大森「布恒更科」総本家の流れをくむ創業1963年の老舗 蕎麦も牡蠣の天ぷらもびっくりの美味しさ!
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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今回の内容
布恒更科 (ぬのつねさらしな)とは?
南大井(大森)の布恒更科は1963年創業。
食べログは3.76、Google Map4.0。(2021.11.20現在) 食べログでは2017、2018、2019、2021に食べログ そば百名店に選ばれています。
ウィキペディアに詳しい記事があったので一部引用させて頂きます。
布恒更科(ぬのつねさらしな)は、東京都品川区南大井三丁目にある1963年(昭和38年)創業のそば屋店舗。
布恒更科は、麻布永坂更科(現・更科堀井)一門の店である。更科堀井の創業は1789年(寛政元年)、信州出身で信州特産晒布の保科家御用布屋だった八代目清右衛門が、領主保科兵部少輔からそば打ちがうまいのを見込まれ、布屋よりも蕎麦屋の方が良いのではと勧められ、麻布永坂町の保科家の江戸屋敷そばに、そば屋「信州更科蕎麦所 布屋太兵衛」を創業したのが始まり。
当初は、大名屋敷や寺院などに出入していたが、明治時代半ばの最盛期には、皇室や宮家などにも出前を届けた。明治時代後期に、麻布永坂更科で板前をしていた伊島昇太郎は、日本橋に「三代町支店」を出店した。のちに有楽町に移転したが震災で倒壊し、「尾張町支店(後の銀座更科)」を出店した。
昇太郎には長男文雄、二男恒次郎(後の初代布恒更科)がいた。恒次郎は、戦後の混乱期に有楽町で何でも屋を営んでいたが、1952年(昭和27年)、江ノ島にそば屋を一時出して閉店、10年ほど後の1963年(昭和38年)、品川区南大井(現在地)に、初代布屋恒次郎「布恒更科」を開店した。
そばに関しては、藪、更科、砂場が江戸蕎麦御三家と呼ばれていることくらい知っていますが、B級グルメには無縁な場所かな?と今までほとんど勉強したことはありません。
ただ、布恒更科は総本家更科堀井の血を引く名門なんですね。ウィキペディアにここまで詳しい記事があるとは驚きました。
自分が「更科」に訪問したのは今年大井町の「大井更科」が初めて。
1,000円以下でかつ丼付きのランチの蕎麦セットは蕎麦がすごく美味しくて驚きました。「更科」でもリーゾナブルな店があるのか。
さて、大森の「布恒更科」は調べてみると「大井更科」よりもかなり高そう。
自分はラーメンファンでもあるので、もりそば1杯1,000円くらいの名店はラーメンの名店と比べてコスパがすごく悪いような気がして、今まで出向いたことがありませんでした。
しかし、「布恒更科」は準地元とも言える大森にあって「訪問したことがなし」ではグルメとして疑われること間違いなし。
ということで、期待はしつつもそれほどではなかったら正直に書こうという気持ちで「布恒更科」を訪問してきましたが、そばを一口食べてびっくり。最高に美味しい。
さらに、天ぷらの牡蠣が牡蠣大好きブロガーにささるレベルで、店の雰囲気もとても良く訪問して良かったと思いました。
なお「東京カキが本当に美味しい店」に以下にまとめているのでよろしかったらどうぞ。
大森 布恒更科の外観、メニュー、店内の雰囲気
京急の大森海岸駅から布恒更科を目指します。大森駅よりもこちらが最寄りと聞いていたのですが、大森駅からも十分に歩ける距離です。
遠目に視界に布恒更科は入っていたのですがむちゃ渋い!
