王道の美味さを感じる！反町「田ぶし」で本家田ぶしらーめん

2017年5月9日

2021年11月12日

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世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK！
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業：英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技：将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味：旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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反町には「ラーメン星印」と「SHIN」という２つの有名ラーメン店があることを最近知った。Twitter上でツイートをよく見かけるからである。

とある火曜日に実家に行った帰りに反町を目指す。横浜出身の自分には少しだけ馴染みのある町である。

ところが「ラーメン星印」と「SHIN」の両店とも休みであった。平日では月曜日や水曜日が休みのラーメン屋はよくある気がするが火曜日が休みなのは意外であった。

しかもライバル関係にある？両店の休みが同じ曜日であるのにも意表をつかれた。

本来なら大いに困るところだが、代替案はすぐに見つかった。「SHIN」の少し手前に「田ぶし」という店があったからである。

事前情報はなかったため、正直なところあまり期待はしていなかったが、絶品だった。

とんこつベースに鰹の香味油漂うスープが美味い。濃厚ながら後味さっぱり。更に自家製麺は加水率低めで茹で加減程よく、脂身たっぷりのチャーシューや穂先メンマも優秀。

反町は狭いエリアがラーメン激戦区だった模様。しかも同じ通りの同じ側に面している。

更に家系ラーメンの店もあり、「横浜家系ラーメン中島家」から「田ぶし」「SHIN」ときて「ラーメン星印」まで歩いてほぼ１分くらい。

反町には間違いなく再訪する。火曜日以外に。

東横線反町駅から「SHIN」を目指す。子供の頃は駅は地上にあったのだが今は横浜駅が地下に移ったのに合わせて反町駅も地下にある。地下にもぐってから行ったのは初めて。

迷うような感じではなく数分で目的地辺りに着くが。

「SHIN」はシャッターが閉まっていた。激しく動揺。

実は「ラーメン星印」が休みなのは事前調査で分かっていたのだが、「SHIN」まで休みとは知らなかった。

先入観で火曜日が休みの飲食店は少ないと思っていた。それ自体が正しいとしても肝心の自分が行きたい店が休みではどうしようもない。

年のために「ラーメン星印」も見てみるがやはり休み。しかしこの☆印。目立って良いな。

通常なら途方に暮れるところだが、代替案はすぐに見つかった。何せ「SHIN」の手前にラーメン店があったから。

「田ぶし」である。「本当においしいラーメンがここにあります」と看板には書かれている。

「こだわりの自家製麺」とも書かれている。

しかしこれだけですぐ入店するほど自分は甘くない。ラーメンデータベースで調べてみる。

すると「田ぶし」は80.5％。これは決して高い数字ではない。ちなみに「星印」や「SHIN」は95%を超えている。

横浜の他の地区に移動することも考えたが、当てがあるわけでもないのでこれも運命と思いに「田ぶし」入店してみた。

店内に入りメニューを見ると「本家田ぶしらーめん」「東京醤油とんこつらーめん」の二本柱のようだ。それに辛いラーメンとつけ麺。

店員さんにこの２つの違いを尋ねると「田ぶしらーめん」は魚介豚骨ラーメンのようだ。本家とも書かれているし、そちらにすることにする。更に大盛りが無料とのことなので大盛りにしてもらった。

ゴマがあるのが、嬉しい。調理場では丁寧に作っている姿が見える。そして、

「本家田ぶしらーめん」が着丼。香りが香ばしい。

そしてスープがインパクトあり。

濃厚ながら上品で後味さっぱり。個人的には池袋の東京とんこつラーメン「屯ちん」と新宿の「焼あごラーメンたかはし」を足したような味に感じる。これはうまいわ。

小麦がほんのり見える自家製麺は加水率低めで茹で加減がちょうどよく、自分の理想に近い。

脂身たっぷりで味のしっかりついたチャーシュー

たけのこ感がしっかり味わえるや穂先メンマも優秀。