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東京「伝説のラーメン店」12店 現在も営業中の店を実食詳細レポ

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特製もりそば@東池袋大勝軒本店




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2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)

世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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昨年から今年にかけてかつて一斉を風靡したラーメン店を多く訪問しています。まだまだこの他にも伝説と呼べるラーメン店は健在店ですが、一旦今まで行った12店舗をまとめることにしました。

すべてリンクから詳しい記事があるので、詳しくはそちらからどうぞ。

ラーメン香月 五反田

醤油らーめん@らーめん香月 五反田

醤油らーめん@らーめん香月 五反田

「らーめん香月」はもともとは青山で屋台から始まったそうですが、なんと言っても有名なのは恵比寿時代でしょう。

日比谷線の恵比寿駅からすぐ、JRからも数分の駒沢通り沿いの一等地にあり行列の絶えない人気店でした。自分も何度も通いました。

駒沢通り沿いの恵比寿店は2012年に閉鎖しましたが、その後は場所を変えて恵比寿でもやっていたはずです。その新たな恵比寿店も結局は閉店。

2016年に高田馬場店を出しましたが短命に終わっています。その後オープンした六本木店も閉店。「らーめん香月」は2020年9月現在、五反田店と池尻大橋店が営業中です。

五反田店は最初「一世風靡 一晩1500杯超え伝説の行列店 香月」という店名で食べログに登録されていました。

たまに店の前を通りかかりますが、未だに1日に何杯売り上げたかを店名に表示しています。1,500杯には遠く及ばないもののまあまあ流行っているように見えますが実際はどうなのでしょうか?

(追記: 五反田店は閉店。2023.02現在池尻大橋店と代々木上原店が営業しています)

げんこつ屋 阿佐ヶ谷

豪快らーめん@二代目げんこつ屋 阿佐ヶ谷

豪快らーめん@二代目げんこつ屋 阿佐ヶ谷

1990年頃に渋谷プライム内にできた「げんこつ屋」は衝撃的でした。

スープがすごく美味しい。丸鶏を惜しみなく使った贅沢スープでした。今風の洗練されたラーメンのはしりだったと思います。麺も他のラーメンのレベルを超えていました。

ただ、最大17店まで店を増やす過程で食材を削る→味が落ちるという人気店にありがちな展開をたどり、最終的に店舗はいったん全店閉店することに。

2020年9月現在は「二代目げんこつ屋」として立て直し中。阿佐ヶ谷と成城学園に店舗があります。阿佐ヶ谷で食べた感じだと往年の味には遠く及ばないように思いました。

喜楽 (きらく) 渋谷

もやしワンタン麺@喜楽 渋谷

もやしワンタン麺@喜楽 渋谷

渋谷の「喜楽」は昭和27 (1952) 年創業。創業して約70年という中華料理の老舗です。

自分は高校時代、大学時代に通いまくっており訪問回数は軽く100回を超えます。長らく日本一美味しいラーメンと思っていました。

なので思い入れはとても強い店ですが、残念ながら往年の味はどこかにいってしまったようなのが気がするのが残念です。

なんでんかんでん 渋谷

チャーシューメン@なんでんかんでん 渋谷肉横丁店

チャーシューメン@なんでんかんでん 渋谷肉横丁店

「なんでんかんでん」1987年7月世田谷区の環状7号線沿いに開店した豚骨ラーメン店。

最高で16店舗まで拡大したこともあったそうで一世風靡した超有名店です。おそらく行ったことがなくても名前は知っている人が多いのではないでしょうか?

自分もずっと名前だけ知っている状態でした。

なんといっても「なんでんかんでん」を有名にしたのは川原ひろし(川原浩史)社長。一時期はバラエティ番組引っ張りだこで日本テレビの「マネーの虎」には4年間も出演したとか。

さて、最近も「なんでもかんでん」は移り変わりが早い。2018年に6年ぶりに高円寺に復活。

しかし、高円寺の店舗も閉めたと思ったら渋谷に出店。

自分は渋谷の肉横丁内にある店舗に行ったのですが、その渋谷の店舗もコロナ禍で現在は閉店中?はっきりした閉店情報はなかったものの食べログでは「掲載保留」になっています。(2020.09.20現在)

(追記:なんでんかんでんは新宿で営業中です)

吉村家 横浜駅西口

ラーメン 味玉・のり増し@吉村家 横浜駅西口

今や発祥地横浜はもちろんの事、東京中いや、日本全国に多くの店舗がある家系ラーメン。その数約2,000店!とか。

その家系の総本山が吉村家。吉村家は1974年新杉田にオープン。1999年に横浜駅近くに移転し現在も元気に営業中。

家系ならどこでも同じではありません。

 吉村家はほうれん草は生のものを使っている、おろしにんにくも高価な行者にんにくを使っているなど食材にこだわっており、やはり本家は違うなと思わせるところが多々ありました。

値段も良心的でお勧めです。

ホープ軒 千駄ヶ谷

ラーメン@ホープ軒 千駄ヶ谷

ラーメン@ホープ軒 千駄ヶ谷

千駄ヶ谷のホープ軒は1975年創業でラーメン界のレジェンドとも言える超有名店。

源流となる吉祥寺のホープ軒本舗はなんと1938年(昭和13年)創業。一時期は100台以上屋台があったそうで、そこから「千駄ヶ谷 ホープ軒」「らーめん香月」「土佐っ子ラーメン」巣立っていったとか。

いわゆる背脂チャッチャ系の元祖とも言われる3店ですが、歴史的には「千駄ヶ谷 ホープ軒」が元祖と言って良いでしょう。ホープ軒ではそこまで多くの背脂を使っていませんが。

