白楽「くり山」大勝軒と六厘舎の技を受け継ぐ行列の絶えない大人気店
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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今回の内容
白楽「くり山」とは?
白楽の「くり山」は2008年にオープン。当初は「仁鍛(じんたん)」という店名でした。2011年10月に「くり山」店名変更。現在に至ります。
この店はずっと気になっていました。横浜のラーメン店を検索すると食べログでラーメンDBでもかなり上位に来るからです。
現在食べログは3.75で3年連続百名店。そしてラーメンDBは98.600ポイント!。全国のラーメン店で22位、神奈川でも4位です。(数字は全て2021.03.20現在)
白楽には家系直系の「末廣家」、王道家直系の「とらきち家」という家系の大人気店があります。
どちらも普通の家系とはレベチのクオリティでラーメンDBも97ポイント前後なんですが、「くり山」はそれより上なんですね。
この「くり山」の店主の経歴を見ると只者でないことが分かります。つけ麺に惚れ込みあの東池袋大勝軒で4年修行。山岸一雄さんから教えを受けます。
その後は「六厘舎」で3年修行。なんとつけ麺のカリスマ的存在の2店舗で修行経験があるのですね。それはすごいはずだ。
ということで、今回「くり山」に行くのをとても楽しみにしていました。ただ1つ懸念があって行列がとんでもないという噂。
当日は噂通りの行列で入店までに30分以上待ちましたが待った甲斐のある美味しいつけ麺でした。
なお、2020年7月に2号店「白楽 栗山製麺 三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド店」がオープンしています。こちらは新杉田から「シーサイドライン」に乗る必要があるので少し遠いですね。
また、店構えは怪しい?もものラーメンのクオリティが素晴らしく何度も通っている東神奈川「らぁめん夢(むー)」の店主は「仁鍛」で修行された経験があるそうです。
白楽「くり山」の外観、行列の様子、メニュー、店内の雰囲気
平日の13:20頃に「くり山」に到着。
ピークを避けたつもりでしたが、店頭と道を挟んだ飛び地に10名以上並んでいます。
食券は外から見える位置にあります。どうやら先に食券を購入してから並ぶ模様。
メニューはつけ麺、あつもりのつけ麺、辛いつけ麺、そして中華そばもあります。無難に味玉つけ麺950円のボタンをプッシュしました。
飛び地の列に加わると、間もなく店員さんがやってきて食券を渡します。流石に行列に慣れた感じで客さばきも手慣れたもの。
この日は結構日差しが強い。花粉まで飛んでくるのは困りますが、寒いのが苦手な自分には嬉しい限り。
20分ほど待って店頭の列に加わります。気がつくと後ろに12名も並んでいます。自分が来たのは比較的良いタイミングだったよう。
入り口近くにはコカコーラのベンチがあって13:43にそこに座ります。結局入店したのは13:53。入店まで33分かかりました。
入口付近に給水器があり、前の人が注いでいたので自分も真似します。
店内は12席。手前にL時型のカウンターが8席。それを取り囲むように厨房が見えます。
自分はテーブル席へ案内されました。
2名分のスペースがあったので余裕がありますが、厨房の調理が全く見えないのは少し残念。
卓上の調味料は一味、黒七味、ニンニク、魚粉、コショウ、お酢。黒七味や魚粉があるところは六厘舎を思わせます。
テーブル付近にもメニューがありました。
なお、「くり山」は昼は中濃スープ、夜は濃厚スープと昼と夜でスープが変わるのが特徴。ただ現在コロナ禍で11時から16時までの昼営業のみ。
よって、Twitterによると店内は中濃スープですが、テイクアウトのお土産販売が中濃スープか濃厚スープのようです。(日によって替わります)
店内には山岸一雄さんを描いた映画「ラーメンより大切なもの」のポスターが貼られていました。
「くり山」に限らずラーメン業界で山岸一雄さんをリスペクトされている方が本当に多いのには驚かされます。
さて、着席してからはさほど待たずに味玉つけ麺がやってきました。
白楽「くり山」で頂いた味玉つけ麺
つけ麺の上に味玉も載っています。
スープは中濃のはずですが、それでも濃そうですね。
まずは自家製麺で昆布粉を練りこんだという麺を麺だけで頂きます。
旨い!
太麺で固めの茹で加減でしっかりコシがあります。噛んで美味しいタイプ。
そして見るからに濃厚なスープにつけて頂きます。
少しどろっとした食感。よくある魚介豚骨ですが、動物系の旨味がしっかり感じられます。
程よい甘みと酸味が感じられバランスの良いスープ。麺とのからみも良いですね。
有名店出身者の店は有名店のものを超えてくる事がたまにありますが、個人的には六厘舎のものより麺もスープも上に感じます。
スープに沈んだ具はメンマとチャーシューを刻んだもの。
メンマはしっかりコリコリ。チャーシューも程よい感じに味に変化をもたらします。
味玉はあまり味が付いていなかったのでスープにしっかり浸してから頂きます。
麺が食べ終わったのでスープ割りを注文。
丼ごと持っていかれ、しばらくして丼が戻ってきます。
柚子が入っているのかな?濃厚なスープが程よくさわやかな感じに変身してすっきり頂けました。
店を出ると自分が並び始めた時よりも行列は長くなっていました。
この後、「末廣家」と「とらきち家」の店頭を通ってから帰ったのですが、「末廣家」は行列数名、「とらきち家」は行列なし。
実力も人気もある家系を上回る行列ができる「くり山」は本当にすごいなと思いました。
白楽「くり山」の行き方、営業時間、テイクアウト情報
〒221-0802 神奈川県横浜市神奈川区六角橋1丁目17−29
東急東横線「白楽」駅から徒歩6分
末廣家からは2分くらいです。
【 白楽 くり山の営業時間 2023.02食べログより転載 】
月・水~日 11:00~16:00
定休日 火曜日
臨時休業などもあるので、「くり山」に行かれる場合はTwitterを見てから行くことをお勧めします。
白楽「くり山」の感想と食べログ採点
【 白楽 くり山の感想 】
・よくある魚介豚骨のつけ麺も、麺もスープもワンランク上。太麺は麺の美味しさがしっかり感じられる。スープは動物系の旨味がしっかり出ていて全体のバランスも良い。
・行列店だがオペレーションはスムーズ。接客もまずまず丁寧。
・行列はかなりのもので、時間によっては1時間くらい待ちそう。近隣住民と思われる客が多かった。遠征する場合はかなり時間に余裕がないと厳しいかも。
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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