B級孤独のグルメ

青葉台「らぁ麺 すぎ本」佐野実さんの弟子が作る「うますぎ本」な絶品!ラーメン 行列情報も

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醤油特製らぁ麺@らぁ麺 すぎ本 青葉台
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2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)

世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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「らぁ麺 すぎ本」とは?

「らぁ麺 すぎ本」は2013年12月東京都鷺ノ宮にオープン。

店主の杉本康介さんは「ラーメンの鬼」と呼ばれた故・佐野実さんの下で約4年間修業した経歴の持ち主。多くの優秀なラーメン職人を育てた佐野さんの最後の弟子にあたります。

師匠譲りの妥協なき食材選びと研ぎすまされた技で繰り出すラーメンは大人気。食べログはラーメン店でありながら4を超えることがしばしば。

自分は鷺宮から移転する間際の2020年7月に「特製塩らぁ麺」を頂きましたが最高に美味しかったな。

また「ミシュランガイド東京」では2017から2020まで4年連続でビブグルマンに選ばれています。2021に選ばれなかったのは「らぁ麺 すぎ本」が横浜市青葉台に移転したせい。

神奈川県の店舗は「ミシュランガイド東京」の対象外です。神奈川のミシュランガイドは2015から発表されていないようなのでそろそろ復活してくれないかな。

さて、移転した青葉台の「すぎ本」は2020年8月21日にオープン。食べログは3.81で早くも以前の水準に戻っています。

食べログは移転した場合の点数はリセットされるためしばらくは低い点数の事が多いですが、さすが「すぎ本」です。また4を超える日も遠くなさそう。

またラーメンDBは97.814。(点数は何れも2021年3月20日現在) これは日本で41位の成績です。

今まであまりメディアに出ている印象のなかった「らぁ麺 すぎ本」ですが、最近は立て続けにテレビに登場しています。

先日、スポーツクラブでランニングしている時にテレビで「すぎ本」が大々的に紹介されていました。

番組名は分からなかったのですが、今調べてみると2021年3月19日の「ぴったんこカン・カンスペシャル」の「青葉区 弾丸グルメ旅」というコーナーで「らぁ麺 すぎ本」が紹介されたようです。

出演者は「大泉洋&松岡茉優/綾瀬はるか&柄本佑&溝端淳平」とありましたが、柄本佑さんの名前のぴーんと来ます。この方、以前SUSURUさんと鷺ノ宮の「すぎ本」で食べていたはず。

番組中でも、綾瀬さん、柄本さん、溝端さん、安住アナが「らぁ麺 すぎ本」で実際に食べたとのこと。

また驚いたことに2021年3月24日にフジテレビ系で放送された「鬼旨ラーメンGP 人気芸人60人が爆笑&爆食い3時間SP【第3弾】」の中でその SUSURUさんが「すぎ本」を紹介したとか。

番組中でSUSURUさんは王道醤油ナンバー1の店に「らぁ麺すぎ本」の「醤油特製らぁ麺」を選んだとのこと。3,000杯以上ラーメンを食べている男が選んだNo.1です。

しかも「醤油特製らぁ麺」はその放送前ですがまさに今回自分が食べたもの。最高に美味しくて猛烈に感動したので、友人数名にLINEして「絶対に行った方が良いよ」勧めたほど。

SUSURUさんと「らぁ麺すぎ本」に関して好みが一致していたので嬉しく思いました。

なお、SUSURUさんは「うますぎ本」というフレーズをよく使いますが絶妙ですね。こう呼ばれて店主も嬉しいのでは?と想像しますがどうでしょうか?

青葉台「らぁ麺 すぎ本」の外観、行列の様子、メニュー、店内の雰囲気

横浜市青葉区青葉台。かつて親戚が住んでいたので子供の頃何度か来たことがあります。

その時は国道246号の印象が強かったのですが、「らぁ麺すぎ本」は246とは逆方向のバス通り沿いにありました。

駅から一直線ですが駅から10分くらいで結構遠かった。

土曜日の18時10分頃。夜のオープンは18時ですが、すでに20名以上並んでいます。

青葉台「らぁ麺 すぎ本」の行列の様子

青葉台「らぁ麺 すぎ本」の行列の様子

いやぁ、これはすごい。

最近思うのですが、郊外の人気店はコロナ禍に関係なく混んでいます。一方で繁華街の人気店は空いている店が多い。

テレワークで自宅勤務が増えると繁華街から人が減る反面、郊外は居住地なので人が減ることはないということなんですね。

ちなみに今Twitterを見ると、50名ほどの行列があったという書き込みがありました。テレビに2回出たこともありしばらくはフィーバーが続くかもしれません。

さて、最初は店頭の辺りの人がきっちり並んでいる感じがなく、行列をしっかり管理できているか気になったのですが、5分くらい経って女性店員が店内から出てきて整理してくれます。

この後は頻繁に店内からやってきて行列に指示を出していたので、心配せずに並ぶことができました。

途中で塾に行く途中と思しき子供たちが店の前で立ち止まり一言「ラーメン屋さん今日はすごい並んでるな」。

うーん。やはりテレビ効果でしょうか?

