試す価値あり?リンガーハットの370円!餃子ランチを実食詳細レポート
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B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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今回の内容
2019年8月1日「リンガーハット」は370円!のランチを投入
先日こんな記事を見ました。
へー。リンガーハットの370円ランチか。安いなぁ。
一部を引用させて頂きます。
リンガーハットは「メニューの種類やオペレーションを見直し、ランチメニューのさらなる低価格化を実現した」としている。
500円以下でランチを食べようとした場合、選択肢として挙がるのは牛丼チェーンや、うどんチェーンなどだ。リンガーハットが370円という定食を提供することで、お客の選択肢は広がる。370円ランチは牛丼を脅かす存在になるか。
なるほど価格的な仮想敵は牛丼だったのですね。
この記事に限らず370円ランチは日本経済新聞なども含め大々的に報道されたのでご存知の方も多いと思います。
「リンガーハット」とは長い付き合いです。正確には長い付き合いだったという言うのがが正解かも。
10年くらい前?メインメニューの長崎ちゃんぽんは400円くらいでした。安い時は350円のこともあったような。その頃は月イチくらいで通ったものです。
しかしそれからどんどん値上げして今や長崎ちゃんぽんは660円!長崎皿うどんは690円!
そして一時期ハマった野菜たっぷりちゃんぽんは820円!野菜たっぷり皿うどんは850円!
国産野菜は嬉しいけどロボット調理でこの値段ではとても行く気がしません。
ちゃんぽんも皿うどんも美味しいけど、最近の無化調のラーメンに慣れた身からすると旨味調味料使いすぎ!
ということで、すっかりリンガーハットにはご無沙汰していたのですが、370円ランチには興味があったので久しぶりに地元のリンガーハットに行ってみました。
そこで分かったのはリンガーハットの高度な広告戦略?でした。
リンガーハット 阪急大井町ガーデン店 外観と自動販売機 370円ランチ推しの雰囲気ゼロ!
さて、駅前の信号の辺からリンガーハット周辺で目立つのは「無料」のでかい文字。何が無料なの?
近寄ってみると麺増量が無料でした。630円のちゃんぽんだけですが、1.5倍や2倍が無料。前からそうでなかったっけ?
若者を引きつけようとしているのでしょうが、リンガーハットはあまり若者を引きつけている気がしないので頑張っているのでしょうか?
それより気になったのは370円ランチのアピールがどこにもないこと。
日頃は気にしない看板もくまなく見ましたがまるでランチの表記がありません。ちなみに時刻は13時。ランチ真っ盛りの時間です。
餃子はちらほら見当たりますが、ちゃんぽんや皿うどんとのセットメニューです。
そして自販機。
いちおうのこの時間はランチ推しか。
ランチセットのボタンを押してみると、この画面。370円ランチはどこ?
あっ、ありました。右下です。
一番分かりにくいところんじゃん。
ラーメン屋では左上の法則といって一番売れるメニューは左上のことが多いのですが、370円ランチは右下です。なんと一番売れないメニューだったのか。
ここで少しびっくり。370円の薄皮ぎょうざが7個です。
【 リンガーハットのランチ餃子定食の価格 公式発表されたもの 】
・ぎょうざ定食 薄皮ぎょうざ 5個:370円
・ぎょうざ定食 薄皮ぎょうざ 10個:550円
・ぎょうざ定食 薄皮ぎょうざ 15個:590円
公式発表だと5個。まあ2個増えたし値段も同じだし良いか。
まあ良いに決まっていますが少し不思議な感じがします。
店内はほぼ満席。他の店舗は知りませんが、大井町のリンガーハットは人通りの絶えない阪急大井町ガーデンにあるということもあって一日中盛況です。
そして、いつも人が何を食べるかは気にならないのですが、ゆっくりとチェックしながら席に向かいます。
皆さん、ちゃんぽん、皿うどん、そして冷やしちゃんぽんなどを食べていてもちろん餃子セットの人もいましたが、餃子定食を食べている人はゼロでした。
席につき、この短い間で起こったことを振り返って疑惑が確信に変わります。
そう370円ランチ、リンガーハットはあまりやる気がありません。
そんなもの食べられちゃ客単価が下がるとばかり店内でのアピールはゼロ。
リンガーハットのアピールの先はメディアだったのですね。370円でランチ投入。メディアが書き立てる。広告費が1円もかからない宣伝になる。
まあ、自分もそれに釣られて今ここにいるようなものですが、リンガーハットやるもんです。したたかですな。
リンガーハットで頂いた ぎょうざ定食 薄皮ぎょうざ7個 370円
5分強待って餃子セットが到着。リンガーハットは餃子も自動餃子焼き機が作るのでもっと早いかと思いきやそうでもないのですね。
これを見て色々なことを思います。
まず餃子ちっちゃい。
こちらは先週食べた自由が丘泰興楼のジャンボ餃子。
2個ですが、明らかにリンガーハットの餃子7つよりは大きいです。
そして次に思ったのは餃子の焼き加減。
なんか完璧ではないですか?以前はこんなに表面パリパリではなかったはず。ロボットも進化しているようです。
ご飯の量は調整できないようでしたが、普通の茶碗1杯よりは少し大きいくらい?
そしてコンソメ風のスープに漬物、さらには柚子胡椒まで。苦心して考えられたメニューであることが伺えます。
さて、まずは餃子から。
表面はパリパリで、中はしっとり。肉汁はほとんどで出ません。やはり小さすぎるなぁ。酒のつまみなら良いけどご飯の相棒としてはイマイチ力弱い。
無理やり箸で2つに切って表面の写真を取りましたが、まあ予想通りです。
このボリュームでも3つくらい餃子を食べると飽きてきますが、柚子胡椒を加えると良い感じに味変できます。
さらに5つぐくらい食べたところで、ご飯の減りが少ないのに気づきます。やばい、このままじゃ残しちゃう。
そこで漬物に手を付けます。酢漬けでしょうか?結構塩分がありパンチがあります。これでご飯はいけそうです。またコンソメ風のスープもまあまあ塩分が効いていてご飯のお供として使えます。
なんとか、ご飯を残さずに済みました。そのせいか食べ終わった際は少し満腹感があったのですが。
さて、この370円定食。工夫は随所に感じたし、よく出来ているなとも思いましたが、やはり数時間後に空腹を感じます。なんとなく工夫に騙されていましたが圧倒的に量が少ない。
まあ、牛丼の並でも満腹感はこんな感じだと思うのでおやつ感覚に食べるのはありかと思います。
帰り際、全体を見回してみても餃子定食を食べている物好きな?人は発見できませんでした。
まあこれだけアピールしていないのでは、370円ランチの存在を知っている人も少ないと思います。
リンガーハット ぎょうざ定食 薄皮ぎょうざ7個 370円を食べた感想
【 ぎょうざ定食 薄皮ぎょうざ7個 370円を食べた感想 】
・さすがにボリュームは少ないものの随所に工夫の見られる構成だった。餃子の他にスープや酢漬けはご飯を食べきる上で必須。柚子胡椒があるのも良い。
・ただリンガーハットはやる気がない?メディア向けの話題性づくりが主目的であった模様。店外で餃子定食の表記はなく、店内の自販機も右下の一番分かりにくいところにあった。
・よって、リンガーハットには牛丼店を脅かそうとは全く考えていなさそう。
・ちゃんぽんや皿うどんを値下げしてほしいなぁ。その方が話題になると思うけど。
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
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独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
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