B級孤独のグルメ

六本木「天鳳」「ドラム缶スープ」と「1・3・5」でバブル期に一世風靡した名店は健在

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B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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天鳳とは?

旭川ラーメンを提供する天鳳は1974年札幌ラーメン横丁にオープン。六本木の支店は1984年オープン。

2023年8月現在天鳳の店舗は札幌ラーメン横丁と六本木の2店。以前は大塚にも支店がありましたが閉店。また天鳳で修行された方の店としては芝公園の「天虎」があります。

 天鳳はバブル期に一定風靡した店で当時六本木で遊んでいた人は誰でも利用したことがあったのではないでしょうか?締めのラーメンとして大人気でした。

バブル期の恩恵はほとんど受けていない自分ですが、新入社員として入社した会社のオフィスは神谷町にあり、たまに会社の先輩に六本木に連れて行って貰うことがありました。

飲んで食事をした後の締めは「天鳳」。

道路沿いに置かれたドラム缶が目印。また、注文の時に「1・3・5 (イチサンゴ)」という謎の呪文を唱えるのが常連の注文方法で、自分も真似をして1・3・5を頂いたものです。

当時一世風靡をした店は恵比寿の「ラーメン香月」など再オープンした店はあるももの、一旦は店を閉じてしまった店が大半ですが、天鳳は未だに普通に営業を続けています。

実は最近までそのことに気づいておらず、先日たまたま通り沿いにあったドラム缶を見てびっくり。日を改めて訪問することにしました。

六本木 天鳳の行き方、外観、メニュー、1・3・5 (イチ・サン・ゴ)について

〒106-0032 東京都港区六本木7丁目8−5

六本木駅、乃木坂駅 徒歩5分

以前は右手に見えたのは防衛庁でしたが、現在は六本木ミッドタウン。

通り沿いに目印があります。

そう、懐かしのドラムカン。「札幌ラーメン横丁 ドラムカンスープ 天鳳」と書かれています。

なんでも天鳳の創業当時は大きな寸胴が無く、代わりにドラム缶を使って仕込みをしていたことから天鳳を象徴するものとして利用しているようです。

店は少し中に入り込んだ場所にあります。

六本木 天鳳の外観 その1

六本木 天鳳の外観 その1

六本木 天鳳の外観 その2

六本木 天鳳の外観 その2

店頭は雑然とした感じ。

なお、口コミによると「写真撮影は禁止」あるいは「禁止だった」ようで今がどちらかは分かりませんが、いざこざは嫌なので今後はラーメンの写真しかありません。

【 六本木 天鳳のメニュー 】

ラーメン900円
大盛ラーメン 1,050円
チャーシューメン1,300円
大盛チャーシューメン 1,500円
めし 250円
半めし 200円
ビール 500円

これが店内にあった黒板を書き写したもの。なお、味噌や塩もかつてはあった気がするのですが、今もあるのか確認できませんでした。

なお、席の上に「1・3・5」の説明も置かれていました。

1・3・5は醤油ラーメンの普通より

1.麺硬く 2.麺やわく× 3.油こく 4.油うすく× 5.しょっぱく 6.しょっけ薄く×

1・3・5は醤油ラーメンに限ります

個人的な好みは2・3・6ですが。2・4・6には☓が書かれていたので指定できなそうです。

また「めんばり」というのもあるようです。

めんばりは醤油ラーメン1・3・5をさらに

麺硬く、油こく、しょっぱくした醤油ラーメンです。

めんばりは醤油ラーメンに限ります。

頼む直前まで1・3・5にしようと思っていましたが気が変わって単にラーメンを注文しました。

なお、「醤油ラーメンに限ります」とあるのでやはり味噌や塩はあるのかな。

厨房は若手2名ですが、ベテラン風の方が1人目を光らせている感じでした。自分のいた時間は人は少ないのにそのせいで緊張感がありました。

六本木 天鳳で頂いたラーメン

雰囲気ある丼で登場。絵柄が美しいな。

ラーメン@天鳳 六本木

ラーメン@天鳳 六本木

具はチャーシュー2切れ、メンマ、ねぎ。

スープから頂きます。

うん。美味しい。分類上は豚骨醤油になるのかな。豚骨の旨味がクリアで魚介系の旨味ものっかってくる感じ。すっきりと美味しいです。

麺は東京では以前ほど見かけなくなった札幌ラーメンと言えばの西山製麺製の中太縮れ麺。

コシの強い玉子麺ですね。個人的にはもう少し柔らかくてもいいくらいで硬めにしなくて良かった。

ただメンマの作りは最近の洗練されたものに比べるとやや雑な気も。

チャーシューは脂身をほとんど感じません。アブラスキーな自分が苦手ななつ。

個人的にスープは悪くないと思いますが、他は現在の洗練されたラーメンと比較すると粗が目立ちます。

昔を懐かしむために訪問良いと思いますが、若い人にこれはかつての名店だから食べておけと勧めたくなるラーメンではなかったですね。

 

天鳳ラーメン / 六本木駅乃木坂駅六本木一丁目駅
夜総合点★★★☆☆ 3.0

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