B級孤独のグルメ

神豚!大井町「のスた」目黒二郎の味を受け継ぐ二郎系ラーメンが絶品!

WRITER
 




この記事を書いている人 - WRITER -
Twitterおよびインスタグラムのフォローよろしくお願いします。

2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)

世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
姉妹ブログ海外旅行情報館。海外旅行再開したい。

以下のボタンクリックで応援して頂けると、メチャ嬉しいです。
(1日1回有効。1クリックして頂けると10ポイント加算されます)

東京ランキング にほんブログ村 グルメブログ 東京食べ歩きへ にほんブログ村

 

大井町「のスた」がラーメンウォーカーに登場!

大井町「のスた」は2020年7月にリニューアルオープン。大井町での元々の開業は1999年というから歴史があります。

その後は名前を「凛(りん)」「のスた 凛」などと変えたり、休業期間があったり、場所を現在の踏切近くに移転したりと様々なことがありました。

リニューアルオープン後、2枚看板の1つである「守」(塩ラーメン)を頂いたのですが美味しかったな。

ただもう1つの看板である二郎系はその当日やっていなかったのが気になりました。

後から教えてもらった話だと、日によって提供するメニューが限定されることもあるようですが、通常は全メニュー提供しているみたいです。

そして最近驚くべきことがありました。強面、寡黙で有名でメディアに出ることなど考えられないと思っていた山中店主が「ラーメンウォーカーの記事」に堂々と写真入りで出ていたのです。

これは【フジテレビプロデューサー赤池洋文が紡ぐ!読むだけで美味しいラーメン「物語」】での一コマ。この「物語」は自分も日頃から拝読していますが確かに読むだけで美味しくなります。

3編からなる長編ですが、とても面白いのでおすすめです。冒頭はこんな感じで始まります。

「ラーメン二郎」、そして「さぶちゃん」。

 この偉大過ぎる2つのラーメン店について、今更私ごときが説明する必要もないかと思います。共に昭和、平成のラーメン界のトップを走り続けてきた大名店。「二郎」はいまだ店主は健在で、弟子のお店も全国に多数存在します。一方「さぶちゃん」は残念ながら2017年に閉店。そして店主は鬼籍に入られてしまいました。この2店がラーメン界に与えた影響は計り知れません。

 そんな偉大なる2つの名店でラーメンを学ぶという、奇跡のような経験を積んだ男がいるのです。ただ、「自分が語れるようなことはない」と、これまで2つのお店への想いを語ることは一切ありませんでした。

この奇跡のような経験を積んだ男こそ、「のスた」の山中店主。

自分は店主が「ラーメン二郎」目黒店出身であることは聞いていましたが、「さぶちゃん」という店は知りませんでした。大変な名店だったようですね。

「のスた」は二郎系と塩ラーメンの2本柱ですが、二郎系は目黒「二郎」で学んだもの、塩ラーメンは「さぶちゃん」で学んだものをベースにしているとのこと。

「のスた」に2つの全然違うラーメンがある意味が初めて分かりました。コアなファンが多いのも納得です。

話は空手やボクシングに打ち込んでいた山中店主が「ラーメン二郎 目黒店」の店主である若林さんとの運命の出会いから始まります。

その後「ラーメン二郎」目黒店で4年修行し、独立しようという時に「三田の親父さん」から「ラーメン二郎」を出さないかと言われ断った話など興味深い話が盛りだくさん。

「さぶちゃん」に関してはの店主に弟子入りを志願したものの断わられます。

それでも何度もお願いしてようやく「横で見ているだけなら良いよ」と言われ、毎日「さぶちゃん」に通って店主の作業を克明にメモした話など引き込まれる話ばかりです。

さて、今回は「のスた」で二郎系の「破」を頂いてきました。実は「のスた」では過去に5回くらいは食べたことがあるのですが、それよりもすごく美味しくなっていると思いました。

