「笑店」で「スタ満」？「すず鬼」暖簾分けの狭山ヶ丘分店でパンチ全快のスタ満そばがイケる！

2023年8月18日

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元祖スタミナ満点ラーメン すず鬼 とは？

三鷹の「元祖スタミナ満点らーめんすず鬼」は「鶏こく中華 すず喜」との二毛作営業として2019年11月にオープン。

見た目がパンチがあるというか、パンチにあふれた「スタ満 すず鬼」は開店当初から大いに話題になっていました。すぐに熱狂的信者を獲得していましたね。

自分は昨年初めて三鷹の店舗に訪問して頂いたのですが、強烈なインパクトでした。

当時はスタ満そばが千葉のご当地ラーメン「アリランラーメン」と「ラーメン二郎」をかけあわせたものとは知らず、独創的な二郎インスパイア系なのかと思っていました。

ただ、正直そこまで美味しいとは思わなかったのですが、日が経つとなんとなく食べたくなります。この感じあれと似ているな。

そう、高校生の頃に初めて訪問したラーメン二郎。友達数人と訪問した際、皆の最初の感想は「あまり美味しくない」でした。

しかし、日が経つと再訪したいということで意見が一致。二度目を食べた後の感想はこれも「美味しい」で一致。

アリランラーメンはその後「立川ラーメンたま館」にできた「秘境タンメンかし山」にも行きましたが、こちらもすず鬼に似た要素がありました。

さて、現在すず鬼は暖簾分けをした狭山ヶ丘に分店、FC1号店 赤坂店、FC2号店 熊谷うえちゃん店がありますがぜひとも行きたかったのが2022年11月にオープンした狭山ヶ丘分店。

理由は店舗用テントにあるのですが。これをどうしても見たかったんです。

元祖スタミナ満点ラーメン すず鬼 狭山ヶ丘分店の行き方、外観、営業時間

〒359-1106 埼玉県所沢市東狭山ケ丘１丁目１７−１６

西武池袋線 狭山ヶ丘駅 東口から徒歩3分

最初は狭山ヶ丘という駅名を「さやまがおか」と読むことすらできませんでしたが、先日ここより秩父に近い「とんちぼ」に行った際にこの駅の読み方と位置をしっかり認識しました。

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狭山ヶ丘駅を出て秩父方面の線路沿いを進むと、少し線路から離れた所にすず鬼の黄色い店舗用テントが見えてきます。

元祖スタミナ満点ラーメン すず鬼 狭山ヶ丘分店の外観

これです。「笑店」。最初にこれを見た時はすず鬼と関係なく笑いました。こんな店あるの？どういう意味？

笑店と書かれた黄色い店舗用テント

調べてみると、こちらは元々店主の実家のラーメン店「らーめん定食 笑店」だったそうで、「笑店」の名前をここに残したようです。

右下には小さく「元祖スタミナ満点ラーメン すず鬼 狭山ヶ丘分店」と書かれています。

スタ満ソバの写真が飾られていました。やはり映えるな。

自分が到着した18:40頃は店内1席空いていてすんなり入れましたが、帰り際はこの通り。やはり人気のスタ満そば。行列ができますね。

元祖スタミナ満点ラーメン すず鬼 狭山ヶ丘分店の営業時間

元祖スタミナ満点ラーメン すず鬼 狭山ヶ丘分店のメニュー、店内の雰囲気

メニューは店頭に貼ってありました。

元祖スタミナ満点ラーメン すず鬼 狭山ヶ丘分店のメニュー

笑店スタ満や、台湾まぜそばなど、三鷹にはないメニューもあります。

テイクアウトにも対応しているのですね。こく塩やこく醤油などは三鷹で作るのかな？

店内に入ると三鷹のすず鬼/すず喜でのみ見たことがある券売機がありました。

元祖スタミナ満点ラーメン すず鬼 狭山ヶ丘分店の券売機

スタ満そばとまさおの食券を購入。なお、「まさお」とはうずらの卵のこと。鈴木店主の奥様のあだ名らしいのですが、なぜそれがうずらの卵なのかは不明。

アブラまさお(うずら5個)110円というメニューもありますが、こちらはライスと相性が良いとか。

なお、店内は食事以外撮影禁止だそうで、内観の写真は一切ありません。

卓上調味料はお酢、タバスコ、白胡椒、一味唐辛子、山椒。

隣の席にはギャル風の二人組。二郎や家系でもたまに女性の姿を見かけるようになりましたがこちらもそうなんですね。後は地元民らしき方が多く、自分のように遠征したラオタぽい人は少数派。

スタッフはツーオペで厨房の店主さんは柔らかい雰囲気。紙エプロンがあったのでありがたく頂きます。あのスープがシャツに付いたら簡単には取れなさそうですからね。

二郎と同じようにトッピングは提供直前に聞かれます。全部でお願いしました。

元祖スタミナ満点ラーメン すず鬼 狭山ヶ丘分店で頂いたスタ満そば+まさお

いやいやいや。

言わずともこちらに語りかけてくるようなラーメンです。

スタ満そば+まさお＠元祖スタミナ満点ラーメン すず鬼 狭山ヶ丘分店

レンゲは2種類。穴開きのものまでデフォルトで用意してくれます。きめ細かいサービス。

スープから頂きます。

おおっ、これだ。

豚メインと思われますが、それが霞むくらい少しベタッとした甘辛い独特のタレ。ただこれが大雑把な感じではなくよく計算されたバランスで旨味がしっかり。

そして二郎を思わせる極太縮れ麺。

まさにワシワシ食感。少し固茹でですが、徐々にスープに馴染んで柔らかくなっていきます。

パンチ力のあるスープはにんにくを加えても生姜を加えても「よしよし」という感じでそこまで染まりません。

細長く厚みがある豚バラ肉。三鷹で食べた時は少し硬く感じましたが、こちらは柔らかくすごくジューシー。うんまいなぁ。

口の中のベタつきが気になったらまさおで。

これが実に良い感じに口の中が収まります。まさおダブルでも良いかもしれません。

スープは飲み干せませんが、具は穴あきレンゲでしっかり補給。

溶け込んだ背脂も実に良い感じでした。

あれっ？やはり。以前より好きになってるな。少しずつではありますが、スタ満そばにハマってきた感じがします。

元祖スタミナ満点らーめんすず鬼 狭山ヶ丘分店 （ラーメン / 狭山ケ丘駅）
夜総合点★★★☆☆ 3.7