駒沢「せたが屋」20周年記念ラーメン「ザ・ラーメン」詳細レポート
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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今回の内容
せたが屋とは?
「せたが屋」は2000年世田谷区環七沿いにオープン。ラーメン激選区で「せたが屋」は魚介醤油ラーメンで名をあげます。
また、昼は塩ラーメン専門店「ひるがお」、夜は「せたが屋」というスタイルはラーメン業界で「二毛作」と呼ばれるものでこちらも話題になりました。現在も二毛作は続いています。
自分が「せたが屋」を知ったのは品川・品達の店舗。
自分が品達に行くようになったのはおそらく2010年より少し前くらいからですが、当時は「せたが屋」と「TETSU」が大行列店。特に「せたが屋」は並ぶ気がしないくらい行列のある人気店でした。
当時運良くそこまで混んでない時に「せたが屋」のラーメンを食べてみて感激した覚えがあります。その後は一時期のブームは去りましたが、ちょくちょく通わせて頂きました。
洗練された魚介醤油ラーメンはシンプルに心に響きます。以前海外旅行から帰国して羽田空港の「せたが屋」で食べた際には「和のラーメン」であることを強く感じました。
品達は2020年4月に閉鎖されましたが、せたが屋の品達店については詳しくはこちらにまとめています。
「せたが屋」の店主はミスターラーメンと言われている前島司さん。ラーメン業界では重鎮とも言える方ですが、自分はすごく親しみを感じています。
それは前島さんは「ボンドオブハーツ」グループの塚田健二さんと「ラーメン侍」というYou Tube番組を持たれているから。
自分もよく見るのですがこの番組が面白い。You Tubeの概要にはこのように書かれています。
ラーメンを世界に発信するべく(おそらく)世界初!?ラーメン店主がYouTuberに!!!
「ミスターラーメン」こと“前島司” & 「ラーメン界のカリスマ」こと“塚田兼司”
この2人が「侍」となってラーメン店に突撃!
2人にしかできないラーメンの奥深さが伝わるYouTube番組!
塚田兼司さんは芸人かというくらい口達者。前島さんはそこまで口達者という感じではありませんが、サービス精神が旺盛で、塚田さんの無茶振りにもどんどん応えていきます。
重鎮の2人がここまでやるのかと思わせる演出がエンターテイメントとして面白いと思います。
せたが屋 20周年記念ラーメン ザ・ラーメン の概要
まずは店頭に貼られていた「せたが屋 20周年イベントのお知らせ」を掲げておきます。
期間は2020年10月8日(木)~11日(日)までの4日間。昼・夜それぞれ限定100食です。
また「ラーメン侍」では塚田兼司さんによる実食レポ。前島司さんのインタビューなどもあるのでこちらも御覧ください。
20周年記念ラーメンは1,000円ですが、塚田さんは「1,500円から1,800円くらい頂かないと」と思える内容とのこと。前島さんも採算度外視とおっしゃっていましたが食べてみて実際にそう感じました。
また着席してから頂いた説明書きは以下の通りです。
【 せたが屋 20周年 ザ・ラーメン の説明書き 】
スープ : 国産豚肉 (オリーブ豚、他)、はちきん地鶏 (高知)
麺 : 夏黄金 (宮城 : 市場に出回っていない希少な粉。風味と甘味が特徴)
かえし : ヤマロク醤油 (小豆島)、三州三河みりん (愛知)
チャーシュー : 望来豚 (北海道) バラ煮豚・肩ロース焼豚の二種。
味玉 : 土佐ジロー (高知)
ねぎ : やわ肌ねぎ (新潟)
特に前島さんが好きなものだけを集めたそう。高そうなものばかり。
しかしスープには代名詞ともいうべき魚介系の姿がありません。ちなみに味玉にのみ魚介を使っているとのことです。
せたが屋 20周年イベント 行列の様子
さて、せたが屋の駒沢本店に行くのは今回が初めて。
20周年が始まる10月8日にすぐにでも行きたかったのですが、今回はやや難題がありました。それはこのイベントの4日間ずっと雨がじとじと降っていたこと。
またせたが屋の駒沢本店は電車で行きづらい場所にあります。最寄りの駒沢大学駅からは徒歩15分。
