「手打麺祭 かめ囲」宮元出身の若き天才職人が作る手打ち麺!具も最高に美味い!鴨蕎麦情報も 柴崎
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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今回の内容
2022年6月24日 手打麺祭 かめ囲 (てうちめんさい かめい)オープン
調布市柴崎の「手打麺祭 かめ囲」は2022年6月24日にオープン。
こちらはTwitter界隈ではオープン前からかなり話題になっていました。それは店主の亀井康太さんが蒲田の大人気店「煮干しつけ麺宮元」出身のため。
「煮干しつけ麺宮元」では時折「手打中華蕎麦 亀庵」というイベント的な営業を行っていていつも大人気でした。自分も行きたいなと思いつつ、タイミング合わず結局未訪問。
また「宮元」自体が大人気であるばかりか店主さんが名店「麺屋一燈」出身。
この系列は常連を作るのが上手いこともありTwitter民の応援が熱く、独立前の職人が既に人気職人ということもよくあります。
亀井さんもそのような感じで「手打麺祭 かめ囲」オープン前から大注目でした。
更にこれだけでなく、奥さんの「めんま」さんもTwitter界隈の有名人。
最近まで北品川の「中華そば 和渦 TOKYO」と蒲田の「飛粋」という東京を代表する人気ラーメン店でスタッフとして勤務していました。
この2名は交際をネット上でも公にしていましたが、今ではめでたく夫婦になった模様。詳しい事情は一切分かりませんが、今回独立開業して籍も入れたという感じかな?
柴崎 手打麺祭 かめ囲の外観、行列の様子、メニュー、店内の雰囲気
とある平日の昼間に柴崎に向かいます。柴崎は家から近くないし、最近あまりに猛暑続きなので少し躊躇していましたが、興味が勝りました。この日も30度超えでしたが行くときは行きます。
府中から京王線の電車内でかめ囲の口コミを熟読。食べログでは激賞のコメントが並ぶ中Google Mapの3.2という低い数字が気になります。
読んでみると接客に関する苦情がそれなりに。基本的に常連を贔屓しすぎといったもの。「一燈」系列ではありがちな話ですね。
自分は店の人と一切面識がないため贔屓される可能性はありません。評価はいつも通り自分の思った通りするつもりで、悪い所があれいば遠慮なくダメだしするつもりでしたが全くの杞憂に終わりました。
さて、柴崎駅を降りるのは人生初。最近行って最高に美味しかった柴崎亭系列「いしかわや」のある国領の隣。
そういえば現在つつじヶ丘にある柴崎亭も元々柴崎にあったんだよなと思いつつ駅から甲州街道を目指します。
思ったより近く、5分歩いて甲州街道沿いに「かめ囲」を発見。
ぐえー。30度を超える平日の13時半でこの行列。クレイジーな人たちだ。(写真に写っていいない人+数名、店内待ち4名)
というか自分のこのクレイジー軍団の一員なのか。汗。
こちらが帰り際に撮った写真です。
さて、かめ囲では並ぶ前に食券を買う必要があります。
中に入ると宮元ではなく和渦や飛粋で見かけた小ぶりの券売機がありました。
メニューは中華そばと油そばが2枚看板。中華そばは塩と醤油、油そばはこってり鶏油とこってり煮干。
どちらもレギュラーは980円、特製は1,350円。
気まぐれご飯は380円ですが、平日ランチ限定で亀セットがあり、特製(亀)セット 1,600円、(亀)セット 1,250円と100円ちょっと安くなっています。
自分は汁あり派なんですが、この暑さなので今回は特製あぶらそば(鶏油)1,350円にしました。
店内でも4名くらい座って待っている人がいました。ふー。いつ食べられるのか。
さて、外に並びます。道路側で待つようですがここは直射日光がエグい。まあ暑さには強いので平気だとは思いますがおっさんだからねぇ。
10分くらい待って店頭待ちへ。こちらは日陰になっているので少し楽です。
このタイミングでメニューを改めて見ます。特製は鴨ロース、わんたん、味玉が各1つ付くようですね。油そばには特製いりこスープも付きます。
なお、スタッフは亀井夫妻+ベテラン風の男性スタッフ。常勤なのか今だけか分かりませんが、おそらく職人の方?で接客はそこまで経験なさそう。
「一燈」は大行列でもオペレーションが完璧でストレスを感じませんが、ここはそんな感じではないな。外の行列に気を配ることも稀で13時55分くらいに食券が彼の手に渡ります。
そして14時頃、入り口の左側に移動。ここで亀井店主の手打ちを見ることができました。
