黒い！とんかつが超激ウマ！「黒豚トンカツ さつまやとんとん」都立大学 3月にオープン

2021年5月2日

2023年4月6日

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「黒豚トンカツ さつまやとんとん」とは？

都立大学の「黒豚トンカツ さつまや とんとん」は2021年3月9日オープン。

黒豚と言えば見かけが黒い豚のことですが、なんと「とんとん」のトンカツはとんかつ自体が黒い！最初にネット上で写真を見かけた時は驚きました。

なんでも竹炭を練り込んだ黒いパン粉を使っているためだとか。

それだけでも行く価値は十分にあると思いましたが、さらに「とんとん」黒豚は鹿児島の六白(ろっぱく)黒豚を使っているらしい。

六白黒豚と言えば自分の大大好きな大門の「のもと家」で使っている希少な高級黒豚です。

大門「のもと家」東京を代表するとんかつの名店 甘い六白黒豚が最高！

2019-05-06

自分の好きな豚の銘柄と言えば「とんかつ檍」をはじめ現在では多くの名店で使われている林SPF。

これを超える豚は個人的になかなか現れませんですが、六白黒豚は林SPFと同等に最高の評価をしています。

ただ今まで「のもと家」でしか食べたことがないので他店舗でも「六白黒豚」のすごさを味わってみたい。

ということで、今回は行くのに迷う要素がなかったので早速「さつまや とんとん」に行ってきましたが期待を裏切らない素晴らしい豚でした。

ちなみに「さつまや」は原宿が本店。他に代々木上原「さつまおこじょ」 広尾「さつまや」都立大学「SEGOTON」が系列店ですが基本は鹿児島料理の店のようでとんかつは「とんとん」が初めてとか。

また「とんとん」開店当初は芸能人からたくさん花輪が飾られていたとの口コミがありました。

芸能界にパイプあり？な感じですがそれを裏付けるように2021年4月3日に放送された「王様のブランチ」に早くも登場しています。

「王様のブランチ」のレポートをしているきなこさんとパンサーの3人が「さつまや とんとん」を訪問したそうです。開店から1ヶ月足らずでテレビ出演とはすごいですね。

都立大学「黒豚トンカツさつまやとんとん」の外観、メニュー、店内の雰囲気

超久しぶりの都立大学。

振り返ってみると自由が丘～渋谷間はそれなりに利用する駅ばかりですが、都立大学はいつ以来なのか思い出せません。おそらく弊ブログでも都立大学の店舗の記事はなかったはず。

「さつまや とんとん」は駅前のメイン通り沿いではありませんが、都立大学駅より徒歩2分くらいの駅近な立地にありました。

瓦がありますが、白と黒を基調とした店舗はあまり目立つ感じではありません。

都立大学「黒豚トンカツさつまやとんとん」の外観

ただハットを被った子豚はマスコットキャラクターでしょうか？

結構可愛い感じです。

メインメニューはシンプルに4つのみ。

都立大学 黒豚トンカツさつまやとんとん 店頭に置かれたメニュー

1番安いメニューで2,000円超え。高級トンカツに慣れていない人は躊躇しそうな価格帯です。なお、値段の違いは質ではなく量だそうです。

店内は手前にテーブル席がありましたが、奥のカウンター席に案内されます。食べログによると座席数は20。

最初に冷たい緑茶が出されます。

内観はシンプルながらスタイリッシュにまとまっています。広さもまずまず。目の前は厨房で高低差もなく調理の様子が良く見えます。

スタッフは4名ほど。1人がこの道のベテランという感じで他の店員にレクチャーするような様子もありました。

黒とんロースを注文。

都立大学 黒豚トンカツさつまやとんとん 店内のとんかつメニュー

2,200円でした。

(追記:2022.08現在これらは+200円のようです)

ご飯、味噌汁、おかわり自由。これの他に漬物も付いてきます。キャベツのドレッシングをポン酢と玉ねぎから選べるとのことでポン酢でお願いしました。

裏はドリンクメニュー。

都立大学 黒豚トンカツさつまやとんとん 店内のドリンクメニュー

鹿児島焼酎ならぬ、鹿児島ハイボールなるものもあります。

また黒いトンカツの秘密に関する説明書きもありました。

都立大学 黒豚トンカツさつまやとんとん 黒いパン粉の説明

竹炭は家でも水に入れているので馴染みがありますが、食べ物では久しぶりかも。そう言えば、以前品川「品達」に「初代けいすけ」という竹炭を使った黒いラーメンがあったのを思い出します。

裏は六白黒豚の説明書き。

都立大学 黒豚トンカツさつまやとんとん 六白黒豚の説明

「六白黒豚」は鹿児島産の純粋黒豚の中でも流通量1%にも満たないため幻とも言われている最高クラスのブランドなんですね。

体に六ケ所白い部分があるので六白という名前なのか。それは初めて知りました。「非常に柔らかいのに歯切れが良い」というのは「のもと家」で食べた時にいつも感じます。

卓上の調味料はソースと「ひらめき」という鹿児島の香辛料。

小みかん、タカノツメ、ゴマが原料と書かれています。初めて見ましたがマニアには有名なようですね。

調味料は後で配膳されたとんかつにごま塩も添えられていました。

都立大学「黒豚トンカツさつまやとんとん」で頂いた黒とんロース

あらかじめ写真を見て知っていても黒いとんかつはインパクトがあります。

前提知識なしにこれを見たら間違いなくびっくりするはず。

最初に味噌汁を頂きますが、これが美味しい。

節系がしっかり効いています。しかし豚汁風でもあるな。何だろう？よく見ると参や豚肉を確認。豚汁だけとWスープという感じでしょうか？

さて、黒いとんかつ。

黒とんロース＠黒豚トンカツさつまやとんとん 都立大学

逸る気持ちを抑えてまずはポン酢でキャベツから頂きます。最高とまではいきませんが、キャベツのシャキシャキ具合も悪くない。

そして黒いとんかつの表面をじっくり見ます。

通常よりも繊細な外見ながら脂身はしっかり。

まずは何も付けずに食べますが、身が本当に柔らかく、脂身は本当にトロトロです。最高に上品な味わい。これは脂身大好きな自分にはたまりません。独特の甘みが良いですね。

当たり前かもしれませんが「のもと家」で食べたものと良く似ています。

衣は良い感じにサクサク。当たり前かもですが竹炭自体の味はしません。ただ衣のサクサク具合に良い働きはしていそう。

すごく良い感じにまとまっています。

その後はごま塩をつけて頂きます。ちょっとソースをつけるには勿体感じがするくらいの肉です。

途中でご飯とキャベツをお代わり。

あまりにとんかつが美味しくてご飯も進みます。

漬物も沢庵の味付けやこりこり具合が最高で凝ったものだと分かります。

最後まで美味しく頂きました。

食後にトイレに行く途中で、店内の壁には多数のサインがあることに気づきます。

こちらは自分の席の近くにあった元「THE BOOM」のボーカリスト宮沢和史さんのサインです。

純粋なとんかつ屋ではなさそう、芸能人が関係していそうというのが実は来る前の数少ない不安要素でしたが、杞憂だったようです。

ちなみに会計はクレジットカードが使えました。

都立大学「黒豚トンカツさつまやとんとん」の行き方と営業時間

〒152-0032 東京都目黒区平町１丁目２６ 芝ビル 1階

東急東横線都立大学駅より徒歩2分

都立大学「黒豚トンカツさつまやとんとん」の感想と食べログ採点

黒豚トンカツ さつまや とんとん （とんかつ / 都立大学駅）
昼総合点★★★★☆ 4.0