大森「丸一」1964年創業 多くの名店を輩出した老舗のとんかつは最高に美味い！
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK！
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業：英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技：将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味：旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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大森 丸一(まるいち)とは？
大森の丸一は1964年に創業。長らくとんかつの名店であり続けているのと同時に多くの名店を輩出した事でも有名です。
なんといっても1番有名なのは、一時期は食べログで4を超えていた超人気店、蒲田の丸一でしょうか？
また大森丸一直系の店は鹿児島と上諏訪に同名の店舗があり、関内の丸和も直系です。
ただ自分にとって大森丸一系列と言えば、なんといっても閉店してしまった蒲田の鈴文(すずぶん)です。
鈴文は自分がかつて常連だった蒲田将棋倶楽部のすぐ近くにあり、今は日本工学院専門学校の立派な校舎があるあたりに存在していた裏路地に店を構えた頃から幾度となく通っています。
ここは将棋道場仲間のたまり場で多くの人がやみつきに。仲間と行くこともありましたが、1人で行ってもたいていは知り合いに会うほどでした。
当時はグルメには全く興味がなく、その後文春から発売されていた「東京いい店うまい店」に鈴文が出ていたのを見た時はすごく驚いたものです。そこで鈴文の店主が大森丸一出身と知りました。
さて、大森の丸一ですが、かつて数回行ったことがありますが、行ったけど食べられなかった事の方が全然多い。
そう、こちらの営業時間は11:30～13:00と17:00～19:00。昼夜やっていますが、どちらも極端に営業時間が短いのです。行ってみたけどやっていないという経験を何度かしています。汗。
今回はそうならないよう平日の12時半頃に丸一に伺いました。
なお、大森丸一は食べログ3.73(2020.07.01現在)で百名店にも選ばれています。
大森 丸一の外観、メニュー、店内の雰囲気
大森駅東口を出てアトレの階段を下り右折してしばらく歩くと「味のとんかつ 丸一」という看板が見えてきます。
ランチは鯖の塩焼きのみなのに大人気の「鯖なのに。」の少し先。
店頭には通常営業の文字も見えますが、自粛要請が出ていた期間は休みも多かったはず。
メニューの写真がありました。外にもあるのは良いですね。
店頭に飾られた大森 丸一のメニュー
従業員はやや高齢者な店なのせいか3密を意識したコロナ対策も万全なようです。
さて、入店。12時半頃でこの時間帯は並ぶこともありますが、すんなり入れます。ただ中はやはりほぼ満席でした。
メニューは透明な仕切りに置かれていました。
店内に飾られた大森 丸一のメニュー
【 大森 丸一の主なメニュー 】
小とんかつ定食 80g ロース 1,300円
とんかつ定食 170g ロース 1,700円
大とんかつ定食 250g ロース 2,200円
限定かつ定食 300g ロース 3,600円
小ひれかつ定食 80g 1,400円
ひれかつ定食 170g 1,800円
大ひれかつ定食 25g 2,300円
エビフライ定食 タルタルソース 3,600円
定番のロースかつを注文。とんかつは170gでも大きく感じるくらいで自分には十分です。
なお、注文時に「ご飯普通で良いですか？」と聞かれましたが、普通でお願いしました。ちなみに大盛は+50円。お代わりは小ライス100円、普通ライス200円です。
卓上調味料はすごく豊富。
ソースは甘口と辛口。醤油。塩はアンデスの紅塩パウダー、ひんぎゃの塩、南の極み。更に激辛注意と書かれたハバネロソース、馬場ネロソース、七味唐辛子、マスタードまであります。
店内は長らく通い詰めていそうな常連風の人ばかり。皆静かに食べています。厨房では老シェフが気合の入った顔つきで調理しているのが遠目に見えます。
さて、10分少々待ってとんかつ定食が運ばれてきました。
大森 丸一で頂いたとんかつ定食(ロース)
堂々たるとんかつ定食。
とんかつ定食(ロース)＠丸一 大森
そして豚汁。自分としては鈴文を思い起こす豚汁の外観と器ですが、もちろんこちらが本家。
鈴文の豚汁も美味しかったですが、大森丸一の方が上。
具がとにかく盛りだくさん。特ににんじんが多くしかもトロトロになるくらい煮込んでいます。豚肉も同様。
そして生姜風味のみそ汁にそれらが作り出すなんとも言えない濃厚な旨味を作り出しています。これは最高ですね。
ご飯の盛りは普通でもしっかり。
さて、メインのとんかつ。最初にキャベツを食べましたが当たり前のようにシャキシャキです。
大森丸一は特にどの銘柄豚を使っているかは公にしていません。林SPFを使っている蒲田丸一や、旧鈴文とはその点で違います。
林SPFほど明快に分かりやすい豚ではありませんが、それでも良いものを使っているはずで十分に美味しい。
衣はまさに職人芸でサクサク。衣だけ取れることなどありません。しっかり火が通っているのでピンク色な感じではありませんが、柔らかでジューシーな脂身も優秀。
ソースも使いましたが、アンデスの紅塩パウダーが個人的には1番しっくりきました。
全く不満を感じないとんかつです。派手さはありませんがしっかりとして技術に裏打ちされたとんかつは今なお古さを感じません。
現在では蒲田の丸一の方が有名で、林SPF豚は魅力的ではありますが、キャベツのシャキシャキ度や豚汁の美味しさなどでは大森丸一の方が全然上だと感じました。
大森 丸一の行き方と営業時間
〒143-0016 東京都大田区大森北１丁目７−２
【 大森 丸一の営業時間 2023.02食べログより転載 】
11:30～13:00 / 17:00～19:00
定休日 水曜、日曜、祝祭日
営業時間が極端に短く、日曜だけでなく水曜が定休日なのでお気をつけ下さい。
大森 丸一の感想と食べログ採点
【 大森 丸一の感想 】
・どの銘柄豚を使っているかは明言していないものの美味しい豚。見事な衣のサクサク感などに高度な技術が伺える。ロースかつは柔らかでしっかり味わいがあり、脂身もジューシー。美味しい。
・豚汁は最高レベル。人参や豚肉などがトロトロに煮込まれていて、全体的に濃厚な旨味がしっかりと感じられる。
・昔ながらの店内ながら非常に清潔。店員さんのサービスも丁寧できちっとしている。
・安い訳ではないが料理のクオリティを考えるとリーゾナブルだと思う。
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK！
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業：英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技：将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味：旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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