一軒家、しかも平屋です。一軒家の飲食店自体が珍しいのに平屋の一軒家は初めてかも。
植物の感じも良い感じ。
暖簾はかなり使い込んだ感じですね。これぞ老舗。
平日の12時45分頃。並んでいる人はいません。
ただ、中に入ると満席でした。しばらく外で待ちます。
コロナ禍のためか4人がけの席を1名客が使用したりしているようなので、満席の理由の1つはそれかもしれません。
しかしこの雰囲気待つもの悪くないというか、東京ではないみたいです。少し小旅行したような気分。
なお、帰りに分かったのですが、こちらは東京を代表するラーメンの名店「Homemade Ramen 麦苗」から徒歩3分くらい。
麦苗まで自宅から歩いて20分くらいなので、布恒更科も徒歩でも行ける距離でした。
5分ほど待って中に案内されます。左奥のテーブル席に案内されました。
もりそばは920円。通常自分が食べるものの2倍~3倍の値段です。最初はかきあげ天もり1,870円にしようかと思っていたのですが、なんと大好きな牡蠣があります。
季節の天もり かき 2,140円ですか。値が張りますが牡蠣には財布の紐が緩む自分。これを注文しました。そば暖かいものにもできるようですが、もりそばにしてもらいます。
「大盛にしなくて良いですか?」と聞かれましたが、普通でお願いしました。店内の他の注文を聞いていると男性は大盛を頼む人が多かったような。ただ普通でも特別少ない訳ではありません。
天ぷら単品は高級なものが目立ちますね。
値段もそれなりです。
またうどんもあります。これは少し意外。
更におつまみと、
お飲み物のメニューはこんな感じです。
お茶はそば茶。
ややぬるいですが美味しい。
テーブルの上にあった小さな壺の蓋を取ると、
天かすのようです。ひょうたん型のものは七味かな?テーブルに置いてあるものはそれだけでした。
しばらくしてそばつゆがきます。
かなり黒く見るからに濃厚な色をしています。果たしてそばはどんな感じなのでしょうか?
大森 布恒更科で頂いた もりそば+季節の天もり かき
着席してから体感で10分少々でもりそばと牡蠣の天ぷらがやってきます。
牡蠣の横には柚子の上に大根おろし、ししとう、ねぎ。
最初にそばから頂きます。
おおっ、細いのにしっかりコシがあって食感最高。すごく美味しい蕎麦です。
B級でも日頃似たようなものを食べている訳ですが全然違います。口の中にある旨味を感知するセンサーがよく働くというかそんな感じ。旨味満足感最高です。
ただ、やはり見た目通りつゆがかなり濃厚。そこで大根おろしを投入すると実になめらかな感じにまとまります。なるほどそういうことか。柚子の酸味も主張が強すぎる事なくうまい具合にまとまります。
そして牡蠣の天ぷらに驚き。
おおぶりの牡蠣が3つですが、ぷりぷりなかきがジューシーで最高に美味しい。すごく新鮮なものを使っていそう。牡蠣の身から出る汁も美味しいな。
牡蠣フライでないのでサクサクではないですが、しっとりうまくまとまるものです。
そばを食べるつもりで、牡蠣はあくまでイレギュラーで頼んだのにこんなに美味しい牡蠣に出会えるとは驚きです。
接客に関しては、丁寧で感じが良いですが、意外とよく気づく感じではありませんでした。
お茶は早くからなくなっていたし、そばがなくなってから数分待って自分の近くを店員が通りましたが、気づいてくれません。
「すいません、そば湯をお願いします」と声をかけるとやや慌てた感じでそば湯を持ってくてくれます。
ここでなくなったお茶にも気づいてくれて注いでくれました。
さて、そば湯ですが、超熱々。
濃厚つゆとの相性も素晴らしすぎで最高のそば湯でした。いやぁ、食事に関してはパーフェクトですね。
更に会計時にラッキーなことがありました。
大森 布恒更科の行き方、営業時間、食べログ採点
〒140-0013 東京都品川区南大井3丁目18−8 布恒更科
大森海岸駅または大森駅 徒歩10分
と食べログにありましたが、大森海岸駅から5分くらい、大森駅から10分弱くらいに感じました。
【 大森 布恒更科の営業時間 】
月~土 11:30~15:00 / 17:00~20:00
祝 11:30~15:00
定休日 日曜日
こちらも参考にどうぞ。
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