注文してから麺を打つという八丁堀の「麺や七彩」のようなスタイル。
そばのように店頭でラーメンを打っているのは見たことがありません。すごく臨場感があって見ていて楽しいですが、結構力が必要な感じ。これを営業時間中ずっとやるのか。
亀井店主は見た感じはおそらくまだ20代?若いからこそできるのかもしれません。
14時10分店内に。店内の席で座って待ちます。
店内は黄緑を中心に緑が目立ちます。実際はそこまで緑な感じはしませんが、亀色なんでしょうか?そういえば和渦もこの感じの色使いだったな。
めんまさんの姿が厨房に見えます。接客よりもラーメン作りに多く参加していますね。
めんまさんを見るのはおそらく2度目。和渦の2号店MENクライがオープンした際にヘルプで来ていました。
待ち席でも結構待って14時25分に席に案内されます。
水はセルフでサーバーがから継ぎます。コップも緑色。
テーブル上の半月形のお盆が良い感じ。
亀の箸置きが可愛い。広さも十分です。
調理の様子もオープンですが、でかいステーキ?を焼いているのが見えます。
別メニューあるのかと思いきや、自分の頼んだものにあれが来るとは思っていませんでした。
麺は大鍋で泳がしています。テボも見えますがこちらはワンタンを茹でるのに使っている様子。
先程眼の前で切った麺の大きさを見ていてその時はそこまで太くないと思ったのですが、大鍋に入れるとどんどん大きくなっていく様子がよく見えます。
着席してから13分、並び始めてから68分ほど待ってめんまさんが特製あぶらそばを持ってきてくれました。
柴崎 手打麺祭 かめ囲で頂いた 特製あぶらそば 鶏油
いりこスープも同時に提供。
ここであのステーキは自分にも提供されることが分かりびっくり。
それにしてもこれチャーシューじゃないよね?嬉しい誤算ですが。
更に家紋?ロゴ?入りの味玉に黄身、鴨チャーシュー、メンマ、それに緑のは抹茶入りワンタン。薬味はかいわれと紫玉ねぎ。
何か○○周年の特別メニューのような感じです。具の下には極太でインパクトのある麺が隠れていました。
程よいコシ。噛んで楽しくなる麺です。タレは旨味はしっかりですが、そこまで味付け強めでなく麺に集中できる感じ。
これだけでも新店のレベルを超越していますが、驚くのはまだ早かった。
鴨のチャーシュー。大きさだけでなく厚みもあります。
これが美味しい。柔らかくジューシー。これも噛んで美味しいな。ほんのり胡椒もすごく効いています。
鴨は意外とぱさついたりで大したことがないこともありますが、こちらは特上レベルでした。
味玉も高レベルで美味しかったのですが、本当に驚いたのはメンマ。
黒くて太くてほどよくコリコリ。
調理もそうですが、このメンマ何?普通のメンマでないと思うのですが、めちゃ美味しい。
更にステーキならぬチャーシュー。
この厚みを見よ!
こちらはしっかり火が通っていますが、柔らかくジューシー。少し牛な感じさえします。すごく美味しい。
また、抹茶ワンタン。餡も美味しいですが、皮から感じる抹茶の感じが素晴らしい。
具に夢中でいりこスープを忘れる所でしたが、
入れて飲むと、何なん?
これもめっちゃ美味いんですけど。何かtoo muchな感じでなくバランスが良いよなぁ。
ということで最後まで驚きっぱなしでした。こんなのが作れるって本当にすごいな。
少し涼しくなったら汁ありを頂くために確実に再訪すると思います。
柴崎 手打麺祭 かめ囲の行き方、営業時間、食べログ採点
〒182-0007 東京都調布市菊野台1丁目55−1
京王線柴崎駅北口から徒歩4分
【 柴崎 手打麺祭 かめ囲の営業時間 (食べログより引用) 】
月・木・金・土・日 11:00~14:30 / 18:00~20:00
火 11:00~14:30
*基本的に営業時間内に並んで頂ければご案内できますが、定休日前などは早仕舞いの可能性が高いです。
定休日 水曜日・火曜日の夜の部
手打麺祭 かめ囲 (ラーメン / 柴崎駅、国領駅、つつじケ丘駅)
昼総合点★★★★☆ 4.3
追記 2023年1月2日限定の 鴨蕎麦塩
正月の2日に行列に並んでこの日限定の鴨蕎麦塩を頂いてきました。
前回は油そばだったので汁そばのスープを味わってみたかったのですが。
めちゃくちゃ美味しかったです。ここまで鴨を感じたスープはなかったです。奥深い。無限に飲めそうな感じでした。
手打ち麺はシルクのような滑らかな食感。
いやいや、麺や具がすごい事は分かっていましたがスープも素晴らしかったです。素直にすごいと思いました。
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