「超極太麺」うどんのようなラーメンの話題店 純手打ち「麺と未来」下北沢
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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今回の内容
純手打ち「麺と未来」とは?
ラーメンはスープだけでなく麺の多様化も進む一方。最近は極太麺もよく見かけます。しかもその極太麺をなんと自分で手打ちで作るという店も。
亀有の手打式超多加水麺「ののくら」は衝撃の美味しさでした。
しかし「極太」に関してはもっと上の店があるという話を聞きました。
それが2018年5月に下北沢にオープンした純手打ち「麺と未来」。
こちらの麺は讃岐うどん?きしめん?ほうとう?のような麺だとか。未来からやってきた麺?とても気になります。
「麺と未来」はTwitterではオープンしてからすぐに話題店になりました。
食べログは3.73。ラーメンデータベースは94.487。(2019.10.21現在)。ものすごい高い評価で、開店して1年強であることを考えると驚異的とも言えます。
ということで、今回若い頃でもほとんど行ったことのなかった下北沢まで遠征してきました。
「百聞は一見にしかず」ではありませんが、極太麺は想像以上の迫力でわざわざ行った甲斐がありました。
下北沢 純手打ち「麺と未来」の外観とメニュー
土曜日の19時頃、おそらく10年以上ぶりに下北沢に降り立ちます。
「麺と未来」は下北沢駅北口より徒歩3分とありましたが結構迷いました。下北沢の駅付近はものすごく店が密集していて人口密度が半端ない。
店も古着などのファッション関係の店がとても多く、かつてロンドンに住んでいた頃によく行ったカムデンタウンを思い出します。
ここだ。
目立たない渋い外見です。
店頭にはカップルが座って待っているのが見えます。自分はその横で立って待っていましたが数分してカップルと同時に入店します。
店の外待っている時ははツーオペかと思っていましたが、実際はワンオペ。
調理は手間がかかる感じなのに厨房から顧客の側まで来て席を整えています。可動域が広くて大変そうだな。座席は9席。
しかも自販機もないようです。
テーブルの上に「お品書き」がありました。らーめんは塩らーめんのみのようです。他にレパートリーがないというよりワンオペでは1つのメニューで限界?という感じがします。
なお、月曜は昼営業のみですが醤油らーめんになるそうです。
【 下北沢 純手打ち 麺と未来の主なメニュー 】
塩らーめん 850円
味玉入り塩らーめん 950円
海老わんたん入り塩らーめん 950円
特製塩らーめん 1,000円 (チャーシュー増し、味玉、海老わんたん2個)
白ごはん 150円
お茶漬けセット(梅しそちりめん) 250円
炙り肉飯 350円
缶ビール 500円
特製塩らーめんを注文。わんたんは海老のようでこれは楽しみ。
和を感じさせてテーブルが良い感じです。水はセルフ。横に使い捨ての黒いエプロンがあったのでもらいます。
箸立てには面白いサービスが紹介されています。この「えいひいき常連証」。えらいお得やなぁ。
特典1. 【無料サービス】 特製トッピング、味玉、海老わんたん、大盛 などが1点無料になります。
特典2. 限定商品を購入することができます。
下北沢が家から近かったら絶対に買いそうな気がします。
壁には日本酒らのラベルみたいなものが。実際にスープにも日本酒を使っている事が後から分かります。
店内にはジャズトランペットが大きめの音量で流れています。タイトルは分かりませんがよく耳にするスタンダートな曲。店主は若い感じですが渋い?趣味。
隣に座っていた男性の腕には立派な入れ墨が入っています。いかつい感じ全くなく柔らかな雰囲気の好青年という感じ。
ファッションとしての入れ墨が若者の間で普通になってきたことはテレビを見て分かってはいますが、実際にこのような間近で見たことはほとんどなくやはり下北沢は違います。
店主が手打ち麺を整えているのが見えます。こうやって縮れを作るんですね。
ふと店内の奥を見るとビールがびっくりするほどいろいろ揃っています。
アサヒ、恵比寿、キリン、プレミアモルツだけでなくコエドビールやヒューガルデンまであります。
もう一度先程のお品書きを見ると「缶ビール 500円」とだけ書かれています。もしや一律同じ価格?それならヒューガルデン飲みたいな。
店主に聞いてみようかな?と5秒くらい迷いましたが、ラーメンを食べる時は飲まないことにしている(微妙な舌の感覚が鈍くなる)ので結局聞きませんでした。
よってこの缶ビールが一律同じ価格かどうかは分かりません。(流石に違うと思います。多分)
しばらくして良い香りとともに特製塩らーめんが運ばれてきました。
下北沢 純手打ち「麺と未来」で頂いた特製塩らーめん
塩ラーメンですが、少し茶色に濁っていて様々な素材を使っているのがすぐに分かります。
売り物の麺は見えません。奥ゆかしい。
トッピングはチャーシュー、メンマ、味玉、三つ葉、海老ワンタン、白髪ねぎ。
さて、スープから頂きます。
おおっ、鶏だ。後はあさりでしょうか?輪郭がはっきりした円やかなスープで日本酒もしっかりと感じます。ただほんの少ししょっぱい気もします。
そして、麺。
見かけがでろっとした麺で、実際に外の表面はとろっとしていますが、中はしっかりコシがあります。面白いなこれ。美味しいです。
食べたことがあるようで未知の食感。なんせ未来の麺ですからね。
ちなみにもち小麦という小麦を使っているそうです。小麦でもっちりって。色々とあるもんです。
チャーシューは喜多方ラーメンに入っているようなバラチャーシュー。最近食べた「坂内」のものもこんな感じでした。
ただ、こちらもしっかりと塩分がついていますが、スープが少し濃いので味付けは不要じゃないかな?
そして海老ワンタンが2つ。つるつる食感でぷりっとした海老が美味しい。
ただ小さい海老を2匹使っていると思うのですが、海老ワンタンは1つで良いので1つに4匹使う方が海老のインパクトが増すと思います。
(最近はそういう海老ワンタンを出すラーメン屋も増えています)
メンマはかなりコリコリ感があってこだわりが感じられます。
味玉も良い感じに仕上がっていました。
麺に対するこだわりを含め全体的に良く考えられたラーメンだと思いました。
ただ、スープはややしょっぱいし、チャーシューの塩分も不要だと思います。ただこれで完成ではなく、どんどん進化してどんどん美味しくなっていく店という予感がしました。
下北沢 純手打ち「麺と未来」の行き方と営業時間
〒155-0031 東京都世田谷区北沢3丁目25−1
小田急・京王井の頭線 下北沢駅北口より徒歩3分
【 下北沢 純手打ち 麺と未来の営業時間 】
11:30〜14:30 / 18:00 〜麺・スープ切れまで (21時前後)
※月曜は醤油らーめんで昼営業のみ
定休日 なし
下北沢 純手打ち「麺と未来」の感想と食べログ採点
【 下北沢 純手打ち 麺と未来の感想 】
・こだわりの超極太麺は表面はどろっとしているのに中はしっかりコシがあってよくできた麺だと思った。
・スープは鶏や浅利を使ったスープで輪郭がはっきりしていて円やかだが、ほんの少ししょっぱいと思った。チャーシューの塩分もスープが濃いので少ししつこく感じる。
・ワンオペながら見事なオペレーション。接客も丁寧。下北沢というおしゃれな町に合う渋い雰囲気も良かった。
・麺が手打ちで使っているものを総合すると特製の1,000円はコスパ良しと思う。
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
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独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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