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東京人気ナンバーワン!天丼「金子半之助」神田小川町店で穴子天丼

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2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)

世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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天丼の「金子半之助」とは?

「金子半之助」と言えば東京の天丼の代名詞になりつつあります。

あまり有名な賞ではありませんが、「全国丼グランプリ」で金子半之助は、第一回(2014年)から第五回(2018年)まで天丼部門で金賞を受賞しています。

ところで自分も「金子半之助」にはよく行きますが、そもそも金子半之助とは誰?あまり気にしたことがなかったのですが、これを書くにあたりWikipediaで調べてみました。

年代不詳、金子半之助は日本調理師一心会の二代目会長を務めた。年代不詳、金子半之助の孫である金子真也は、半之助より閻魔帳を預かる。閻魔帳には「秘伝の江戸前の丼たれ」の作り方が示されていた。その秘伝の丼たれをもとに「江戸前天丼」を完成し、天麩羅屋金子半之助を開業した。

また金子半之助のホームページには以下のような説明があります。

金子半之助

浅草生まれの金子半之助は誰よりも下町を愛し、日本の文化は食にあり、と誰よりも和食を愛しつづけました。また、和食界の重鎮であり「人と食」とは切っても切れない文化と常に言いつづけました。
その金子半之助の孫にあたる金子真也が幼き頃に祖父より頂いた閻魔帳(レシピ帳)。 その中には、門外不出の『秘伝の江戸前の丼たれ』の作り方があり、この秘伝の 丼たれに合うタネ(材料)との試行錯誤を重ね、ようやく1杯の天丼が完成しました。

うーん、薄い情報ですね。要はおじいちゃんが完成させた秘伝をタレを受け継いだ金子真也さんが展開する天ぷら・天丼店と考えれば良いのかな?

この金子半之助、ずいぶんと店舗を増やしている感じがしますが、ホームページを見ると海外にもたくさん店舗があります。

ざっと見た感じはアメリカに5店舗そして台湾に約10店舗そして北京といった感じ。

また国内は食べログで調べると「金子半之助」の名前がつく店だけでも11店舗もありました。

【 国内の金子半之助および姉妹店(カッコ内は食べログの点数) 】

・日本橋 天丼 金子半之助 本店 3.59
・天ぷらめし 金子半之助 日本橋本店 3.59
・日本橋 天丼 金子半之助 川崎ラゾーナ店 3.58
・稲庭うどんとめし 金子半之助 コレド室町店 3.58
・日本橋 天丼 金子半之助 三井アウトレットパーク木更津店 3.58
・日本橋 天丼 金子半之助 大阪ららぽーと EXPOCITY店 3.56
・日本橋 天丼 金子半之助 神田小川町店 3.55
・日本橋 天丼 金子半之助 ダイバーシティ東京店 3.52
・日本橋 天丼 金子半之助 ららぽーと名古屋みなとアクルス店 3.50
・日本橋 天丼 金子半之助 三井アウトレットパーク 3.05
・天ぷらめし 金子半之助 アークヒルズ店 3.52

この他にも経営者同士が幼馴染というつけ麺「つじ田」とコラボした「つじ半」や、金子半之助の名前を使わない系列店を加えるとかなりの数になります。

よくチェーン店をたくさん持っている飲食店を「資本系」と言ったりしますが、金子半之助も立派な資本系です。豊富な資金力がバックにあることは間違いなさそう。

また、食べログの点数がほぼ全店で3.5代というのも共通しています。

これは狙い通りというか金子半之助の天丼は「お値段以上」が徹底しています。

一番安い天丼はどこでも1,000円以下。これより値段を上げることなく、この値段の範囲である程度の質の料理を提供するという姿勢を徹底。

これ以上質を上げると値上げする必要がありますが、それはしたくないようにみえます。

 

 

天丼は全品アツアツで食べたい。「日本橋 天丼 金子半之助」神田小川町店はどうなの?

天丼はアツアツで食べたいというのが天丼に限らず熱々が大好きな自分の希望。

金子半之助に関してネタやら値段に関しては特に不満がないのですが、熱々に関してそこまでこだわりの強い店ではないというのがこれまでの印象です。

特に川崎ラゾーナ店に関しては5回食べてアツアツ2回、そうでないのが3回という感じ。評価に困ります。

しかし、神田小川町店で先日穴子天丼を食べたところパーフェクトなアツアツぶり。全品でした。

流石に日本橋に近い?のも関係しているのか、さすが!と思ったのですが、後日気になって再訪。

いつもそうなのか確認したかったのですが、今回はそうでもなかった。わざわざ満席にはならない時間を狙ったんですが。うーん。評価に困る。

もしかしたら猫舌の人に配慮しているのか?そういうこともあるのでしょうか?

