に進出するかもしれません。

さて、小池東京都知事が週末自宅待機を呼びかけた後の金曜日の夜、それに備えていつもより多めに食料品を購入しようとしていたところ、興味深い商品を発見します。

西友の棚を豚園が占拠している

西友の棚を豚園が占拠している

 

なんじゃこれ?棚一面を占拠しとるじゃん。この黄色はもしや二郎系?

おおっ、まさに二郎系のようです。「豚園」か。面白いネーミングですね。豚らしきものがやや下品に舌を出しています。

そういえば、どこかで日清がかなりのクオリティの二郎系ラーメンが出したとか言ってたな。これのことか。しかしこれ乾麺?生麺じゃなくて大丈夫?

しかも値段が高い!348円税抜なので税込みだと382円!西友なので少し安いはずなのでざっくり400円でしょうか?

しかし、巣ごもりを控えた金曜日に迷う余地はありません。即座に購入。ただ「用意するのはもやし」というのを見逃すところでした。

二郎に不可欠のもやしも使うとは乾麺でも結構本格的なものなのかもしれません。

 

「日清 豚園 背脂醤油豚ニンニク」はこちらからも購入することができます。

 

日清食品から2020年3月16日に発売された「豚園(ぶたぞの) 背脂醤油豚ニンニク」とは?

さて、週末の昼に早速豚園を頂くことにします。その前に概要を知るために日清食品のホームページを調べてみました。

「豚園 背脂醤油豚ニンニク」(3月16日発売)
ガッツリ系ラーメンが自宅で楽しめるラーメンキット誕生!「豚園 (ぶたぞの) 背脂醤油豚ニンニク」 を2020年3月16日(月)に新発売

用意するのは “もやし” だけ。
あとのせの背脂&ニンニクで、背徳の一杯が完成!

昨今、背脂とニンニクがしっかりきいた豚骨醤油スープに、たっぷりの野菜と極太麺を合わせたラーメンがトレンドになっています。
今回発売する「豚園 背脂醤油豚ニンニク」は、麺、チャーシュー、スープ、さらには背脂とニンニクがセットになった商品で、今話題のガッツリ系ラーメンをもやしを用意するだけで手軽にお楽しみいただけます。なめらかでコシのある極太ウェーブ麺に、豚のうまみとニンニクの風味がガッツリきいたスープが絡む、インスタントラーメンの常識を超えた本格的な味わいが特長です。別添の背脂とニンニクを “あとのせ” することで、さらにやみつきになる味わいに仕上がります。
無性に食べたくなる背徳の一杯を、ぜひ体感してみてください。

「昨今、背脂とニンニクがしっかりきいた豚骨醤油スープに、たっぷりの野菜と極太麺を合わせたラーメンがトレンドになっています。」

なるほど。ただラーメン二郎は昨今のトレンドというより、もう10年くらいのトレンドかも。ずっとブームが継続している感じです。

1番気になったのはなめらかでコシのある極太ウェーブ麺という部分。極太もそうですが、インスタントでコシを実現できるのかな?ここが1番気になったところです。

それが言葉通りなら「インスタントラーメンの常識を超えた本格的な味わい」というのも誇張ではありませんが。

 

 

「豚園 背脂醤油豚ニンニク」のパッケージと中身

今から2枚の写真を見せます。違いが分かりますか?

そうなんとどちらが表か裏か分かりませんが、パッケージの表面が縦長ならば裏面は横長。こまけー。世界中で日本人くらいしかしそうにない技です。

側面に作り方が書いてあります。

もやしに関しては「あらかじめ、もやしを器に入れラップをかけて、電子レンジで600W・3分加熱しておきます」とあります。

もやしは炒めた方が美味しいので自分は炒めることに。

パッケージを開けると黄色い袋とチャーシューとスープ。

黄色い袋にも作り方が書いてあります。それを開けると

麺とペースト状のニンニクと背脂も入っていました。

麺。これが極太麺か。かんすいがたっぷりな色をしています。

確かに乾麺では見ない太さです。しかし95gとのことで小さく感じます。(二郎は茹で後ですが250g~300gくらいが普通サイズ)

