【麺魚の新店】オープン!「真鯛らーめん麺魚」神保町店限定の甘えびらーめん
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
姉妹ブログ海外旅行情報館。海外旅行再開したい。
今回の内容
「真鯛らーめん麺魚」とは?
錦糸町の「真鯛らーめん麺魚」は2016年1月にオープン。
できた当初からTwitterではすごく話題になっていました。コメントも激賞の嵐。
自分もすぐにでも行こうと思ったのですが、すぐにとんでもない行列が常態化。店の前まで来たものの諦めるという事が数回ありました。
この年の年末、寒い中2時間以上待ってようやく食べることが出来たのですが、その完成度には驚きました。
真鯛という高級魚を惜しみなく使ったスープは真鯛の旨味にあふれています。また麺やチャーシューも素晴らしい完成度で並ぶだけの価値はあると思いました。
ただ2時間はなぁ。次回はいつ行けるのかな?
しかし翌年に吉報が入ります。
なんと麺魚がすぐ近くに移転。しかも座席数は2倍に!行列は大幅に緩和され時間帯によっては並ばなくて入れることも。
それから10回以上通っています。こちらの記事を是非ご覧ください!かなり詳しい内容になっています。
また麺魚の旧店舗には姉妹店の「満鶏軒」がオープン。
こちらも恐ろしくクオリティの高い鴨スープで、種類は違いますが麺魚の遜色のない出来。
さらに2019年には錦糸町駅前のPARCOに麺魚の支店がオープン。
こちらは本店で限定で出ていた鰤らーめんがレギュラーメニューに。
このように錦糸町で足場を固めていた感じの麺魚ですが、2020年3月ついに錦糸町以外に店舗が出来ることになりました。
それもよりによって東京ラーメンの最激戦区ともいえる神保町に。
また神保町では今までの真鯛、サーモンに加え甘えびらーめんが仲間入りするとか。
麺魚の海老ラーメンは全く初めて。それも甘海老なんですね。猛烈に気になる。という事でずっと心待ちにしていました。
旅行に行っていたため少し遅くなりましたが、帰国した翌日に早速神保町まで遠征してきました。
2020年3月4日にオープンした「真鯛らーめん麺魚」神保町店の外観、メニュー、店内の雰囲気
神保町交差点近く、靖国通り沿いに麺魚はありました。
うっ、小さい。一瞬見逃しそうな大きさです。
1列奥には二郎系の大人気店「用心棒」がある場所。
学生客が主体の「用心棒」とはあまり客が被らないかもしれません。
錦糸町では店のアピールは必要はありませんが、こちらではまだ無名なはず。それを示すかのようにいくつか貼り紙があります。
名店だけの頂上決戦!【究極の“ラーメン職人選手権】で「中華そばとみ田」の富田治さんや「ソラノイロ」の宮崎千尋さんと戦って優勝した事や
TRYラーメン新人大賞総合1位などをアピールしています。
本店ではこれらの貼り紙を見た事はほとんどありません。TRYのやつは受賞した当初だけあった気がしますが。
アウェイの地ではなりふり構わずアピールしていこうという事でしょうね。
また「麺屋一燈」の坂本幸彦店主からの花束もありました。
さて、入店。最近の名店の例に漏れずこちらも値上げしたようです。
今回初登場の甘えびらーめんは950円。特製だと1,240円にもなります。
少し迷いますが、奮発して特製のボタンをプッシュ。
【 真鯛らーめん麺魚 神保町店の主なメニュー 】
特製真鯛らーめん 1,170円
特製サーモンらーめん 1,170円
特製甘えびらーめん 1,240円
真鯛らーめん 880円
サーモンらーめん 880円
甘えびらーめん 950円
真鯛つけ麺 880円
サーモンつけ麺 880円
甘えびつけ麺 950円
鯛油そば 780円
サーモン油そば 780円
甘えび油そば 850円
なんと交通系のカードも使えます。麺魚で交通系のカードが使えたのはPARCO店だけだったはず。
またスープは塩か醤油、トッピングは注文するラーメンによって焼豚か真鯛、サーモン、海老ワンタンが選べるとありましたが、特製甘えびにの食券を渡した際には何も聞かれませんでした。
おそらく甘えびのスープは塩のみ、特製のトッピングは焼豚+海老ワンタンで決まっているので聞かれなかったのだと思います。
後から来て真鯛らーめんを注文した人は焼豚と真鯛どちらにするか聞かれていました。そういえば錦糸町では真鯛らーめんでも焼豚固定で真鯛のトッピングはなかったはず。
真鯛のトッピングは次回食べてみたいと思いました。
店はうなぎの寝床のように細長い。先客は1人ほど。土曜日の17時前という事もあったのかもしれません。帰る頃には客は5名に増えていました。
店内ではスキンヘッドの橋本店主がいました。何か久しぶりにお見かけしたような気がします。オープンしてしばらくはこちらにいるようです。
卓上にはグラスと割り箸、ティッシュ、爪楊枝に胡椒。
また「当店のスープはシーフードのみで作っています」とも書かれています。今まで少しは鶏を混ぜていると思っていたのですが勘違いだったかな?それとも新しい試み?