ということで、今回は「日本橋 天丼 金子半之助」神田小川町店で絶品だった松(穴子)と、まずまずだった竹(鱚)の話です。

「日本橋 天丼 金子半之助」神田小川町店の外観、メニュー、店内の雰囲気

以前はつじ田系列のラーメン屋があった場所です。右隣は「めん徳 二代目 つじ田」。

時刻が18時頃。行列はありませんでした。

外にスイカ対応の自販機があります。

【 日本橋 天丼 金子半之助助 神田小川町店の主なメニュー 】

梅(野菜) 880円
竹(鱚) 980円
松(穴子) 1,280円
味噌汁 120円

味噌汁を120円ですることで、足すと切りの良い数字になる工夫がされています。

単品で穴子、鱚、エビなどを買うこともできます。またお弁当(持ち帰り)もあります。

 

 

店内には金子半之助の写真が。

いかにも明治な香りがしますが、ここでも説明は最小限。

黒豆茶は黒豆だけ入った状態で出されます。注ぐのはセフルサービス。

このお茶は油の消化を助けてくれるのに天丼の相棒として優秀です。

漬物はガリと柴漬け。

そして、特製の黒七味。金子半之助は値段もそうですが、店内でもお得感を出す様々な工夫があります。

 

 

「日本橋 天丼 金子半之助」神田小川町店で頂いたもの

味噌汁

味噌汁@「日本橋 天丼 金子半之助」神田小川町店

 

三ツ葉の入ったシンプルな味噌汁です。天丼のことを考えてかかなりあっさりめ。美味しくない訳ではないですが、わざわざ120円払うにしてはどうよ?という感じもあります。

自分はいつも惰性?で頼んでしましますが、優秀な黒豆茶があるので頼まなくても良いかな。

天丼 松(穴子)

天丼 松「日本橋 天丼 金子半之助」神田小川町店

 

これが絶品だった松。

金子半之助の天ぷらはごま油を使い、ネタは築地で仕入れ、それに秘伝のタレをプラス。

かなりマニュアルが確立されいるので店舗が増えても、店ごとの味のばらつきは少なそう。それでも天丼ですから職人の差はでます。この時はベテラン風の女性が揚げていました。

この穴子は江戸前ということで器からはみ出てる!写真を撮るのにも一苦労するほど大きいですが、表面がサクッとしていて、べたっとした感じがない。

しつこさがなく少しレモンの皮がのったのも良い感じでサラッと食べられます。

穴子だけでなく、全てが最適なアツアツ加減で金子半之助の小川町店はレベルが高いと思ったのですが。

天丼 竹(きす)

天丼 竹@「日本橋 天丼 金子半之助」神田小川町店

 

こちらが近々に食べたもの。職人はかなり若い男性。挨拶なども含め接客はとても良い感じでしたが。

エビがアツアツではありません。うーむ。

かき揚げがアツアツで、海老は作り置きというほどはないですが、少し時間が経っていました。

半熟卵は熱々でした。まあ卵は液体を含むから熱さがある程度長持ちするのでしょうが。

熱さを中心に語ってしまいましが、金子半之助の天ぷらはサクサク感があり、素材は良さそうなものを使っていて、タレなのもしつこくなく味付けに関してはほぼ文句はありません。

熱々で提供することに関してはマニュアル化できないのかな?やってほしいなぁ。

 

 

「日本橋 天丼 金子半之助」神田小川町店の行き方と営業時間

〒101-0052 東京都千代田区神田小川町1丁目 神田小川町1丁目6 2

丸ノ内線の淡路町と都営新宿線の小川町の中間くらいでそれぞれ1分くらい。神田駅からだと7分くらいでしょうか?

【「日本橋 天丼 金子半之助」神田小川町店の営業時間 】

11:00~22:00(L.O.21:30)

定休日 不定休

定休日のないのはさすが「資本系」でしょうか?

「日本橋 天丼 金子半之助」神田小川町店の感想と食べログ採点

【「日本橋 天丼 金子半之助」神田小川町店の感想 】

・この店に限らず「金子半之助」の「気軽に食べれる天丼」を広めた功績は大きいと思う。

・この値段では最高の天丼。ネタ、味付けには不満がないので「熱々で提供」のみマニュアルに追加して欲しい。

・店員教育がしっかりしていて、接客は素晴らしい。

日本橋 天丼 金子半之助 神田小川町店天丼・天重 / 小川町駅淡路町駅新御茶ノ水駅
夜総合点★★★☆☆ 3.8

 

 

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