ホープ軒の店舗は千駄ヶ谷の将棋会館から徒歩5分くらいで、自分は若い頃にはそれこそ何度も何度も通った店。

現在では目の前に新国立競技場ができましたが、ホープ軒はその影響を受けることなく今でも昔の店舗のまま24時間営業しています。味も昔からほとんど変わっていないと思います。

春木屋 荻窪

中華そば@春木屋 荻窪

中華そば@春木屋 荻窪

春木屋は昭和29年(1954年) 創業。

自分の学生時代は、山本益博さんをはじめ荻窪こそ東京ラーメンの聖地というような感じで紹介していました。

テレビでも荻窪を中心としたラーメン特集を見ましたが、いつでもエースは春木屋。行列は1,2時間待ちは当たり前という感じで行きたいけどハードルの高い店でした。

今年、何十年も宿題店だった「春木屋」にスープがすごく美味しかった。

有名な春木屋理論というのがあって、味は長年に渡りずっと少しずつ変えている(改良している)らしい。

なので、以前と比べられないのが残念ですが、美味しいラーメン店がたくさんあって以前より舌のこえていると思われる今の自分の舌でも「春木屋」のスープはすごく美味しく感じました

なお、春木屋は荻窪が本店で、程近い吉祥寺と郡山に支店があります。

東池袋 大勝軒

特製もりそば@東池袋大勝軒本店

特製もりそば@東池袋大勝軒本店

東池袋「大勝軒」は1961年にオープン。創業者の山岸一雄さんは残念ながら故人になってしまいましたが、今でも日本で1番有名なラーメン職人だと思います。

「東池袋 大勝軒」は旧店舗は再開発計画により2007年3月20日に一旦閉店。

それに伴い山岸さんは引退。旧店舗がからさほど離れていない新店舗に復活した「東池袋 大勝軒」の二代目に選ばれたのが飯野敏彦さんで現在でも腕を振るっておられます。

自分は今年になって初めて山岸さんが考案されたという特製もりそば(つけ麺)を頂いてきましたが、初めて食べるのにどこか懐かしさを感じました

与ろゐ屋 浅草

玉子らーめん@与ろゐ屋 浅草

玉子らーめん@与ろゐ屋 浅草

「浅草名代らーめん 与ろゐ屋」は1991年7月7日オープン。

実は浅草は醤油らーめん発祥の地と言われていて、その伝統受け継いでいる店が「与ろゐ屋」です。

とにかく店構えが渋くてかっこいい。店の上には歌舞伎の「白浪五人男」のひとりである赤星十三郎がでんと座っています。

こちらは名物の玉子らーめんをお勧めします。玉子をよく見てくだい。なんと煮卵には双子の玉子を使っています

土佐っ子ラーメン 池袋

土佐っ子ラーメン@環七土佐っ子ラーメン 池袋

土佐っ子ラーメン@環七土佐っ子ラーメン 池袋

「環七ラーメン戦争」という言葉をご存知でしょうか?1990年前後に環七沿いにラーメン店が林立しどこも大行列ができていました。メディアはこぞってこれを取り上げ一種の社会現象に。

この主役だったのでが先の「なんでんかんでん」と「土佐っ子ラーメン」。

「土佐っ子ラーメン」も背脂チャッチャ系の元祖と言われる店で、厳密に言えば先の千駄ヶ谷区「ホープ軒」こそ元祖だとは思うのですが、これでもかと大量の背脂を使うという点では「土佐っ子ラーメン」こそが背脂チャッチャ系の元祖と言えると思います。

隆盛を極めた「土佐っ子ラーメン」も同名で現存する店は池袋の「環七 土佐っ子ラーメン」のみ。

ただ「土佐っ子ラーメン」出身の方の店は大崎広小路の「平太周」など多く人気店があります。

くじら軒 横浜 センター北

パーコ麺 薄口醤油味@くじら軒 センター北

パーコ麺 薄口醤油味@くじら軒 センター北

横浜市都筑区にある「くじら軒」は1996年にオープン。

21世紀の前後は良くテレビやメディアで取り上げられるので名前はよく聞いていました。店主の方をテレビで見たのも何度かあります。

天空落としで一世を風靡し、一時期日本一有名なラーメン屋だった「中村屋」のスープは店主が「くじら軒」に通い詰めた末に産み出されたとか。

そういった意味で「くじら軒」は神奈川淡麗系ラーメンの元祖と呼ぶ人もいます。

一時期は「くじら軒」は学芸大学店、新宿店、八重洲店、品川品達店、たまプラーザ店、上大岡店があったことが確認できましたが現在は全て閉店。

ただ、横浜市営地下鉄のセンター北駅から徒歩10分ほどの店舗は現在も営業しています。

永福町 大勝軒

中華麺@永福町 大勝軒

中華麺@永福町 大勝軒

永福町の「大勝軒」は1955年創業。

「大勝軒」と言えば先の東池袋の「大勝軒」の方がメディアに多く出ている分有名で、多くの系列店を抱える巨大ラーメングループですが、永福町の「大勝軒」も40店舗以上の系列店があるラーメングループ。

 永福町「大勝軒」がすごいのは何十年も行列店を続けていること。自分は先日行ったばかりですが当たり前のように行列がありました。

永福町「大勝軒」のラーメンはとにかくスープが絶品。極上のかつお節や煮干しを大量に使用。そしてラーメンは2玉。どんぶりも大きい。ラードを使っていてスープはいつまでも熱々。

見た目はとてもシンプルですが、真似ができそうでできないオンリーワンなラーメンです。

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