鰻大好きブロガーが2023夏に訪問した全14軒まとめ 松屋、成瀬、和友、カブト、野田岩etc.
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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世の中には「マツコの知らない世界」に登場するようなラーメンを年800回食べるだの、バンバーグを今まで4,000食食べただのといった、一部に特化したマニアックな専門家がもてはやされる傾向があります。
でもそれってちゃんと比較できるのかな?色々な種類の食べ物を食べるからこそできる比較もあると思うのだけど、と雑食ブロガーのしげPは思ったりします。
鰻1つを取っても同じ。チェーン店に行く人はチェーン店しか行かないし、老舗専門店に行く人は老舗専門店にしか行きません。
しかししげPは違います。松屋、吉野家から、最近話題の「鰻の成瀬」、老舗の名店「野田岩」「いちのや」「カブト」など価格も提供方法も店の雰囲気も違う多様な店を訪問してきました。
これくらいやった方がちゃんと比較ができると思うのですよね。
どこが良いとは一概には決められません。安い店には安いなりの、高い店には高いなりの良さがあります。
また、以前からうっすら思っていたことですが、焼き方、蒸し方など調理法やタレの味付けは店によって違うのは当然のこととして、提供される鰻の品質自体には安い店と高級店でそれほど大きな違いはないのでは?という疑念が膨らみました。
国産鰻の方が高級とされる傾向は勿論あるし、自分自身もできれば国産を食べたい方ですが、味に関しては中国産だから劣るということはないと思います。
国産でも美味しい鰻とそうでない鰻がある。中国産でも美味しい鰻とそうでない鰻がある。
シンプルにこういう感じだと思います。あくまで個人的な感想ではありますが。
今回紹介する店に関しては全てブログの記事にしたので詳しくはそちらを読んで頂くとして、ここでは主観的に☆5つで簡単な評価をしたいと思います。
チェーン店の鰻
数年前の感想では牛丼チェーンの鰻は松屋一強で他は劣る感じでしたが、今年頂いた吉野家の鰻重も数年前に比べてすごく洗練されていました。
おそらく優秀なうなぎ専用の調理機が開発されたのでしょうか?「すき家」「なか卯」も以前よりは進化していそう。来年は訪問して確認します。
宇奈ととはかつては鰻専門店のように思っていましたが、現在は鰻も食べられる居酒屋のような作りになっていました。鰻は絶滅危機が叫ばれているだけに将来を見据えた戦略が伺えます。
大戸屋の鰻は1万食のみの提供で鹿児島産の鰻を使用したことが話題に。その分お値段は2,800円。ただ国産だからその分美味しいとはあまり感じませんでした。
松屋 うな丼 980円 ☆☆☆☆
「専門店に負けない」と松屋が豪語するだけはある安定のクオリティ。目立つ欠点は見当たりません。ただ以前に比べて熱量が落ちたというか、宣伝などのアピールは大人しめ。
以前のような牛丼チェーンでNo.1うな丼を提供するんだという意気込みは感じられませんでした。他社との差別化が難しくなっているのかも。
吉野家 鰻重 1,200円 ☆☆☆
お値段は張りますがその分量も多く、調理技術は数年前により格段に進歩していました。しかし、なんでこんなにタレが多いの?身の一部が池になっている。そこは気になりました。
宇奈とと うな重 960円 ☆☆
未だに一番安いうな丼が590円!という宇奈とと。
こちらのうな重は960円。
うなぎはタレ濃いめで脂ギッシュ。脂ギッシュの鰻は中国産の特徴かと思っていたのですが、最近の洗練された調理器を使うとうまく脂をそいでくれる感じ?
