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「七宝麻辣湯」麻辣湯(薬膳スープ春雨)・火鍋を気軽に楽しめる店 五反田

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2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)

世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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社長は神の舌を持つ男 七宝麻辣湯 (チーパオマーラータン)とは?

五反田の「東京豆漿生活」は大人気

この日は五反田の「東京豆漿生活」(トウキョウトウジャンセイカツ)に行く予定でした。昨年12月の台北旅行で食べた台湾定番の朝食である鹹豆漿 (シェンドウジャン)は本当に美味しかった。

「東京豆漿生活」は東京でも本格的な鹹豆漿が食べられる数少ない店と聞いていましたが、13時の時点で品切れ。

この日は土曜日で営業時間は14時までとのことでしたがすごい人気で平日でも大変な行列だそう。ふー。なんてこった。

台北で鹹豆漿を食べた時はほぼローカルのみで日本人観光客は1人も見かけなかったのですが、密かにブームが来ているのでしょうか?

少し途方にくれますが、「東京豆漿生活」に向かう途中に台湾料理ぽい店がオープンしていたのを発見していました。代わりにそこに行くことにしよう。

追記:後日「東京豆漿生活」に行きましたが2時間半待ち。やはりとんでもない人気店でした。

たまたま見つけた七宝麻辣湯

大通り沿いにあるこの店。「薬膳スープ春雨 七宝麻辣湯」と書かれています。床屋のような赤と青のサインボールがあるのが謎ですが、いかにも台湾火鍋な感じの店に見えます。

実は台北では1人火鍋専門店に行っています。

【台北 お一人様火鍋専門店】インスタ映え!猛烈に辛い!「紅九九 個人麻辣火鍋」

美味しいけど猛烈に辛かった。ただ日本ならそんなに辛くないだろうし、春雨なら気軽に食べられそうという事で入ってみることにしました。

七宝麻辣湯の社長は神の舌を持つ男 石神秀幸

さて店内に入り注文を済ませてから席で待っている間にネットで調べたところ、こちらの店名「七宝麻辣湯」は「チーパオマーラータン」と読むようです。

そして店舗が渋谷、赤坂、飯田橋、恵比寿、五反田、大阪なんばパークの合計6店舗。お金のかかりそうな所ばかり。資金力があるんだなぁ。

さらに経営母体を調べてみると「株式会社カシュ・カシュ」とあります。聞いたことのない会社ですが、よくよく見ると代表取締役 石神秀幸とあります。

まじか。社長は「神の舌を持つ男」と言われ一時期は散々テレビに出ていた石神秀幸さんのようです。これは驚いた。

池袋で「石神秀幸 厳選 極み麺」というラーメン店を出しているのは知っていましたが、なんと台湾火鍋の店を出店しているとは!驚きました。

 

 

七宝麻辣湯五反田店の外観、システム

さて、10分後に実は石神秀幸さんが経営している店だと分かるとは夢にも思わず当初は台湾のレストランが日本に進出して来たのだと思っていました。

店内に入るとどーんと置いてある食材のディスプレイが目を引きます。

野菜にきのこに餃子

キムチにチーズに水餃子、鶏団子、小籠包etc.と鍋に入るものはなんでも揃っている感じです。種類が多い。

最初店員さんに「こちらはキャッシュレスのみですが大丈夫ですか?」と聞かれます。なんと現金は受け付けないとのこと。

こちらはカードのヘビーユーザーなので問題なしですが、少し驚きました。

次に「こちらは初めてですか?」と聞かれたのでそうだと答えると「お好きなものを選んで下さい。1g2.5円で最低200円分は選んで下さい」と言われます。

「全部同じ料金?」と聞くと「はい」とのこと。もやしだろうが、小籠包だろうが1g当たりの値段は同じ。この大雑把な感じは台湾の会社だと思ったのですが。

適当に選びますが1g2.5円ではいくらになるか検討も付きません。

適当に入れてこんな感じ。野菜の中では確信はないのですがチンゲン菜が1番高そうなので多めに取ります。

こちらに載せると重さと料金が出るようです。

自分は185g選んだようでトッピングは462円。スープ&はるさめの基本料金が500円。962円かあと思いましたが税抜なので1,058円でした。

安くはないですね。この立地だと仕方ないのかな?ただある程度、これとこれを選んだらいくらみたいな指標はあった方が親切だと思いますが。

 

 

七宝麻辣湯五反田店の辛さ基準と店内の雰囲気

選んだボウルを店員さんに渡すと辛さを聞かれます。

【 七宝 麻辣湯の辛さ基準 】

0番【白湯】辛いのが苦手な方は、辛くない白湯で

1番【ピリ辛】オススメ 初めてで心配な方は、ピリ辛で

2番【中辛】辛いは旨い! おすすめ中辛

3番【大辛】やみつきの辛さ3倍

4番【激辛】思わず口から火をふきます

5番【極辛】1度はチャレンジしたい極辛

4番~は70円ずつプラスになります。辛さ無制限!

