神田「釜善」コシが強い絶品讃岐うどん!店主は「うどん本陣 山田家」出身

今回の内容
神田 麺匠 釜善(かまよし)とは?
最近は博多うどんにハマっています。
最初に行ったのが高田馬場の「大地のうどん」。
半透明なうどんはもっちりしていてつるつるの喉越し。適度なコシもありすごく美味しかった。また博多うどんのトレードマークであるごぼう天は巨大で最高でした。
その後は博多を旅行して現地でも美味しい博多うどんを食べてきました。
また、5月に行った新橋の「はし田たい吉」。こちらも最高でした。濃厚で分かりやすく美味しい出汁、更に喉越しも最高でコシもあるうどんが最高でした。
博多うどんと言えばコシのないうどんですが、東京人を意識してか両店ともに結構コシがありました。
そして一番最近行ったのがメディアでも話題になっている中野の「えびすやうどん」。
カルビ×ビビンバという新感覚の博多うどんで、こちらも美味しかったですが、王道の博多うどんとはかなり違いますね。
こんな感じで最近は常に博多うどんにアンテナを張っている中、またも良さげな「博多うどん」の店を神田で見つけました。
それが今回の「麺処 釜善」。神田の路地にランチ時に行列が出来ているので知った店です。グルメ激戦区の神田で行列ができる店は美味しいに決まってる。
更にその後夜に「金魚ヌードル」に行った時にも行列があるのを確認しました。
これはぜひ行かないと。ごぼう天もあるし明太子うどんもあるようなので博多うどんのはず。
ということで、今回は博多うどんの「麺匠 釜善」に行ってきた話をするつもりでしたが、食べてみると麺はど太く強烈なコシ。博多うどんより讃岐うどんに近い。あれれ?
ということで、今これを書くに当たり調べた所、「麺処 釜善」は讃岐うどんですが、博多うどんとも言えそうである事が分かりました。
うどん手帖の記事を一部引用させて頂きます。
神田駅からのんびり歩いて5分、『麺匠 釜善』。福岡県大牟田市出身のご主人、平川さんは『うどん本陣 山田家』で修業し、2016年にお店をオープンされたそう。ちょっとカフェっぽさもある白壁の可愛らしい空間。
なるほど。店主の平川さんが福岡出身で、高松の名店「うどん本陣 山田家」で修行されたのか。こんな事もあるのですね。納得。
ということで、「麺処 釜善」は讃岐うどんでありながら、メニュー的には博多うどんの要素も取り入れているという感でしょうか?何れにせよとても美味しかったです。
神田 麺匠 釜善の外観、メニュー、店内の雰囲気
人通りの少ない路地。夜は更に人通りが少なくなります。
うどん屋なのにアルファベットで「KAMAYOSHI」。
店の前はアピール全開でアルファベットのオシャレな感じと何かアンバランスな気もしますが。
ごぼう天うどんに、明太釜玉うどん。この時点ではまだ博多うどんだと信じて疑いませんでした。
裏は冷やしメニュー。
メニューはこれも博多うどんあるあるですごく多い。
ただ良く考えたら讃岐うどんもメニューが多い店が多いのでこちらは五分五分ですか。
また今のご時世を反映して「テイクアウト」できますの表記が目立ちます。
うどんでテイクアウトは当たり前のようですが、うどんはすぐに伸びるので決して技術的に簡単とは思いません。裏で相当苦労されているのではないでしょうか?
さて、店内に入ると今日は誰もいません。おかしいなと思ったらほぼ閉店時刻で自分が最後の客だったようです。
さて、券売機。

神田 麺匠 釜善の券売機
どれも結構な値段です。思っていたよりもかなり高め。かけうどんがなんと600円!です。
ただうどんは3玉まで無料です。まるで「つるとんたん」だな。
福岡うどんの定番「肉ごぼうぶっかけ」は「釜善うどん」という名がついていました。
初回はこれを頼むべきでしょう。
さて、適当な席に座り食券を渡します。普通が2玉ということでそれでお願いしました。
席の上はメニューや注意事項が場を占拠しています。
うーん。合理的だけどこれは写真が綺麗に撮れないというか、食べ物の写真を撮ると必ずメニューが映るのはイマイチだと思うのですが。
ちなみに3玉まで無料で1玉だとすごい損な気がしたのですが、1玉か1.5玉だと温泉卵が付いてくるようです。
この辺の気配りは流石です。
調味料は博多うどんでも讃岐うどんでも標準的なもの。



胡麻、醤油、岩塩、柚子胡椒、一味、天かす。
胡麻があるのはありがたいですが、遅い時間だったせいか天かすはかなり固め。これは改善して欲しいなぁ。
さて、5分くらい待って肉ごぼう(冷)がやってきました。
神田 麺匠 釜善で頂いた 肉ごぼうぶっかけ (冷)
やはり器は大きいです。
ごぼうは1つあたりが大きいのものの、ボリュームは少なめ。

肉ごぼうぶっかけ@麺匠 釜善 神田
さて、まずはうどんから。
うめぇ。かなりの極太麺ですが、コシが尋常ではありません。
昨年高松で食べたうどんでは「上島屋本店」のものが最強のコシでしたが、うどんはここまで太くありませんでした。
食感も素晴らしいし最高です。
ただ冷やしはムラがあるというか、一部温く感じる部分もありました。
ごぼう天は揚げたて。
少し苦いくらいの野性味あふれるごぼうです。
そして牛肉のしぐれ煮。
繊細な味でもう少しでとろけそうなほどしっかり柔らかく煮込んであります。甘みもちょうど良い。
胡麻などで多少の味変をしながら最後まで美味しく頂きました。
2玉は普通の大盛りくらいでしょうか?ラーメンほどお腹にたまる感じではないので大食いでない自分もペロッと平らげる事ができました。
神田 麺匠 釜善の行き方と営業時間
〒101-0048 東京都千代田区神田司町2丁目14−15 高梨 ビル 1F
JR山手線/神田駅(北口)徒歩4分
東京メトロ丸ノ内線/淡路町駅(A2)徒歩3分
都営新宿線/小川町駅(A2)徒歩3分
【 神田 麺匠 釜善の営業時間 】
平日 11:00~20:00(フードLO)
土曜 11:00~15:00(フードLO)
定休日 日曜日・祝日
こちらの「完売終了」の下に営業時間が書かれていました。
神田 麺匠 釜善の感想と食べログ採点
【 神田 麺匠 釜善の感想 】
・ど太く強烈にコシがあるうどんが最高に美味しかった。後は牛のしぐれ煮も最高。ごぼうも美味しかったが量は控えめ。うどんの一部が温かったのはマイナス。
・店内は居酒屋風。接客は普通。値段はやや高め。うどんは最高だが他は加点できる要素が少なかった。
麺匠 釜善 (うどん / 淡路町駅、小川町駅、神田駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.3