B級孤独のグルメ

【牛角】が運営するハイレベルなとんかつ「とんかつ神楽坂さくら」五反田

WRITER
 




この記事を書いている人 - WRITER -
Twitterおよびインスタグラムのフォローよろしくお願いします。

2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)

世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
姉妹ブログ海外旅行情報館。海外旅行再開したい。

以下のボタンクリックで応援して頂けると、メチャ嬉しいです。
(1日1回有効。1クリックして頂けると10ポイント加算されます)

東京ランキング にほんブログ村 グルメブログ 東京食べ歩きへ にほんブログ村

 

「とんかつ神楽坂さくら」とは?

SPF豚のとんかつは評価に困る

特定の病原菌を含まないゆえにそこまで強い火入れが必要がないSPF豚。大げさでなくとんかつに革命を起こしたと思います。

レアな感じでそれも分厚いとんかつが食べられるのはSPF豚ならでは。

自分の大好きな「とんかつ檍(あおき)」は千葉の銘柄豚林SPFを用いたとんかつが大評判になり店舗をどんどん拡大しています。

ただ「とんかつ檍」が大成功したゆえか現在林SPFを使うとんかつ店がものすごく増えています。これは嬉しいのと同時に困った問題も。

林SPFを使ったとんかつはたいてい美味しいので評価に困ります。

いわゆるとんかつ評論家と言われる方々も林SPFを使った店をジャッジするのを避けている?ような感じがします。

というわけで、自分の手元には林SPFを使っている店のリストがあるのですが、少し腰が重い感じもあります。

はいじぃ迷作劇場に登場した「とんかつ神楽坂さくら」五反田店

登録者が70万を超えている人気You Tube番組「はいじぃ迷作劇場」。

吉本興業のピン芸人である「はいじぃ」さんのほのぼのとした食レポが中心の番組で、よく視聴させて貰っているのですが、そこで「はいじぃ」さんが分厚いとんかつを食べていたのです。

「チャンネル以上最も分厚いとんかつ」。美味しそうだし猛烈に気になります。

この動画の最初にメニューが写っていたのでが、そこには「さくらのSPFとんかつ」と書かれていました。うん?これはもしや林SPFでないSPF?ということで猛烈に気になります。

この動画を見て以降ずっと行きたいと思っていましが、今回友人のOくんと五反田ランチをすることになったのでこの切り札を使うことになりました。

こちらで食べたとんかつは想像以上のハイクオリティ。大満足でした。

そして今回これを書くにあたり「とんかつ 神楽坂さくら」について調べてみたところ意外な事実が判明します。

「とんかつ神楽坂さくら」の運営は「牛角」のレインズインターナショナル

品川経済新聞の記事を引用させて頂きます。

「とんかつ 神楽坂 さくら」(品川区東五反田2、TEL 03-6456-2839)が9月20日、東五反田エリアにオープンした。経営は「牛角」や「しゃぶしゃぶ温野菜」などを展開するレインズインターナショナル(神奈川)。

ランチメニューは、雪沢農場(秋田)の「ゆきざわSPF豚」を使う「ロースかつ定食」(1,137円)や「ヒレかつ定食」(1,773円)、「粗挽(び)き メンチかつ定食」(909円)などを提供する。

なんと「とんかつ 神楽坂 さくら」の経営は「レインズインターナショナル」。そういえば五反田の店舗の2階は「牛角」でした。

自分は「牛角」の創業者が「焼肉ライク」にハマっていてたくさん記事を書いていますが、こんなところにも縁があったのですね。

ランチは「ゆきざわSPF豚」を使っているとのこと。初めて聞く名前です。

ただホームページを見ると違う銘柄豚の名前が書かれています。

とんかつに適した豚肉を選りすぐり、上質でさらりとした脂身と繊維が細かく柔らかい「桜山豚」、しっとりとした脂身の甘さが際立つ「山形豚」、上品な甘さの霜降りが病みつきになる「林SPF」など厳選した銘柄豚を使用。

「桜山豚(オウシャントン)」。これも初めて聞く名前です。また「林SPF」の名前もあります。

ホームページには「ゆきざわSPF豚」の名前はありませんでした。事情はよく分からないのですが、複数の銘柄豚を使っているのは間違いなさそう。

今だけそうなのか、ずっとこのスタイルなのかは分かりませんが上質な豚にこだわりがあるのは間違いなさそうです。

なお、「とんかつ神楽坂さくら」の店舗は現在5店舗あるようです。

【 とんかつ神楽坂さくら の店舗 2020.02.01現在 】

神楽坂 本店
五反田店
馬車道店
深川ギャザリア店
馬事公苑

「とんかつ神楽坂さくら」の外観、ランチメニュー、店内の雰囲気

「とんかつ神楽坂さくら」は五反田駅に近いビルの一階にありました。

様々なテナントの看板が混在していて少しカオスな感じ。

二階が「牛角」です。

今なら「牛角」と「さくら」は系列であることが分かっているのですが、この時はその関係を疑いませんでした。銘柄豚を使う=チェーン店のとんかつ屋ではない と勝手に思い込んでいたのです。