結局入店できたのでは19時13分で63分待ちでした。おおざっぱな時間経過を以下に記しておきます。

【 らぁ麺すぎ本 この日の行列の時間経過 】

18:10 並び始める。前に20名以上並んでいる。
18:15 女性スタッフが初めて中から出てきて行列に指示を出す。この後はまめに指示あり。
18:33 並び初めて初めて列が動く。後ろを見ると10名くらい並んでいる
18:48 まだ15番目。スマホで気温を見ると16度。寒くないので助かる。
18:55 食券を購入するよう指示される。10席ある店頭の丸椅子に座る。
19:13 店内に着席。

店頭の左側には製麺室が見えます。

支那そばやの粉があり、麺箱には「らぁ麺 すぎ本」と書かれています。

暖簾の下には佐野実さんの写真が。

水、小麦。その旨みを麺に。
佐野実謹製
支那そばや 御用達粉使用

と書かれていました。製麺室で使っている粉はこれだったのか。

写真がきれいに撮れませんでしたが、窓ガラスにメニューが貼られていました。

醤油らぁ麺と塩らぁ麺は900円。特製はそれぞれ1,200円。どれも鷺ノ宮時代から少し値上げしていますが、すぎ本の特製は内容がとても豪華のでこれを頼むつもり。

ミシュランのプレートもしっかり貼られていました。

店内にある券売機はこんな感じ。

らぁ麺 すぎ本の券売機

らぁ麺 すぎ本の券売機

追記:2023.01現在、醤油・塩は1,100円、特製1,400円。

特製のボタンの隣に内容が書かれています。

豚2枚、鶏2枚で味玉、ワンタン付き。それだけでもすごいですが中身もすごかった。

券売機の上にはミシュランマン(ムッシュ・ビバンダム)の人形も。

さて、1時間少々待って奥のカウンターに案内されます。水はセルフで最初に水を注ぐように言われます。

厨房の目の前で杉本さんと思しき方も含め3人が調理に携わっています。目の前のチャーシューが美味しそうでテンションが上がります。

卓上調味料はGABANのブラックペッパーのみ。

麺はテボで茹でていて、厨房には大きな寸胴の姿もあります。着席してから5分少々で醤油特製らぁ麺がやってきました。

青葉台「らぁ麺 すぎ本」で頂いた醤油特製らぁ麺

店員さんは一人一人に「○○です」と注文したメニューを言いながら着丼。

極稀に注文を間違えることもあるでしょうから、確認の意味でも良い習慣だと思います。

自分のところにも「醤油の特製です」という言葉と共に丼が置かれました。店主も含め全員物静かですが挨拶をきちっとしており感じの良い対応でした。

丼はロクロ目の入った六兵衛丼。

スタイリッシュな感じです。

表面はチャーシューの姿は見えるも麺は見えません。

醤油特製らぁ麺@らぁ麺 すぎ本 青葉台

醤油特製らぁ麺@らぁ麺 すぎ本 青葉台

具は豚チャーシュー2枚、鶏チャーシュー2枚、わんたん2つ、味玉、穂先メンマ、九条ネギ。

さて、スープを頂きます。

めちゃ旨い!

動物系の旨味が濃厚。鶏だけでなく豚も使っていそう。それに魚介系が加わりバランスが最高です。鶏油の旨味も効いています。

旨味の深み、厚みがすごい。惜しまずに食材を投入した贅沢なスープですがまとまり具合の良さが半端ない。

しばらくスープの旨味を確認するようにスープばかり飲んでいました。

ただ麺も最高に旨い!

平打ちの中細麺ですが、柔らかな食感の中にほんのりコシがあります。スープとのからみが最高。一体感がすごい。なんともまろやかな麺です。

チャーシューは計4枚ですが、どれも分厚くて驚き。食べごたえがあります。

そして、豚は2種類。縁の赤い焼豚とバラ肉のチャーシュー。

昔ながらの少しべたっとした食感の焼豚は柔らかく、豚バラチャーシューは柔らかいもののほどよく固形感を残している。

どちらも脂身がしっかり。旨味がよく出ています。これはすごいな。

鶏は両方ともムネ肉でしょうか?

しっとりでパサツキ皆無の鶏は火入れ完璧な感じ。そして今写真を見ても厚みがすごい。

ワンタンはつるつる食感の皮が美味しい。

穂先メンマはコリコリ。味玉は味控えめ。

スープに絡まさせるとちょうど良い塩梅に。

このスープを残せる訳もなく。

完飲。

いやぁ、美味しかった!鷺ノ宮の時に食べたのは塩なので単純な比較はしずらいのでが、満足感は今回の方が断然上ですね。

青葉台「らぁ麺 すぎ本」の行き方と営業時間

〒227-0061 神奈川県横浜市青葉区桜台26−1

東急田園都市線 青葉台駅から徒歩10分くらいです。

青葉台駅の改札を出て右側に(北口)にバスローターリーが見えます。

その左側にバス通りがあり、右方面へややくねくねした道をまっすぐ歩くと「らぁ麺 すぎ本」にたどり着きます。

【 青葉台 らぁ麺 すぎ本の営業時間 2023.01食べログより転載 】

11:30~15:00 / 18:00~21:00

定休日 月曜日、火曜日

青葉台「らぁ麺 すぎ本」の感想と食べログ採点

【 青葉台 らぁ麺 すぎ本の感想 】

・最高に美味しかった。旨味に深み、厚みがあり更に素材感のバランスの良いスープが最高。自家製麺もハイレベル。さらに、チャーシューは美味しい上に厚みもあるのが素晴らしい。

・普通のラーメンでも満足できると思うが、すぎ本の特製は特に内容が素晴らしいので特製をお勧めしたい。

・本文にもあるように自分が訪問した後もテレビに出たようなのでしばらくはフィーバーが続くかも。

・店内の雰囲気良し。接客は特別感はないももの人気店の安定したサービスで感じ良し。

らぁ麺 すぎ本ラーメン / 青葉台駅
夜総合点★★★★ 4.4

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