これは迷います。普通の日本の店なら3番で良さそうですが、台湾では下から辛さ2番目でも信じられないくらい辛かった。中華圏は辛さが半端ないことが多いです。日本とは比べ物にならない。

「どの程度辛いですか?」と聞くと少し店員さんは困った顔。

日本人でないようですが中華系の人なら中華系の辛さ基準なのか日本の辛さ基準なのか分かると思ったのですが、ミャンマーの方とのこと。

仕方ないので日本人の店員さんを呼んでもらいましたが話を聞いた感じは中華系の辛さだと感じたのでお勧めという1番にしました。結果的にこれは大正解でした。

さて、店内を見渡すと女性の1人客も多い。これは決してラーメン屋ではない光景。

そして結構待ちます。春雨はゆでるのに時間がかからなそうなのですぐに出てくるかと思いきやたっぷり10分以上は待ちました。そしてようやくスープ春雨(麻辣湯)がやってきます。

 

 

七宝麻辣湯五反田店で頂いたスープ春雨(麻辣湯)

スープ春雨(麻辣湯)@七宝麻辣湯 五反田店

 

典型的な麻辣湯の色。麻辣湯の常ですがトッピングを入れてもそこまで絵的に美しい感じにはなりません。

まずはスープを。

おおっ、かなり辛い。ピリリときます。これが1辛とは台湾基準かも。2辛にしていたら咳き込んでいたと思います。自分が咳き込まないギリギリの辛さでした。

たださらっとしていますが旨味はしっかり。かなり動物系の出汁(鶏)が効いている感じがします。またはっきり漢方な感じの食感が口の残り薬膳スープだなと思います。

そして春雨。ストレートの中太麺ですがかなりもっちりして食感が素晴らしい。これはこのスープ用にしっかり開発してきた感じがあります。ただ麺はかなり少なめ。

トッピングはえび団子を除いてまずまずでした。

鶏団子に湯葉。特に湯葉が辛いスープに優しい感じをもたらしてくれます。

小籠包にえび団子。

このスープに小籠包というのが謎ですが、結構美味しい。ただえび団子はかなり安っぽい作り。まったく海老の感じがしません。エビ好きとしては残念。

えのきや青梗菜、マコモダケなどはまずまず。当たり外れのある練り物よりも野菜の方が安心感があります。

スープは美味しいので飲み干します。

ただ最近すっかり少食な自分なのでこれで足りましたが、男性は満腹感を得られない量?と思います。

女性がメインターゲットだから問題ないのかな?

 

 

七宝麻辣湯 五反田店の行き方と営業時間

〒141-0031 東京都品川区西五反田1丁目17−1

大通り沿いの好立地。五反田駅からも大崎広小路駅からも徒歩3分くらいでしょうか。

【 七宝麻辣湯 五反田店の営業時間 】

11:30~23:00 (L.O.22:45)

定休日 無休 (年末年始、お盆期間は休みの場合あり)

七宝麻辣湯 五反田店の感想と食べログ採点

【 七宝麻辣湯 五反田店の感想 】

・スープは1番でもかなり辛め。日本の基準よりも台湾(中国)の基準に近いと思う。自分は1番で丁度良かった。

・スープはしっかり動物系の出汁が下支えしており、漢方系の素材が混ざった美味しい薬膳スープ。この辺は流石に石神秀幸さんが監修しただけのことはある。春雨ももっちりして美味しいが量がかなり少なめ。男性では足りない量。

・春雨スープは500円(税別)ながら普通にトッピングするとすぐに1,000円を超える。家賃が高い?分コスパが悪いという印象も。

・トッピングを自由に選べるのはアイデアだけど、一方でお勧めの組み合わせも用意しておいた方が親切では?と思った。

七宝麻辣湯 五反田店中華料理 / 大崎広小路駅五反田駅大崎駅
昼総合点★★★☆☆ 3.4

 

 

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