「雨+駅から遠い+大行列が予想される」で二の足を踏んでいましたが最終日の日曜日は大雨でも行くつもりでした。
幸い雨が小ぶりに。昼間に少し仕事をしてから大急ぎで「せたが屋」に向かいます。18時35分頃に到着。
やはりすごい行列が見えます。
並ぶスペースは十分ですが最後尾は店がようやく見えるほど。何人並んでいるかも分かりません。30人は確実に超えています。
とりあえず並びますが、限定100名に間に合ったか少し不安。ただ間に合っていなければすぐに店員さんが教えてくれるはず。
結局、店員さんが確認に来てくれたのは20分後。「1名ですか?」の声を聞き安心しました。
この後も行列は続いていたのでもしかしたら楽勝だったのかもしれませんが気が気でありませんでした。
環七沿いにあるだけあって、2台だけですが「せたが屋」には駐車場がありました。
店頭にはお祝いの花が飾られています。
「ソラノイロ」の代表宮崎千尋さん、「らーめん玉」代表の玉川正視さんの名前がありました。
また「せたが屋」出身の方の店、学芸大学「麺処 びぎ屋」、「町田 汁場 しおらーめん進化」の名前も。
「進化」は1年以上も前から行きたいリストに入っています。近いうちに行かねば。
せたが屋 本店 店内の雰囲気
結局55分くらい待って入店。思ったより短かった。
券売機はほとんどのメニューが注文不可。
注文できるのは20周年記念 ザ・ラーメンとライス、ビールのみ。
ただ自分は注文できるのはザ・ラーメンだけと思っていたので店内でビールを飲んでいる人を見て少し驚きました。
座席には説明書きとお箸が事前に用意さていました。
お箸には「二十年 ありがとうございます 前島」と書かれています。
店内は13席とあまり広くありません。厨房もあまり広くありませんがスタッフはたくさん。その中心に前島さんがいらっしゃいます。
自分はもちろん面識がないのでお声がけはしませんでしたが、常連と思しき方々がお祝いの言葉を述べられていました。また食べ終わった後に美味しいという声も。
卓上の調味料はブラックペッパーのみ。
メニューが決まっているせいか、着席してからはさほど待たずにザ・ラーメンが到着しました。
せたが屋 20周年記念ラーメン ザ・ラーメン 実食レポ
中央にはわさびがのっています。
スープの色が濃いめ。チャーシューが見るからが只者でない雰囲気。
さてスープを頂きます。
旨い。旨味が味わったことのないタイプ。鶏と豚のスープとのことですが、どちらにも偏っておらず1つの新しい味を作り出しているよう。
旨味は動物系が濃厚ですが、後味がすっきり。余韻も楽しめます。醤油は見た目ほど味は濃くなくキリッといやらしくない主張があって飲みやすい。
ごくごく飲めそうな美味しいスープです。
麺は中細麺。少しもちっとした食感。スープをよく吸い込みます。
スープも麺もどこにでもありそうでどこにもないというか、シンプルで奥の深さを感じます。
メンマはなんと切り込み入り。確かに食べやすいですが手間がかかっています。
そして味玉はとろっとした食感が最高。煮干しも効いています。
そしてチャーシュー。豚肩ロースに豚バラロース。特にバラの方は脂肪がっつりですが。
脂も高貴な?感じがするほどの味わい。確かに豚ですが、何かとんでもなく高級なものが出てきた感じ。
いやぁ、美味しい。すごいなこれ。
スープは当然完飲。
なんと「20th まえじま」と書かれています。丼も新たに作ったのでしょうか?
さて、店内で少し余韻に浸りたいようなラーメンでしたが、外で待っている行列を考えそそくさと店を後にします。
「ごちそうさまでした。とても美味しかったです」と厨房に声をかけると、大勢のスタッフとそして前島さんからも「ありがとうございました」と大きな声が返ってきました。
せたが屋 本店の行き方と営業時間
〒154-0003 東京都世田谷区野沢2丁目1−2
東急田園都市線 駒沢大学駅徒歩15~20分
渋谷駅 東急バス 野沢龍雲寺循環 野沢龍雲寺徒歩1分未満
【 せたが屋 駒沢本店の営業時間 2023.04食べログより転載 】
17:00~22:30
定休日 なし
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