そして野菜炒め用の野菜。

もやしを買おうとしたのですが、売り切れだったのでこちらに。余談ですが、西友の店内中売り切れだらけでした。

 

 

「豚園 背脂醤油豚ニンニク」を作ってみた

水を500g沸騰させてから麺を投入。

チャーシューも麺の上にのせます。これが推奨のやり方。

チャーシューを温める方法はこれでなくても良さそうですが、ずっと置いていても形崩れしません。

5分経過。良い感じにほぐれています。

スープを入れてから少し煮立てて完成。

家のラーメン丼。普通の二郎では全然入らないサイズですが、こちらでは余裕でした。

野菜炒めを上にのせて完成です。

 

 

「豚園 背脂醤油豚ニンニク」を食べてみた

そうそう背脂とニンニクも入れないと。

日清食品豚園に自家製の野菜炒めを混ぜたもの

豚園背脂醤油豚ニンニク+野菜炒め

 

上の方がニンニク、下の方が背脂。どちらも店舗で食べるのとは全然違います。

二郎系のニンニクは生のニンニクを包丁で刻むのが基本でペースト状の物はあまり見かけません。

背脂も固形の肉も少し残った脂の固まりが少しのったようなワイルドなものが多いですが、白いペーストだとお上品です。

さて、スープをすすります。見た感じは動物の脂が弱そうですが。

見た目の通り豚骨が力強い感じはありませんが、化調の威力でそれなりに本物に近い感じ。二郎系は化調は必須なのでそこまで違和感はありません。

醤油のかえしが強めで少ししょっぱい感じも本家に近い感じはあります。

麺は見た感じはかなりの太麺ですがどうでしょうか?

柔らかい!コシなし。

「なめらかでコシがある」との宣伝文句でした。なめらかなのは認めますがコシはまるでない

普通の二郎系をコシのある讃岐うどんだとすると、こちらはコシのない博多うどんです。

乾麺にコシを求めてはいけないかもですが、誇大広告やな。

また軽い感じです。本物は水をたっぷりすって重い食感が特長。実際に麺を持ち上げると重く感じる店さえあります。

そしてチャーシュー。

薄さ数ミリ。頑張っているのは分かりますが、二郎系だと最低5ミリくらい。10ミリ以上あるチャーシューを出す店もあるので寂しい感じ。

味はしっかりついていてインスタントのチャーシューとして優秀なのは認めますが。

しばらくして、背脂とニンニクを混ぜます。確かにパンチはあるし、ペースト状なのでスープに染み込みますがこれも実店舗で味わうのとは違うなぁ。

二郎系と言えば小ラーメンでも超満腹になる店が多いですが、こちらは腹5分くらい。まあ野菜の分は腹が膨らみますが、二郎とは比べられないですね。

 

 

「豚園 背脂醤油豚ニンニク」の評価

もう一度言いますが、カップ麺、袋麺での評価ではなく実店舗と比べた評価です。もちろん100%独断と偏見。

【「豚園 背脂醤油豚ニンニク」の評価 (最高5つ星) 】

・スープ ★★★

・麺 ★★

・チャーシュー ★★

・コスパ ★

 100満点だと35点という感じでしょうか?

スープ、麺、チャーシューについては本文で述べた通りですが、コスパに関しては量が少なめなのがネック。

二郎系の並ラーメンと普通の満腹感を味わうには3つは必要。するとモヤシ代も含めて1,500円はかかっちゃいますね。よってコスパは良くない感じ。

ちなみにラーメン二郎で最安と思われる目黒店は小ラーメンが500円です。

まあ日清食品はトヨタのように「カイゼン」を止めない会社だし、今後は期待できますが、今ところ「豚園」はリアル二郎の足元にも及ばないというのが正直な感想です。

 

 

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