特に自家製麺が素晴らしい。チャーシュー(肉)の完成度も高く、最近食べた二郎系の中では出色の出来と思います。

大井町「のスた」の外観、メニュー

平日の19時過ぎ。

開かずの踏切に捕まり、2分くらい待ちましたが無事に「のスた」に到着。

既に客を選んでいる感じの細い階段を2階に登っていきます。

さて、入店。今回も前回同様に感じの良いお姉さんから声がかかります。

そして驚いたことに「壁」の一部は開けられていて厨房が様子が少し見えます。また分厚いチャーシューも前面に置かれていました。

「のスた」は料理以外撮影禁止。券売機もそうなのかな?と思いますが、わざと店員さんからよく見えるように撮影。

何か言われたら止めようと思いましたが特に何も言われなかったので券売機はOKなのかな?

大井町「のスた」の券売機

大井町「のスた」の券売機

今回は「守破離」の全てが揃っています。この記述では「離」がどのようなものか分かりませんが、「破」が二郎系のはず。ニンニクは+50円。ポン酢+100円。

普通の「破」のボタンをプッシュ。全て国産とあるので素材にこだわっていますね。スープ自体は全て国産はそこまで難しくないので、小麦粉等、麺の材料が全て国産なのがこだわりかな?

少し厨房が見える席に座ります。これだけでも圧迫感は大分減りますね。

ちなみに二郎系ではおなじみのコール(トッピングのリクエスト)はのスたにはありません。デフォルトのみです。

BGMは「エルトン・ジョン」。

その後誰でも知っている曲なのにバンドの名前はあまり知られていない 「クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル」の  “Have You Ever Seen The Rain?” が流れていました。

クラシックロックというチョイスでしょうか?

店内は半分以上が埋まっています。全員男性で以前からのコアなファンも多そうな感じです。

大井町「のスた」で頂いた「破」醤油

ヤサイもたっぷり、アブラ(背脂)も載っています。

ひっくり返すと迫力の肉(チャーシュー)が2つも。

「破」醤油@のスた 大井町

「破」醤油@のスた 大井町

コールはないと先程言いましたが、普通の二郎系での「ヤサイ、アブラ」マシに相当すると思います。

ヤサイにはタレもかかっていますね。最初にこれを少しやっつけます。

少しクタッとした食感でキャベツも心持ち多め。これがアブラと絡んで美味しいな。

さて、スープ。

おおっ、すごい円やかだ。甘いくらいでスッキリ。こちらはポン酢は入っていないはずですが、かなりスッキリしていますね。ただベースの旨味はしっかり。

麺は平打の中太麺。普通の麺よりは太い。二郎にしては普通かやや細めという感じでしょうか?

程よいコシがあって、コシは食べ進めてもなくならない。噛んでも美味い麺です。

二郎系もかなり食べましたがどこも麺が違います。ただ麺自体が美味しいと思うことはそんなにありませんが、これは美味しいな。

チャーシュー ほろほろ、でかい上に厚みがすごい。

2センチくらい厚みがある感じです。

麺は通常の二郎よりも少し多いくらいだと思われますが、胃がもたれるような感じはなくスッキリ食べ終わりました。いやぁ、美味しかった。

前回の「守」塩ラーメンでも感じましたが、以前よりも麺がすごく美味しくなっているように感じます。進化していますね。

大井町「のスた」の行き方と営業時間

〒140-0011 東京都品川区東大井6丁目1−1 2F

以前はすごく休みが多かった印象がありますが、現在は無休みたいですね。ただ不定休なのでTwitterで確認されてからの方が良いと思います。

【 大井町 のスたの営業時間 2023.02食べログより転載 】

11:00~14:30 / 17:00~20:00

※土日は昼営業で終わる可能性あり。

定休日 不定休(Twitter参照)

この記事を書いている人 - WRITER -
Twitterおよびインスタグラムのフォローよろしくお願いします。

2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)

世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
姉妹ブログ海外旅行情報館。海外旅行再開したい。

Copyright© 東京たべある記 , 2024 All Rights Reserved.