A5和牛！ラーメンで話題沸騰「メンショー サンフランシスコ」新宿

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ラーメンクリエーター庄野智春さん

市ヶ谷の「麺や庄の」を皮切りにどんどん店舗を広げているMENSHOグループ。

オーナー兼シェフの庄野智春さんは今や書籍も発売する話題の人で、ラーメンクリエーターを自称しています。

ラーメンクリエーターとは何ぞや？という感じですが、店舗を増やしつつも同じ店舗はやらないというのが庄司さんのモットー。

その豊かな独創性には驚かされます。クリエーターという言葉にも納得。

自分は市ヶ谷の「麺や庄の」に数回と新宿御苑の「麺や庄のgotsubo」に行ったことがあるだけですが、特にgotsuboのベジつけ麺には驚きました。

これだけの極上具材にバーニャカウダーにエビを練り込んだようだ極上スープで990円。

(2019年9月追記 現在このベジつけ麺が食べられるのは今回のテーマである新宿「メンショーサンフランシスコ」だけでであるようです。)

MENSHOグループは原価率が高いので有名ですが、利益力が低くてもお客さんを満足させれば十分に利益を出せるという信念があると、以前何かで読んだ記憶があります。

ところでgotusboは五坪しかないから、GACHIは新宿二丁目にあるからその名前をつけたそうですが、ネーミングセンスも絶妙ですね。

ベッカム、ラーメンを食す

メンショーのホームページによるとデイビッド・ベッカムは何度かMENSHOに来ているようです。

ラーメンでベッカムが大絶賛！！WAGYU MAFIAさんとのコラボイベントで「熟成和牛らぁめん」を食べてもらいました！https://t.co/IUNn2tWy7F pic.twitter.com/Yvdv4iJYlM

— 庄野智治 (@shono_menya) 2018年5月24日

彼がどの程度グルメからは知りませんが、実は自分はベッカムがいた頃のマンチェスター・ユナイテッドの大ファンだったので嬉しいですね。胸のスポンサーがシャープだった頃ですが。(古い)

新宿ミロードのMENSHO SAN FRANCISCO

さて、少し前に「ラーメンウォーカー2019」の記事を書きましたが、その中で一番気になったのがMENSHO SAN FRANCISCO (メンショー サンフランシスコ)。

サンフランシスコで大人気になったMENSHOの海外一号店MENSHO TOKYOの逆輸入バージョンです。

サンフランシスコにあるのがトーキョーで、トーキョーにあるのがサンフランシスコというのが面白いですね。ここでもネーミングセンスを感じます。

新宿「メンショー サンフランシスコ」のメニュー

実はラーメンウォーカーの記事を書いた翌日に特に用もないのに新宿に向かいました。目的はもちろんA5和牛ラーメンです。

ピーク時を避けて昼間の時間を狙ったので結構空いていました。

和牛ラーメンイチ推しかと思いきや、エビとトマトのベジつけ麺や鶏白湯ラーメンの看板が目立ちます。もちろん、こちらも気になりましたが

初志貫徹A5和牛醤油らぁめんを注文します。

1,950円。普通ラーメンに払う金額ではないですが、A5和牛なら安いくらいでしょう。

メニューの中では抹茶鶏白湯が気になりました。確か、アメリカでは抹茶がブームになっていると聞いたことがあります。( 抹茶鶏白湯も後日食べました。後述しています )

さてA5和牛醤油らぁめんのお味は？

いかにも接客のプロという感じの女性に笑顔で挨拶されて気持ちよく席につきます。

キヌアとは何でしょうか？

キヌアは南米アンデス山脈に生息する穀物で、栄養価の高いスーパーフードとか。いかにも健康志向の人が多いアメリカ西海岸在住者が好みそうなメニューです。

そしていよいよA5和牛の登場です。

和牛は鹿児島産のリブロースとの説明がありました。

上に載っている黄色いのはゆずです。

スープをすすります。実はスープの事はあまり考えていなかったのですが、鰹節を感じるシンプルなものでとても美味しいです。

スープは和牛の美味しさを活かすために脇役に徹していますが、それでも美味しいです。

麺は中太の縮れ麺。何か練り込んだ跡がありますが、これがキヌアなんでしょう。正直なところキヌアの特徴はイマイチ分かりませんでした。ただ縮れ麺は美味しいです。

そして写真を撮るのに夢中になります。何か食べるのは勿体ないですが、食べないわけにはいきません。

おおおっ、普通にめちゃめちゃ美味しいです。この上なく柔らかくジューシー。これぞThe 和牛。とろける食感がたまりません。

そしてそこそこ肉厚です。重量は100gとか。美味い美味い。焼き肉屋でこれが出てきたら、それだけで行く価値のある店になりそうです。

生っぽいですが、低温調理です。しっかり火は通っています。文字通りペロッと平らげました。

いやぁ、傑作でした。個人的に満点です。

MENSHO SAN FRANCISCO@新宿
A5黒毛和牛醤油らぁめん1950円
ずっと気になっていた和牛ラーメンをようやく食べる事が出来た。
鹿児島産A5和牛のリブロースが想像以上の美味しさ。柔らかジューシーでヤバイ。カツオベースのシンプルなスープも和牛との相性を吟味して決めたものと思われる。傑作！ pic.twitter.com/rsapKegfm2

— しげP (@ShigeP_Bishoku) 2018年10月2日

しかし、今RDB (ラーメンデータベース) をみると結構辛口のコメントが目立ちます。

コスパが悪いとの意見もありましたが、コスパにうるさい自分でもA5和牛でこの値段は十分にリーゾナブルと思います。

実際にサンフランシスコのメンショーで食べると39ドル！5,000円近くしますよ。

抹茶鶏白湯らぁめんともちもち餃子 (2019年2月1日追記)

抹茶鶏白湯らぁめん

後日メンショーサンフランシスコのもうひとつの看板メニューである「抹茶鶏白湯らぁめん」を頂きました。

本当に抹茶のようにいくぶん緑がグラデーションになっています。

ザクロにくるみがのっています。こういうフルーツを混ぜるのが西海岸流だと庄野さんがどこかで言っていたな。

さてスープをすすります。

うむ。なんでしょうこの味。抹茶は苦くありません。抹茶の後にまろやかな後味がきます。鶏白湯と聞いているので鶏白湯と分かりますが、知らないと分からないと思います。

最初は不思議な感じばかりでそこまで美味しいとは思いませんでしたが、徐々に美味しく感じてきます。

麺はキヌアを練り込んだという平打の縮れ麺。ぴろぴろ食感ですごく柔らかくて美味しいです。

このスープというか抹茶を残すわけにはいきません。最後まで美味しく頂きました。

多分、自分は庄野さんの作るラーメンと相性が良いのだと思います。

もちもち餃子

大根おろしに柚子、ネギに胡麻と普通の餃子ではなく和風感を出そうとしています。皮が本当にもっちりしていておいしい。餡は王道の餃子で和風の薬味と良い感じ合います。

これは美味しいな。280円はコスパ良しと思います。

メンショーサンフランシスコへの行き方と営業時間

〒160-0023 東京都新宿区西新宿１丁目１−３

 

 

メンショー サン フランシスコ （ラーメン / 新宿駅、新宿三丁目駅、新宿西口駅）
昼総合点★★★★☆ 4.2