牛丼チェーンや鰻の成瀬などで、うまく偽装?しているのを感じましたが、宇奈ととは昔のままですね。もちろんこの方が食べごたえがあるという人も多いと思います。
大戸屋 国産鰻のうな重 2,800円 ☆☆☆
ボリュームがあって国産でこの価格は多分頑張った価格だと思いますが、探せば専門店でもこのくらいの量を出す店はありそう。
なんか評価が難しい。悪くはないけどという感じです。
高級鰻を安価で提供が売りのチェーン店
2023年夏の鰻屋の話題の中心になったのは「鰻の成瀬」でしょう。なんといってもニホンウナギが専門店の半額で1.5倍~2倍の大きさというのですから価格破壊。
ただニホンウナギは中国を含む東アジアに広く分布している鰻。「鰻の成瀬」も海外産であることを明記しており、国産ではありません。
産地に関しては名言していないので推測するしかないのですが、ほぼ中国産。一部台湾産?という感じです。
鰻の成瀬の店舗は信じられないくらいのペースで増殖中。2023年9月末には30店舗を突破する勢い。出店のペースが落ち着いたらまとめ記事を書きたいと思っているのですが。
なお、「清流うなぎ 月島」をはじめ「鰻の成瀬」同様のビジネスモデルを掲げた店が増えています。気にはなるのですが、似たようなものが出てくると思うと優先度は低くなりますね。
鰻の成瀬 日本橋店 ☆☆☆
7月の頭に成瀬に行った時はまだ9店舗だったのですが。
頂いたはうな重松は2,600円。はみ出た感じから分かるようにすごいボリューム。厚みもあります。今見てもすごいですね。
鰻の成瀬 立川店 ☆☆
成瀬は近所にできたので再訪。今度はうな重梅を頂きます。
これで1,600円。松の半分くらいなので松の方がお得感がありますね。
2度訪問して、職人ゼロで完結するシステムなので店内に立ち込める煙がなく鰻屋の雰囲気がない(調理場の活気がない)、うな重以外のメニューがないことなど色々気になるようになりました。
成瀬については今後も注目して状況を追いかけていきたいと思います。
清流うなぎ 月島 池袋 ☆☆☆
成瀬と同様のビジネスモデルを掲げる月島でしたが、個人的にはこちらの方が好印象。
1本鰻が3,300円。すごく映えます。
茶碗蒸し付きなのも良い。大粒の山椒の実を挽いて頂くやり方も良いですね。漂う香りが良いです。ただ、鰻の小骨が多かったのが少し気になりました。
庶民的な価格の鰻専門店
総合的に見て庶民的な価格で(おそらく)昔から国産鰻を提供している庶民的なうなぎ屋が一番満足度が高い気がします。
うなぎ和友 新小岩 ☆☆☆☆☆
個人的に日本一のうなぎが和友。異論は受け付けません。うな重福4,300円です。
うな正 神田 ☆☆☆
うな丼はついに1,000円を超えてしまいましたが長らく1,000円以下で頑張っていたうな正。
東京で国産鰻最安値の店はここ?
うな丼ダブル2,000円。もう一切れは中に隠れています。奥ゆかしい。もっと映える感じにした方が良いと思うんだけどな。
まんまる 池袋 ☆☆☆☆
川魚問屋が営業するまんまる。以前は新橋にもありました。すぐに売切れてしまいますが、形が不揃いな部分を提供する格安のまんまる丼が人気です。
うな丼は2,000円。肝のせ(+350円)にしましたが、こちらの方が満足度は高いですね。うなぎがすごく美味しいです。
市松 新橋 ☆☆☆☆
新橋駅前ビルの地下でずっと営業している市松。
焼きが良い感じで美味しかったですね。「こういうのが良いんだよ」な店でした。うな重は1,800円。同一価格で白焼きやひつまぶしもあるので、そちらを頂きに再訪したいです。
カブト 新宿 ☆☆☆☆
日本一有名なうなぎ屋、池袋「かぶと」と初代店主も修行したという新宿カブト。思い出横丁にあります。
ご飯はありませんが、「一通り(2,000円)」が秀逸。美味かったぁ。ただ冷房はないのでこれからの季節の方が良いかもしれません。
高級な老舗鰻専門店
雰囲気も味の一部だと思います。間違いなく。この二店は店構え、店内の雰囲気、サービスなども一流でした。
野田岩 麻布飯倉本店 ☆☆☆☆
江戸末期創業で200年以上の歴史。ミシュラン10年以上連続で一つ星。
B級グルメの自分には敷居の高すぎる店ですが。
店構えを見て更に怖気づきますが、ランチタイム予約なしですんなり入店。店内は雰囲気良しで、常連さんが大いに関わらず一見さんの自分にも接客は丁寧。
大きめの鰻重、煮こごり、鰻巻きで7,000円でお釣りがきました。
思ったほど高くなかったし、満足度が恐ろしく高かった。こういう店に普通に行けるようになりたいですね。
いちのや 川越 ☆☆☆☆
1832年創業の老舗。鰻屋の多い街、川越にあります。
いやぁ、味があるなぁ。
ひつまぶしは割とリーゾナブルで3,980円。肝吸いに漬物、そしてスイカ付きが良いですね。こちらもまた行きたくなる店でした。
2023年5月 月間751,120 PV(アクセス数)
世界一のグルメ都市東京の美味しい店と話題の店に絞って紹介しています。
B級1人グルメ中心でコスパ重視。ラーメン、カレー、とんかつ、寿司が大好きですが、好き嫌いなく美味しいものなら何でもOK!
独身中年おやじ。大阪→横浜→ロンドン→武蔵小山→小田原→西大井→大井町→国分寺
職業:英語講師 (英検1級、通訳案内士)、元翻訳者、元富士通
特技:将棋(将棋倶楽部24六段) 趣味:旅行、料理、お笑い好き(千鳥、かまいたち、オズワルド)
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