横浜中華街の老舗「謝甜記」で本格的な中華粥と海老焼売を頂いた
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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今回の内容
香港のお粥は本当に美味しい
香港で1番美味しい料理はお粥だ!
香港はここ10年くらいで特に好きになった街で5回ほど訪問しています。
香港には美味しいものがそれこそ到るところにあります。自分が知らない料理もまだまだあると思いますが、自分の知る中で1番美味しい香港料理はお粥です。
お粥に続くのが有名な飲茶でしょうか。
しかしお粥が美味しいと周囲に言っても説得力がないんですよね。なんせ日本のお粥は病人食のような感じ。
上の羅富記のお粥写真を見てもよだれが出る人はいないのではないでしょうか?見栄えもしない。インスタグラムで「いいね」がたくさん貰えそうなことはなさそう。
香港のお粥が美味しい理由を考察してみた
【 香港のお粥が美味しい秘密 】
・インディカ米 (タイ米) を使っていること。
粘り気がないのでお米を煮込んでトロトロにしてももサラサラ食感が残る。
(一方で日本のお米は粘り気がありこれが日本のお米を美味しくしている理由だが、お粥にするとドロドロになってこの粘り気が美味しくない)
・出汁が効いていること
鶏が中心だと思うが他の動物系や魚介の出汁なども効いている。日本の美味しいラーメンと同じで出汁が命な感じ。かなりの複雑系だが本当に美味しい。
(一方で日本の家庭で作るようなお粥は出汁を重視していない。出汁が入っていないことも)
他にも理由があると思いますが、自分が香港のお粥が美味しいと感じる理由は主にこの2点です。
お米がサラッとしていて出汁が効いているので具材の美味しさは+αのような感じで1番大切な要素ではありません。ラーメンでもスープと麺が何より大切なのと同じ事です。
新宿駅 NEWoMan (ニュウマン)「オイスターバー ワーフ」のお粥はイマイチだった
先日、新宿のNEWoManで朝食を食べる所を探していると「オイスターバー ワーフ (Oyster Bar wharf)」でたまたま朝食にお粥があることを発見。
食べログでこの店をチェックすると得点は3.51。人気のある店のようです。
得点よりも気になったのは「オイスターバー ワーフ」はシンガポールの有名店らしいということ。
シンガポールは広東からの移民も多い街。香港同様の美味しいお粥が食べられるでは?と思ったのですが。
このやたらに気取ったお粥。全然美味しくありませんでした。理由は完全に日本流のお粥だったこと。
米はドロドロで出汁はほぼ効いていない。燻製ぽい牡蠣はまずまずでしたが、基本がなってないのは大問題。
シンガポールでこんなものを出しているとも思えず、がっかりしました。
この時から無性に「本物の」お粥、香港粥を食べたくなり、数日後の朝横浜中華街へ小旅行に行くことにしました。
目的はそう、多分日本で1番有名なお粥の老舗「謝甜記」です。
横浜中華街の老舗「謝甜記」とは?
「謝甜記」は1951年創業のお粥専門店。テレビや雑誌などによく登場する超有名店です。
自分も名前はよく知っていて、横浜出身で子供の頃から中華街に行くことの多かった自分は1度くらいは行ったことがあったかなと思っていたのですがどうやら今回が初めてのようです。
「謝甜記」のホームページを見ると、
当店のお粥は、生の米から乾燥カキ・乾燥貝柱・鳥一羽丸のまま入れ約4時間煮込み、塩は「セル マラン ド ゲランド」と言うフランス原産の物を使用しております。
やはり出汁にこだわっているようです。間違いなく日本風のお粥ではなさそう。
そもそも日本の中華料理は広東中心。横浜中華街も広東料理の店が多数を占める印象があり、本場のお粥が食べられることに疑問はありませんでした。
「謝甜記」の外観・内観とメニュー
日曜の9時半頃だったのですが、店頭には行列が。
年配の方も目立ちます。
この「オカユヤ」というなんともレトロな表記が良い。
お粥は一通り揃っているようです。1番人気という五目かゆを注文しました。
香港のお粥屋では飲茶があるイメージはありませんが、ここは日本。謝甜記では飲茶も人気メニューのようです。
油炸燴 (ヤウチャッカイ) という中国の揚げパンも気になりますが、鮮蝦(海老)シュウマイを追加することにしました。
店内もほどよくレトロで、やはり年配のいかにも常連客風の方が多く見られました。
「謝甜記」で頂いた五目かゆと鮮蝦焼売
注文してからさほど待たずに先に鮮蝦焼売が運ばれてきました。
食感の強い肉が詰まった感じの美味しい焼売です。いかにも中華街のシュウマイという感じ。
ただ海老の感じはあまりなく、注文を間違えたか?と思いましたが、焼売は1種類なので間違いないと思います。
やはり見た目は地味ですね。
さて、頂きます。
うん、お米はサラッとしているインディカ米。出汁が効いている。間違いなく広東粥です。
五目なので海老やイカなども入っていました。野菜もたくさん。白菜がシャキシャキで美味しいです。
ただ出汁は思ったほど効いていません。薄い感じもします。夢中になって食べるというスープではなくゆったりと頂きます。とはいえ量はそれほどでもないのですぐに食べ終わりました。
正直言って香港のレベルの高いお粥とは隔たりがありました。
香港の「羅富記粥麺専家」のお粥を10とすると7くらいでしょうか?
それでも日本で食べられるお粥とすればかなりレベルが高いと思います。
これで1,070円ほど。有名店にしては良心的な価格でしょうが、やはり香港と比べるとかなり高いです。
「謝甜記」の行き方と営業時間
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町165
中華街東門からはすぐです。元町中華街駅からは5分くらい。
石川町から善隣門を通っていくと10分ちょっとです。
すぐ近くに弐号店もあります。
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町189−9 辰ビル
【 謝甜記の営業時間 2023.02食べログより転載 】
月~金 10:00~15:00 / 16:30~21:00 (L.O.20:30)
土 9:00~21:00 (L.O.20:30)
日・祝 9:00~21:00 (L.O.20:30)
定休日 火曜日
香港のお粥屋は早朝から営業していますが、こちらはそこまで早くないのですね。弐号店の早くからやっていて無休のようです。
「謝甜記」の感想と食べログ採点
【 謝甜記の感想 】
・お米は粘り気のないサラサラのインディカ米を使い、出汁の効いた正統派の中華粥。日本で食べられるお粥としてはかなりレベルが高い。
・レトロな雰囲気も良い感じでタイムトリップしたような気分が味わえる
・ただ正直なところ香港の有名店と比べると出汁が弱い。そこは少し残念。
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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