ランチはなんと16:30まで。カキフライもあるようです。

サービスランチもあるようだけど、めざすは定番のとんかつです。

中に入ると店員さんが感じ良く迎えくれます。待ち合わせの旨を伝えて2人がけの席に案内してもらいます。

改めてメニューを見ます。

サービスランチはメニューが豊富。この中からだけでも十分に選べそう。

牡蠣も魅力的ですが、最初はとんかつの予定です。

ハイジィさんの動画でメニューとは違い「さくらのSPF豚とんかつ定食」とは書かれていません。また豚の銘柄に関する記述もありません。

【 とんかつ神楽坂さくら 五反田店のとんかつ定食メニュー 】

ロースかつ定食 120g 1,137円 (1,250円)
上ロースかつ定食 150g 1,364円 (1,500円)
ヒレかつ定食 100g 1,773円 (1,950円)
上ヒレかつ定食 150g 2,455円 (2,700円)
厚切 リブロースかつ定食 230g 2,455円 (2,700円)

友人が来る間にこちらに来るのに使ったGoogle マップで「さくら」のコメントを見ます。

一部に酷評しているものがあります。なんと注文したかったヒレがないというもの。

それは大問題。今日は大丈夫かな?確かOくんはヒレが好きなはず。

しばらくしてOくんが合流。ありがたいことにクーポンを持っています。なんとメンチカツ1つ無料。ランチでも使えるようです。

自分は上ロースかつ定食を頼んだのですが、嫌な予感が的中。Oくんが頼もうとしたヒレはないとのこと。まだ昼なのに。。

しかし彼は顔色1つ変えずに「ミックスフライ定食(ヒレ)のヒレはありますか?」と尋ねたところ、あるようでそれを注文することになりました。

冒頭にどの銘柄豚を使っているか分からないと書きましたが、ヒレがない日もあるということはまだ仕入れ先が確立していないのかな?

銘柄豚に関する記述がないのはどれか定まっていないため?という事も考えられます。

卓上にはソースの他に岩塩とからし。

ただ、ゴマスリセットが出てきた感じではソースで食べることを推奨しているのかもしれません。ソースは甘口と辛口の2種類がありました。

時刻はちょうどお昼時で店は満席に近い。特に凝った作りではないですが清潔で店員さんの感じも良く良い雰囲気です。

久しぶりの再会で会話が弾んでいたところ、10分少々くらいで上ロースかつ定食がやってきました。

「とんかつ神楽坂さくら」で頂いた上ロースかつ定食 150gとメンチカツ

とんかつにメンチカツ付き。

上ロースかつ定食 150g+メンチカツの定食@とんかつ神楽坂さくら 五反田店

なかなかの迫力です。

味噌汁はしじみ汁。なお、ご飯、味噌汁、キャベツのどれもお代わり無料とのことです。

さて、どの銘柄かは分かりませんがとんかつの表面を見ます。

おおっ、ピンク色の美味しそうな表面をしている。

さてひと口頂きますが、おおっ、これは美味しい!

しっとりしていますが、柔らかく脂身が上品にジューシー。間違いのないやつです。

薄い衣はサクッとしていて揚げ方も良い感じ。

ただ林SPFとは違います。最近食べた中では溜池山王「とんかつまさむね」の和豚もち豚に近い?と思いました。

クーポンでサービスのメンチカツも厚めで肉の旨味たっぷり。肉汁もしっかりで美味しい。

「とんかつ神楽坂さくら」、期待してたよりもはるかに美味しかった。

また店員さんの良く気付くサービスも良かった。

キャベツやご飯が少なくなるとあちらから「お継ぎしましょうか?」「おかわりなさいますか?」と声をかけてくれるし教育がしっかりしてるなと思いました

「とんかつ神楽坂さくら」の行き方と営業時間

〒141-0022 東京都品川区東五反田2丁目2−2 松楽ビル 1F

【 とんかつ神楽坂さくら 五反田店の営業時間 】

ランチ 11時00分~16時30分
ディナー 16時30分~23時30分 LO23時00分

定休日 年中無休

「とんかつ神楽坂さくら」の感想と食べログ採点

【 とんかつ神楽坂さくら 五反田店の感想 】

・上ロースかつは絶品。どの銘柄豚なのかは分からないが、肉質良し。上品な感じだが豚の脂身の美味しさはしっかり。肉肉しい感じのメンチカツも美味しかった。

・キャベツがなくなるとすぐに声をかけてきて注ぎ足してくれるなど、店員さんの良く気がつくサービスが良かった。

・ただ昼の時点でヒレがないのは減点。結局どの銘柄豚を使っているかも分からなかったし、仕入れ先はまだ安定していない? のかも。

・牛角のレインズインターナショナルの運営ということで、大規模で店舗を拡大していくつもりなのか、今後の展開に注目していきたい。

 

とんかつ神楽坂さくら 五反田店とんかつ / 五反田駅大崎広小路駅大崎駅
昼総合点★★★☆☆ 3.8

この記事を書いている人 - WRITER -
Twitterおよびインスタグラムのフォローよろしくお願いします。

2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)

世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
姉妹ブログ海外旅行情報館。海外旅行再開したい。

Copyright© 東京たべある記 , 2024 All Rights Reserved.