また錦糸町本店同様に麺魚のススメもありました。
麺魚のススメ
麺と魚が恋をして、桜が咲いて塔が立つ。
築地直送真鯛スープに泳ぐは、全粒粉で作った特製麺。
店主の地元、船橋産旬の青菜と桜木燻製叉焼き、さらにゆず。
叉焼開けば香ばしい。ゆずを溶かせば爽やかさ。
うまみ詰まった最後の一汁、投入するは白ごはん。絶品雑炊のできあがり。
器に残るは感謝のみ。ああ、ありがたい。ありが鯛。
「ありが鯛」で締めるこの文章。久しぶりにしっかり読みましたがリズム良く味わいがあります。
そして3分くらいで早くも特製甘えびらーめんが登場。
空いているのに店員さんの数が多いためと思いますが、錦糸町ではもっと待つので少しびっくりしました。
「真鯛らーめん麺魚」神保町店で頂いた特製甘えびらーめん
おおっ、こんな色だったのか。
オレンジ色のスープです。これが甘えびスープか。
トッピングは、焼豚、海老ワンタン、味玉、小松菜、ゆず、海老のほぐし身。
基本は清湯でオレンジ色のものは海老油のようです。
まずはスープを。
独特の甘えびならではの甘さを感じます。見た感じはそこまで濃厚ではないのですが濃密な味わい。おそらくこのようなスープを飲むのは初めて。
美味しいのですがその味を確認するために何度かレンゲをすくいます。
麺は錦糸町でもおなじみの石臼挽き全粒粉入り中細麺。相変わらず美味しいです。
ただ、かなり柔らかめ。錦糸町で食べた時は適度なコシを感じますが、こちらも少し変わったのかな?
桜チップで燻した低温調理のチャーシューも相変わらずの美味しさ。肉の旨味も質感も食感も最高です。
ただ海老ワンタン。
かなり期待していたのですが、これは普通?皮が厚めで海老のプリっとした感じはあまりしません。
最近は東京のラーメン屋でも香港流の本格的な海老ワンタンを出す店がいくつかあるので、それに比べると物足りない感じがしました。
ただ、麺魚は真鯛ラーメンも常に微調整を重ねてレベルを高めているので、海老ワンタンももっと美味しくなる予感がします。
甘えびのほぐし身も真鯛らーめんの鯛のほぐし身ほどは効果的でないような気がしました。
それでも味玉や船橋産のしゃきしゃきした小松菜は安定の美味しさ。
全体的には「真鯛らーめん麺魚」に関しては期待値が高すぎるので大満足とは言えませんでしたが、普通に満足。麺とチャーシューは文句のつけようがないしスープも美味しかった。
ただ甘えびらーめんはこれからも間違いなく進化していくと思うので、しばらくしてから再チャレンジしようと思います。
「真鯛らーめん麺魚」神保町店の行き方と営業時間
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2丁目2−38
【 真鯛らーめん麺魚 神保町店の営業時間 】
11:00~22:00
定休日 無休
「真鯛らーめん麺魚」神保町店の感想と食べログ採点
【 真鯛らーめん麺魚 神保町店の感想 】
・ラーメン激戦区神保町にまた新たな強豪店が登場。不毛地帯は不毛のままの事が多い。この傾向は今後も続きそう。
・甘えびらーめんは独創的なスープなどは流石と思わせる。麺やチャーシューは鉄板の美味しさ。ただえびワンタンは改良の余地がありそう。
・自分がいた時は空いていたのでそうでもなかったが、客が多かったらかなり狭そう。錦糸町のようにここで成功を収めて広い店舗に移転するような流れを期待。
・真鯛らーめんの真鯛トッピング、サーモンらーめんのサーモントッピングは眉間けんなのでこちらも試してみたい。
真鯛らーめん 麺魚 神保町店 (ラーメン / 神保町駅、九段下駅、竹橋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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