B級孤独のグルメ

「拉麺 成」何もない?横浜・高田の住宅街に大人気店が出現!閉店情報も

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2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)

世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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My hometown 横浜・高田町

横浜市の大半は地味な住宅街

横浜市は大阪市や名古屋市よりもはるかに人口が多く、東京を除けば全国で一番大きな市です。

みなとみらいのおかげがイメージだけは良いですが、実際は大半の住宅街はみなとみらいからは遠く、何もない地味な町ばかり。横浜の飲食店は質も量も東京には劇的に劣ります

更に市営地下鉄が開通するまでは陸の孤島のような場所も多数存在していました。(今でもたくさんあると思います)

自分の育った港北区高田町は正に典型的な陸の孤島。

東横線の日吉駅に行くにも綱島駅に行くにも徒歩だと30分近くかかり、バスは当たり前のように渋滞し、駅で自転車を止める場所を探すにも苦労するようなとにかく不便な町でした。

それが2008年に地下鉄のグリーンラインの高田駅が完成しアクセスが劇的にアップしました。

2018年横浜・高田に拉麺成 (なり) がオープン、そして大評判に

2018年の1月末に高田駅からも5分以上歩く不便な場所に「拉麺成」がオープンしました。

実はTwitterで高田の「拉麺成」が評判になっているのは早くから気づいていました。

しかし高田という名前は全国にあふれるありきたりな名前。○○県の自分が知らない高田だと思っていたのです。しかし先日気になって調べた所、横浜市港北区の高田ではないですか。

この時は本当に驚きました。また地図で確認した所、地味な高田の繁華街からさえも遠い場所。

この目で見たくていてもたってもいられなくなり、とある日曜、実家を訪問した折に「拉麺 成」を訪れました。

横浜・高田の「拉麺 成」とは?

ホームページを探したのですが、見当たりませんでした。「拉麺 成」の食べログ得点は3.52。関内の大人気店「丿貫 (ヘチカン)」(食べログ3.63)に味に似ているという評価がいくつか見られました。

食べた感じでは名店でかなり修行された方が開かれた店であるのは間違いないと思いますので、何かわかりましたら付記したいと思います。

「拉麺 成」の行列とメニュー

グリーンラインの高田駅を降りて天満宮の少し先の店舗を目指します。

近づくと遠目にも拉麺なりの存在を確認することができました。大行列があったからです。

子供の頃何度も通った道ですが、付近にも思い出せるようなものは天満宮以外にありません。そもそも飲食店自体もあまりなく、外食するのに困るような土地柄でした。

並んでいる途中で店員がメニューを持ってきました。

そして「今日は麺がもちもちです」と言われます。日頃の麺は食べログを見る限りぱっつん系のようです。

拉麺成のメニューの名前はかなり個性的。エレガントな煮干拉麺。メロウな醤油拉麺。ニボリッチ。ホルブラ。肉メッシ。肉メッシというネーミングがとくに笑えます

「浅利好きだと叫び鯛」も猛烈に気になりましたが、煮干がメインの店?と考えニボリッチを注文しました。

店内は7席ほどで一品一品丁寧に作っているためか時間がかかります。おそらく30分くらい待ってようやく入店。

店内には凝った木のメニューがありました。

厨房は3人ほどで店員は4名。店内でも多少待ったので回転率は良くなく、利益率はそこまで高くなさそうです。

拉麺成のニボリッチ

器に軽く驚きます。帽子をひっくり返したような器。よくヨーロッパで大道芸人がチップを入れるために置いておくようなハットの形状です。

中央には「成」と書いてあるので特注したのでしょうね。

カウンターは7席しかないですが、店内は広々しています。隣の人との空間も十分にあるこそこの大きな器が可能になるのでしょうか。

まずスープをすすります。おおっ、煮干しは濃厚ですがバランスがよく飲みやすい。動物系(鶏?)もうまく混ざっているのでしょうか?

そして麺がもちもちとまではいきませんが、もちっとした食感があり美味しいです。煮干し系=ぱつぱつ麺 (少し固めの麺) はよくある組み合わせですが、もちっとした麺にも合いますね。

そしてなんとなく「麺屋一燈」を彷彿させるような色の低温調理したチャーシュー。鶏がぱさつく感じなくジューシーで美味しいです。豚もしっとりした生ハムのようで素晴らしい。

ぶっといメンマも美味。葱や玉葱の使い方もよく、文句のつけようのない拉麺でした。

これだけのものを提供できれば、何もない?住宅街にも行列ができるのですね。

拉麺成の行き方と営業時間

〒223-0066 神奈川県横浜市港北区高田西2丁目9−18

グリーンラインの高田駅 (日吉から2駅) から徒歩5分強です。途中何もなくて「こんな所にあるのか?」と少し不安になるかもしれません。天満宮の少し先です。

【 高田 拉麺 成の営業時間 】

火・水・木・土曜日
11:30〜14:30 18:00〜21:00
日祝日
11:30〜14:30 17:00〜20:00

定休日 月・金曜日

拉麺成の感想と食べログ採点

【 拉麺成の感想 】

・スープ、麺、チャーシューなど全てが高レベル。都内の人気店と遜色ないと思う。

・何もない?所にこんなラーメン店ができる事自体驚きだが、人口は多い。行列に目を留めていた人も多かった。安定した顧客が見込めるので今後はこういう立地の人気店も増えるかも。

 

拉麺 成ラーメン / 高田駅
昼総合点★★★☆☆ 3.8

高田 拉麺成は閉店 仲町台の支店も閉店

詳細は分かりませんが、高田の成は仲町台の支店開店後しばらく営業していなかったようです。その後仲町台も高田も両方とも閉店。

2023.01.10現在Twitterのプロフィールにはシンプルに以下のようにだけ書かれています。

高田、仲町台は閉店しております。

唐突な感じがありますね。何か分かったら追記します。

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Comment

  1. 中澤一郎 より:

    味と云うよりも、見た目で楽しませてくれるラーメン屋さん!かな。ラーメンショップの様なあの、味が無い!昔懐かし東京ラーメンとも、違う。器の芸術性はカナリノ物、インスタ映えする。そこを狙っているのかな、と、こちらが感じる以上に、それなりの知識を身に着けたオーナーの様である!

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