【6年連続ミシュラン】東京で餃子といえば「おけ以」飯田橋で絶品タンギョウ
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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今回の内容
昭和29年(1954年)創業 東京餃子の代名詞「おけ以」
「ミシュランガイド東京2020」に掲載された餃子店は以下の6店舗。(何れもビブグルマン)
【「ミシュランガイド東京2020」に掲載された餃子店 】
丸山餃子製作所 高円寺
餃子坊 豚八戒 阿佐ケ谷
おけ以 飯田橋
您好 幡ケ谷
餃子の王さま 浅草
按田餃子 代々木上原
飯田橋の「おけ以」は2018年堂々3年連続の掲載となりました。
追記: 2021、2022、2023も掲載されたので6年連続です。
「おけ以」の名前はよく知っています。東京の餃子の代名詞のような店だからです。
調べてみると1954年創業でなんと今年で65周年。ほぼ同時期に焼き餃子を提供し始めた「珉珉羊肉館」と並んで日本の焼き餃子発祥の店と呼ばれる店だとか。
「おけ以」の場所もよく知っています。かなり前ですが、1年ほど飯田橋近辺に仕事をしていた時に週に1回くらい通っていた「中華そば青葉」飯田橋店の隣にあったからです。
当時も「おけ以」の名声は聞いていたもの、青葉のラーメンにハマっていた時期で青葉をスキップして隣の店に行くことなど考えられない感じでした。
今回「おけ以」で餃子と湯麺を頂きその事を激しく後悔することになります。
ちなみに「おけ以」元々は神保町にあったようで、平成になってから飯田橋に移転したようです。
さて、餃子と言えばどこでも食べられる昨今、「おけ以」の餃子は何が違うのでしょうか?
「おけ以」のホームーページにおけ以の餃子が紹介してあったので引用させて頂きます。
おけ以の餃子
豚バラは粗めに挽いて 白菜、ニラ、ショウガを混ぜたら そのままひと晩
具材がしっとりとなじんだら 手づくりの皮でやさしく包みます 冷凍庫で水分をとばし 専用の鉄鍋へ
仕上げに 大豆油を回しかけたら 表面がパリッと香ばしい おけ以の餃子の完成です
ニンニクを使っていないので 老若男女三世代が嬉しい
シンプルな味付けながらタレ要らず 一度食べたらやみつきになります
手間がかかっているのは分かります。ただこのように書かれてもどのように美味しいかは想像できませんでしたが、実際に食べてみると分かりやすく最高に美味しい!
しかしなぜ美味しいかが文章にしずらい味で職人技の詰まった不思議な魅力を持った餃子でした。
飯田橋「おけ以」の外観、メニュー、店内の雰囲気
飯田橋駅西口を出てすぐの交差点を左に進みしばらくして右折すると「おけ以」が見えてきます。
1番奥が「おけ以」。左隣が昔散々通った「中華そば青葉」。その隣が「大勝軒」です。
何度も見たことがありましたが、のれんをくぐるのは初めて。
看板が深緑なんだなぁと思ったら店内中緑だらけでした。
時刻は13時20分。店内は8割以上埋まっていますが、並ばずに座れました。時間をずらして良かった。
カウンター席ですが、カウンターは緑にペイントされています。
メニューが簡体字でない中国語混じりで少し読みづらい。常用漢字でない文字も結構あります。まあカタカナで書かれているので間違いませんが。創業以来のメニューなんでしょうか?
【 おけ以の主なメニュー 】
餃子 ギョーザ 600円
湯麺 タンメン 680円
炒麺 焼きソバ 680円
木犀炒飯 卵チャーハン 740円
蟹粉炒飯 カニチャーハン970円
炸醤麺 ヂャヂャメン 800円
五目ソバ 920円
ザーサイ 580円
ライス 180円
追記:2022.11現在餃子は650円です。
行く前にレビューを見たところ餃子と湯麺いわゆるタンギョウが定番と聞いていたのでその通り注文しました。実際にタンギョウを頼んでいた人も多かった。
後はチャーハン系を頼んでいた人が目に付きました。餃子600円は少し高いですがどんな評価になるのでしょうか?
食事系の他に酒のつまみになりそうなメニューも揃っています。
餃子の食べ方が書かれています。最初は何もつけずに食べ、それからタレをつけて食べるんですね。
タレのお勧め比率は醤油2、酢1、ラー油0.5。今まで考えたことがなかったけど、無意識にこれくらいにしていたかな?
目の前には緑の植物があり、その奥に少しだけ厨房の様子が見えます。
「おけ以」の餃子はオンラインでも買えるのですね。これは人気ありそう。
結構待ちます。10分以上経っても何も来ません。
ということで先に「黄金比」で餃子のタレを作っておきました。結局座って15分弱で湯麺、それから5分くらいして餃子がやってきました。
飯田橋「おけ以」で頂いたもの
正直なところ湯麺はそこまで期待していませんでしたが、予想を裏切ってくれました。
湯麺
見た目はシンプル。モヤシと白菜と豚肉。野菜の量は少なめです。
スープをすすります。うん、これは美味しい。
本当になんてことがない感じの鶏ガラのスープ。濃厚な訳でもないのにしっかり美味しい。化調感はないのに旨味がしっかり。塩分も薄めですが、足りないほどではない絶妙な感じ。
そして縮れた中太麺がモチモチです。柔らかく程よいコシがあります。
少ない野菜もそこまで気合入れて炒めたような感じでもなく、普通に見えますが普通に美味しいです。すでに餃子が来る前に「おけ以」の不思議な魅力にハマりかけていました。
餃子
そして、餃子。こちらも見た目は普通と言えば普通です。
お節の通り、最初は何もつけないで食べます。
うん、美味しい。
表面はカリカリ。肉汁じゅわー。餡は白菜に特長がある軽い食感ですが特に餡が多い訳でもありません。それでも口の中に美味しさが広がります。
なんで?と少し狐につままれたような気分になります。これが先程書いた言葉で表現しずらい不思議な美味しさです。
なお、餃子ににんにくは入っていませんでした。「おけ以」のルーツは大連の餃子と聞きました。
今年の6月に大連に行き、3店舗で水餃子を食べましたが確かにどの店もにんにくは入っていませんでした。
にんにくを入れるのはもしかしたら日本流なのかもしれません。
タレをつけてももちろん美味しい。
湯麺も餃子も見た目はシンプル。量が大きい訳でも具材がすごい訳でもない。いやぁ、奥が深い。これが職人芸というものですね。
会計は1,280円。決して安くはありませんが、満足度に対しては全然高く感じません。
本当に不思議な店でした。ただ「おけ以」は餃子も湯麺も本当に美味しかった!
飯田橋「おけ以」の行き方と営業時間
〒102-0071 東京都千代田区富士見2丁目12−16
【 おけ以の営業時間 2022.12現在 】
11:30~13:50(L.O.)/ 17:00~20:40(L.O.)
定休日 日曜日、祝日、第3月曜日
飯田橋「おけ以」の感想と食べログ採点
【 おけ以の感想 】
・餃子も湯麺もすごく美味しかった。しかし見た目がシンプルなので、なぜここまで美味しいかを言葉にするのは難しい。不思議な魅力に満ちた餃子であり湯麺だった。
・サービスは安定。店内は広い訳でもないのに不思議と居心地よく感じた。
・値段が安い訳でもないのに妥当な価格に思えてくるから不思議。
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
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職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
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